スタンフォード学生の件、結局、人間は手前勝手な生き物で、共同体が「才能」を求めるのも、才能を社会貢献で返す期待でしかないのです。それがなければ「才能」はただの「ご身分自慢」でしかない。「才能」を自己承認目的で見せびらかす事は、どちらかというと社会的な自殺行為にも等しいんですよね。
まだ、その才能で自分以外の誰も幸せにしていない価値を提供していないのに、自分以外の誰かに才能を見せびらかすことほど愚かなことはないよ。
そんなもので褒めてくれるのは親か成長に期待している先生ぐらいなんですよね。他の人間は殺しにくるよ。まあ、死なない程度の叩かれは人類勉強だろうね。
人間の才能はあくまで生存の為の「手段」であって、一時的に見せびらかして足元を掬われるようでは本末転倒なのよな。見せびらかす必要もないほど地に足がついた自信と目的意識を持つことが「大人になる」という話でもあるので、青臭いなとは感じている。