酒井順子「負け犬の遠吠え」がヒットした当時、その当事者たる「未婚・子無し・三十代(以上)」の女達は建前だけでも(本ッ当ーーに!建前だけ)負けを認められる余裕があったのに、現代では「負けてない!負けてない!」と鼻息が荒い。その余裕の無さは何が原因なのか。
建前だけでも「負け」ってことでいーじゃないか。他者の判定がそんなに大事かね。私は「子をもうけ育てることは至高」という価値観は社会や共同体の持続の為には必須だと思う。その為にどーでもいい他者からのそしりは受忍する。他者評価なんぞ気にするな、子無し女たちよ。必要な建前もあるのだ。
人工子宮が実用化されればそんな面倒な話もなくなるのだ