反出生主義の人って、たまに反出生というより優生思想に近いようなことを言う人がいる気がして、何でだろう？と思っていたのが、ちょっと分かった気がします。
「反出生主義は、そうでない者たちよりも進んだ考えだ」
みたいな、我らこそが世の先鋭、というドヤドヤ感を感じるからですね。
反出生思想がそもそも他人の「子どもを生むか生まないか」に口出しする思想だということはご理解頂けますか？それに対して勝手に○ねと仰るならもしお子さんが反出生主義者になったとしてもそう伝えるのかなと疑問に思って聞きました。
https://twitter.com/TXw9eoW1atlwg22/status/1489595026867109890
ヴィーガンやフェミニストと同じで、思想に自我を乗っ取られてしまっているのだ。
というより、自我が希薄だからこそ思想で自我を補強していると言った方がいいのか。
「誰にどう言われようと自分は自分であるだけで素晴らしい」が強い自我で、「私の信仰している思想・宗教は素晴らしい。だから私も素晴らしい」が弱い自我。
逆説的に思想や信仰を装備していないプレーンな状態の自分は価値がないと考えている。