自称と蔑称は同じ言葉でも同時に成立するし、蔑称として用いることへの批判は成り立つ
(例:ホモ、ニガー)
https://twitter.com/Onpa_Matonari/status/1486497797364846601
「自らが言ってる」と「他人から言われる」の差って案外分かってない人本当に多いのな。
僕は自分のことをオナベとかオトコ女とか呼ぶことを許されたいですが、それは差別的だからダメって言われちゃうんだよな。
自分のこと、トランスジェンダーってあんまり言いたくないんよ……なんかセンシティブに扱わなきゃいけない地雷パーソンですって自己紹介してる気分になるから……
そのような繊細な文脈を読むことを他者に強要するのは正義か? という問題もありそう。
うっかりした事を言うと「差別主義者」認定で人民裁判送りみたいな風潮だと、面倒なことになりそうだから関わらないという危機管理に一定の正当性が生じ、結果的にマイノリティは疎外されることになる(優遇されるなら疎外されていてもよいという考え方もあるが)。
結局、オープンで寛容な世界であることを望むのであれば、個人的に嫌なことを言われても一度目は許す、いきなり被害者モードで相手を断罪しない、それが不快である旨を都度言葉で伝え続けるいった穏当な振る舞いをするしかない。
穏当に継続していくことだけが受容の土台になるのだ。