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「世紀の詐欺」セラノス創業者、エリザベス・ホームズに有罪評決…最高で懲役20年の可能性

セラノス(Theranos)の創業者は1月3日、3件の通信詐欺と1件の通信詐欺の共謀で有罪判決を受けた。他の4つの訴因については無罪となり、残りの3つの訴因については陪審員が全員一致で評決に達することができなかった。

ホームズが有罪判決を受けた4つの訴因は、ヘッジファンド・マネージャーのブライアン・グロスマン(Brian Grossman)、デボス家(DeVos family)、クラバスの弁護士のダニエル・モズレー(Daniel Mosley)が行った投資に関連した3件の電信詐欺と、投資家を欺こうとした詐欺共謀の1件だった。

ホームズは、9件の通信詐欺と2件の通信詐欺共謀の罪で起訴されていた。司法省は、ホームズとセラノスの元社長兼最高執行責任者のラメシュ・バルワニ(Ramesh Balwani)が、セラノスの技術力と財務に関する虚偽の主張を行い、同社の血液検査機器の問題に関する情報を隠して、投資家や医師、患者を欺こうと企てたと主張した。

それぞれの罪には、最高で20年の懲役、25万ドルの罰金、および賠償金の支払いが課される。