「学問的フレームに沿った上で男性問題を考える」という方向性は久米泰介さんはじめとするマスキュリズム左派がやってきたことなんだけど、その結果どうなったかと言えば学術界から完全に無視されて終わったんですよね。正攻法に勝ち目がないからゲリラ戦としてインターネット言論をやってる。
正直アンチフェミのボーイズクラブ的なノリにうんざりしてきたんだよなぁ。私は社会問題を真剣に考えたいから。茶化すノリが苦手。
ワレンファレルですら大学教員になれてませんからね。クソ真面目にやってくルートは無視されて終わりというのが現実ですよ。
白饅頭みたいな巨悪（）が生まれた背景には学術界の排他性があるという話でもある。異論が許されない環境なら、そりゃ異論を持った人は環境の「外」に足場を求めますよね。
もちろん学問的フレームに沿って男性問題を考えていくことが全くの無駄というわけではないとも思いますけどね。久米泰介さんによる翻訳活動なんかは大きな影響を与えてると思う。