この琉球新報の社説は、以下の全ての条件が現時点で成り立つことを暗黙の前提としているのではないでしょうか。
① 停戦交渉中は、ロシア軍がウクライナ民間人に対する攻撃を完全に停止する(ブチャのような「停戦交渉中の」虐殺は生じない)
② ロシアはマリウポリ以上の領土要求は一切持っていない(つまり2/24時点の実効支配地域+マリウポリで満足できる)。
③一旦停戦すれば以降二度と、ロシアはウクライナに攻め込まない。
④ この社説の通りマリウポリをロシアに差し出した場合、ロシアによる統治は人道的かつ安全なものになる。
…少なくとも上記4つの条件が成り立つ見通しが全く立たないからこそ、ウクライナは本格的な停戦交渉に入ることが出来ないのではないでしょうか。