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暗黒メモ「君はなにも知らないんだね、男らしさのことを」

世のほとんどの男性にとっての「フェア」とは「とくになんの配慮もされず、気を遣われず、自分の存在価値は低く見積もられ、尊厳やプライドは大切にされず、他人からはうっすらと嫌われている」状態のことだ。これが彼らにとってのデフォルト=フェアな扱いである。

逆に女性からすれば「(主として男性から)配慮され、気を遣われ、丁重に扱われ、権利や尊厳は大切にされ、そしてなにより(性的価値の高さによって)うっすらと好かれている」状態のことをプラマイゼロのフェアでニュートラルな状態だと認識している。両者の「フェア」の参照点には雲泥の差がある。男性の「フェア」の水準は、女性の視点からすればゴミカス同然の扱いである。

ようするにフェミニストとは、男性や社会から「アンフェア」に甘やかされまくった末、甘やかされているという事実をすら客観的に認識できなくなり(それをフェア、あるいはニュートラルな状態だと勘違いするようになり)、自分のなかで生じた不満や不安にだけはますます敏感になってしまった人びとの最果ての姿なのである。