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「嫌韓」ってあるじゃないですか。私も昔の2chで東亜+とかにいたから空気感わかるんですけど、2000年代...

「嫌韓」ってあるじゃないですか。私も昔の2chで東亜+とかにいたから空気感わかるんですけど、2000年代って本当にネット特有のサブカルムーブメントだったんですよ。現実社会では、メディアも韓国文化とかに好意的で、やや親韓的な意見を言うのが「常識人」とされてきた。

@BlauerSeelowe

それが10年代からマスメディアを巻き込んでいっきにひっくり返った。誰も声に出してはいわないけども、韓国を嫌悪したり小ばかにする人が一気に増えた。なにが原因というのではないけれども、いろんな事件や言論の積み上げがそうさせた。ネットだけの言説だったものが、現実に染み出して侵食した。

@BlauerSeelowe

今のそれこそ4~50代ぐらいの、しっかりとした見識と社会的地位のある職業人が、飲み会とかで政治の話になると、ぞっとするほど低レベルな嫌韓的な言説を口にしたり、私でもちょっとどうかと思うほど保守的な思想を持ってたりする。そういう層が物言わぬ多数者として、社会に根付いている。

@BlauerSeelowe

私は、かつての「嫌韓」に近いものを「アンチフェミニズム」にも感じていて、SDGsとか一億総活躍とかのお題目で、フェミニズムは現実社会の政治・文化において強力な地位を占めており、ジェンダーフリーの肯定は今や「常識」なんですけど、同時に、それはじっとりとオルタナティブに浸食されつつある。

@BlauerSeelowe

なにが言いたいかというと、ネットでの「政談」を馬鹿にしていれば、結局、現実政治まで侵食していくって話です。アカデミシャンは泥に手を浸して、ちゃんと議論に参加していかないと、痛い目を見ると思いますよ。

@BlauerSeelowe