https://anond.hatelabo.jp/20220120120358
「女性差別反対に賛同しますよね!」と署名を強いられた学生は多数いると思うし、
「あの人も賛同してると思う!」と名前を勝手に使われた研究者も多数いると思うけど
勝手に名前を使われているのに気づいたところで「自分は署名してません!」なんて人文系の空気の中で言える訳ないよね。
法的手続きによらず人民裁判でテニュアを奪われた様を見た人文系の学者や学生たちがこのカルチャーにNoと言えるわけがない。
「お前は女性差別反対に賛同しないのか!」と言われたら従うしかないのが現在の人文系の有様なのだ。
怯えながらジェンダー学者たちの先導に従うしかない。
自分たちは被害者であるというスタンスを取りつつ攻撃を止めないのが現代における最強の権力者なのだが、
彼らが束になって人民裁判を繰り返すようになってから久しい。
こんだけ外部からオープンレターの運用や活動のあり方が批判されてるのに、内部から全く声が上がらないのはそのためである。
彼女たちにおかしいと思っても声を上げられない男性ばかりなのだ。
30歳を過ぎて人文系の研究しかしておらず、この先人文系学者の仲間うちの評判を買うことで飯を食うしかない。
ちょっとでも批判をすれば二次加害と認定され、呉座氏のように追放されるかもしれない。
地方の社長の娘として生まれていれば職も気にせず発言も出来るだろうが、哀しいかな、大半の研究者は貧乏である。
それでも理系のような真実や事実が科学的に実証・反証される分野であれば学者たちは自分たちの意見を自由にぶつけ合えるが、
昨今の人文系はあらかじめ「真実」や「正義」はジェンダー学者たちによって定められているだけなのだ。
この権力構造に気づいたときにはもう引き返せないところまで来てしまっている研究者、博士課程の学生が大半である。
彼らは自分の名前をオープンレターに使われているのを見つけても「呉座にならないように」と自分に言い聞かせて口をつぐむだけである。