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万引きしただけなのに間違えて警察に「小児性愛者」扱いされた男性が自殺

警察に誤って「小児性愛者」との汚名を着せられたことで自殺したのは、ノース・ヨークシャー州レッドカーに住むブライアン・テンプルさんです。テンプルさんは2017年12月31日に亡くなった当時34歳だったとのこと。

ティーズサイド治安判事裁判所で開かれたテンプルさんの死因に関する審理によると、テンプルさんは2017年6月8日にイギリスのベーカリーチェーン・Greggsのソーセージロールを盗んでクリーブランド警察に逮捕されていたとのこと。逮捕されたテンプルさんは、その日のうちに釈放されました。

釈放の際に、クリーブランド警察がテンプルさんに交付した文書には、逮捕の理由が窃盗ではなく「13歳の少女との性的関係を扇動した罪」と記載されていましたが、テンプルさんはそのことを知らずに当時交際中の女性に書類を見せてしまいました。そして、女性がそれを広めてしまったことで、テンプルさんは路上で罵倒されたり、自宅を襲撃されたり、ゴルフクラブで頭を殴られたりするようになりました。

その後アルコールとドラッグに溺れるようになったテンプルさんは、逮捕から半年後に首をつって亡くなっているのを家族に発見されました。検視を担当した医師は、「テンプルさんの遺体からはアルコールと薬物が検出されたが、それらはテンプルさんの死に寄与しておらず、死因は首をつったことである」と報告しています。

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