■ 1. 事件の概要
- 問題の発覚: 新宿区役所内で共産党区議会議員がしんぶん赤旗を区幹部職員に勧誘・集金する行為が長年続いていた
- 公式化の経緯: 10月14日の総務区民委員会で区当局が区議による赤旗の勧誘と集金が行われていたことを答弁し公然の事実となった
- 議会勢力: 新宿区議会では自民党8議席、公明党8議席、共産党7議席と共産党が大きな力を持っている
■ 2. 陳情の提出と調査の実施
- 陳情内容:
- 区役所内で議員が政党機関紙を販売しているが許可を得ていないのではないか
- 職員が心理的圧力を感じているのではないかとしてアンケート調査を要請
- 区の対応: 当初は実態調査をしない方針だったが、議論の深まりを受けて職員向けハラスメント全般のアンケート調査を実施した
- 調査対象: 課長級以上の管理職職員
■ 3. アンケート結果
- 勧誘の実態: 幹部職員の約85%が政党機関誌の勧誘を受けた経験があった
- 心理的圧力: 勧誘を受けた職員のうち64.3%が心理的な圧力を感じていた
- 勧誘後の対応: 購読した、やむを得ず購読した、断ったが重ねて勧誘を受けたの3つの回答が90%を占めた
■ 4. 共産党区議の勧誘手法
- タイミング: 係長級の職員が課長昇進の内示を受けた時点で勧誘を行っていた
- 手口の特徴:
- 議会対応が仕事となる課長に昇進が決まった係長に対して実施
- これからよろしくねという挨拶と同時に赤旗購読を勧誘
- 議会の右も左もわからない係長の不安心理につけ込む形
- 断りにくい状況: 議会で恐れられている共産党区議からの勧誘のため断れない状況を作り出していた
■ 5. 問題行為の本質
- みかじめ料との類似性: 繁華街の新規出店に対するコワモテの押し売りと同じ古典的手口である
- パワハラの認定: 心理的圧力を利用した勧誘行為はパワーハラスメントと言える
- 許可の問題: 区役所内での物品売買には許可証が必要だが、この勧誘活動は許可を得ていない可能性がある
■ 6. 経済的規模と影響
- 徴収額の試算:
- 課長級以上の職員が100名前後
- 日刊版月額3497円の場合、年間最大420万円
- 日曜版月額990円の場合、年間最大120万円
- 共産党への影響: この収入を失うのは痛手となるため是正に消極的な可能性がある
■ 7. 共産党の対応と二重基準
- 会派幹事長の反応: 議会全体で議論すべきことだとし、現時点で全くやめる気はない様子
- 二重基準の指摘: もし自民党が職員にパーティー券を売っていたら共産党は烈火のごとく怒るだろうが、自分のことになると甘くなる
- 自浄作用の欠如: ハラスメント対策に取り組むと標榜する共産党が自身のハラスメント行為を是正しない矛盾
■ 8. 今後の対応
- 区当局の責務: 調査結果を受けて職員を守るための対策を実施する必要がある
- 区議会の課題: 政党機関誌についてルールを設けるなど自浄を図る必要がある
- 共産党への要請: ハラスメント対策に取り組む政党として早急に是正すべきである
先生「はーい、ペア作ってー」
公明「自民さんは嫌です」
自民(なんやこいつ)
立憲「全員集合!!!!」
自民(なんやこいつ)
タマキン「自民さんはな~w」チラッ
自民(なんやこいつ)
自民「では維新さん、どうですか」
維新「やらいでか」
タマキン「それはずるいです」
維新(なんやこいつ)
タマキン「公明党さんと!!連携強化ッッ!!」
国民支持者(なんやこいつ)
2025年9月29日(月)、前橋地裁は新井元草津町町議が名誉毀損と虚偽告訴の罪に問われている刑事裁判において、有罪判決を言い渡しました。
私たちは、2025年10月15日(水)、山本初代代表理事と共に草津町役場に赴き、黒岩町長にお会いし、山本初代代表理事からはSNSでの不適切な発信について、当団体からはSNSにて新井元草津町町議への連帯を表明したことについて、改めてお詫びを致しました。
黒岩町長は私たちの面談とお詫びを受け入れてくださいました。ここにお詫びの文面を発表します。
以下、お詫び文。
草津町町長 黒岩信忠 様
2025年10月15日
お詫び
一般社団法人 Spring
共同代表 田所由羽・早乙女 祥子
東京都千代田区平河町一丁目6番15号USビル8階
2025年9月29日、前橋地裁は新井元草津町町議が名誉毀損と虚偽告訴の罪に問われている刑事裁判において、有罪判決を言い渡しました。
当団体は2020年12月11日、黒岩草津町長から性被害を受けたと訴えた新井元草津町町議がリコールされたことに抗議する「草津町フラワーデモ」に賛同し、新井元町議に連帯を示しました。その際、当時の山本初代代表理事が草津町議会への抗議を表明し、SNS にて著しく不適切な言葉で非難しました(ここでその表現を再度記載することは、多くの方を傷つけることとなるため不記載とします)。
2023年11月15日の報道において、元町議自ら、訴えが虚偽であったことを認め、上記の私たちの行動が、草津町長への人権侵害に加担してしまっていたことが明らかになりました。当時の代表理事の言葉も、それ自体が草津町の印象や尊厳を大きく傷つけるものでした。そのため当団体のウェブサイトで見解を発表し、お詫びの文章を掲載いたしました。以来、私たちは不適切な選択を取ったことで、個人や関係者の方々をどれほどまでに深く傷つけたのか丁寧に向き合う必要があると考え、団体内で話し合いを繰り返してきました。
虚偽の罪をなすりつけられた個人を批判することは、その人がその人自身であることを否定する行為です。被害を周囲に受け止めてもらえないことや、苦痛を表明する声を疑われるということが、人の尊厳を奥深く傷つけ、生きる力も透明にしてしまうということを、私たちは理解していたつもりでした。
しかしながら当団体が示してきた元町議への連帯は、草津町長に対する人権侵害への連帯であったといえます。性的な噂を流すことや、虚偽の性加害を吹聴することは、性暴力の類型のひとつです。害を被る主体は、その性別や、個人であるか集団であるかを問いません。元町議による虚偽の訴えに端を発した一連の出来事において、草津町長への批判は膨れ上がり、これにより町長のみならず、草津町の印象や尊厳までも傷つけることとなりました。町長のご指摘されるように、このようなことが生じれば、現に存在する性暴力被害当事者が、社会に向けてより声を上げにくくなるという深刻な負の影響をもたらす結果にもつながります。
私たちは、今後二度と個人やコミュニティの尊厳を傷つける行為を行ったり、連帯したりしてしまうことのないよう、何度も議論を重ねました。その結果、団体として発信・連帯を行う場合は団体内の審議を経て適切に実施するよう手続きを整備いたしました。この度の出来事を、当団体が忘れることは決してありません。
改めまして、草津町町長黒岩信忠様及び草津町並びに関係者の皆様に、深くお詫び申し上げます。
■ 1. ロシア潜水艦ノボロシスクの漂流事件
- 事件概要: ロシアのディーゼル型潜水艦ノボロシスクが北海で重大なトラブルにより緊急浮上し漂流した
- NATO側の確認: フランスとオランダのメディアが最初に報道し、オランダ国防省が事実を認め海軍艦艇が随行していたことを発表した
- 技術的問題: 燃料系統の深刻な破損により船体内に燃料が漏出し、爆発の危険性が指摘された
- ロシア側の対応: 黒海艦隊はトラブルを否定したが、オランダ国防省という信頼できる情報源が確認しているため信憑性は低い
■ 2. 潜水艦の技術的状況と背景
- 修理不能の状態: 乗組員の中に修理に必要な技術専門家がおらず、船内では一切の対応ができなかった
- 潜水艦の性能:
- 2013年就役の比較的新型艦でプロジェクト636.3型
- カリブル巡航ミサイルの発射能力を持つ重要兵器
- ウクライナ戦争で西側を警戒する存在として扱われていた
- シリア情勢の影響: シリアのタルトゥース拠点崩壊により整備不能となり、長距離航行を余儀なくされた
- 航路の制約: ボスフォラス海峡がトルコにより閉鎖されているため、フランス沖と北海を経由する遠回りルートを強行した
■ 3. ロシア海軍の能力低下の実態
- 遠距離作戦能力の欠如: 現代のロシア艦艇が遠距離作戦に耐えられないという事実が露呈した
- 比較対象: アメリカの潜水艦が世界中を航行できるのに対し、ロシア艦は整備拠点なしでは数千キロの航海に耐えられない
- リソースの劣化: 古い技術者は既に高齢化し、新しい技術者が育っていない状況
- 戦略的意味: 軍事力の投射能力の致命的欠陥を意味し、大きな戦略的失敗と見なされている
■ 4. NATO事務総長ルッテの発言と反応
- レッドオクトーバーへの言及: 1990年代の映画を引用し、皮肉混じりに「整備書を探せ」と発言した
- NATO側の論理:
- ロシアの戦闘機を撃墜しない理由は圧倒的に優位な立場にあるため
- イスラエルの対イラン作戦でNATOの技術的優位性が証明済み
- F-35をはじめとする装備とリソースでロシアより圧倒的に有利
- 地中海からの撤退: ロシアはかつて地中海に複数の艦艇を展開していたが、現在その存在はほぼゼロに等しい
■ 5. ロシアの軍事的脅威の本質
- 技術ではなく暴力性: ロシアが世界にとって脅威であるのは技術力ではなく無謀さと暴力性である
- 制御不能なリスク: 潜水艦の故障一つで環境被害を引き起こす寸前という状況が2025年現在のロシア海軍の実態を示している
- 軍事的信頼性の低下: ロシア海軍全体の劣化、軍事インフラの崩壊、外交的孤立、大国としての威信低下を象徴する出来事となった
■ 6. 分析と考察
- 短期作戦との違い: 欧米が関連する戦争は短期決戦が多いが、ウクライナ紛争は既に4年目に入っており状況が異なる
- 実戦での度胸の欠如: 高度な兵器を持っていても実際に使用する度胸がなければ意味がないという指摘
- リーダーシップの問題: 各国のリーダーは国民の集合意識を反映しており、弱腰な姿勢は国民性の表れでもある
- ウクライナの特殊性: ヨーロッパの中で実際に戦う度胸を持って行動しているのはウクライナのみという評価
自民党が、幹部の記者会見の全文書き起こしを公式XやYouTubeで公開し、注目を集めている。
10月14日に行われた、鈴木俊一幹事長と国民民主党との幹事長会談後と、両院議員懇談会後のぶら下がり会見についてそれぞれ、フル動画と書き起こしをYouTubeとXで公開。質疑応答もカバーしており、質問した記者の社名も記載した。
フォロワーからは、党からの一次情報発信を歓迎する声が出ている。ただ全文を1つの投稿にまとめてているため「長すぎて読みにくい」という声もある。
党広報部長の鈴木貴子衆院議員は「徹底した一次情報と、双方のためにも全文記載の試みは続けたい」「その上で、改行や余白の活用。また、長尺のものに関してはホームページに誘うなど何が最適か、挑戦しながら模索したい」とコメントした。
40代後半を過ぎてサラリーマンを続けていると、自分を含めほとんどの人が取締役どころか執行役員にすらなれない現実に愕然とする。
人生後半から逆転可能な道は、起業する、中小企業へのハンズオン投資で社長になる、議員に立候補するくらいしかない。
株式投資や不動産投資で成功する道もあるが、金だけ持っていても日陰の存在だ。バフェット級になれば別だが。
高学歴でもそうでなくても、一歩踏み出す勇気が必要だ。
チャップリンが言ったように、
人生に必要なのは、夢と勇気とサムマネー。
少しの金とは、年収1年分。
あとは一歩踏み出す勇気。
昔なりたかったヒトになろう。
裁判のやり直しにつながりかねない重大な事案である。根底から揺らいだ刑事司法への信頼を取り戻すためには、やはり第三者による透明で公正な究明が不可欠だ。
佐賀県警の科学捜査研究所(科捜研)の元職員がDNA型鑑定で不正を繰り返していた問題で、警察庁が県警に対する特別監察を始めた。
付属機関である科学警察研究所から鑑定の専門家も同行させ、原因の解明とともに再発防止策をまとめるという。
特別監察は都道府県警の重大な不祥事などが起きた際に実施される異例の措置だ。記録の残る2011年以降では5例目で、前回は昨年の鹿児島県警のケースだった。
今回は佐賀県警の問題公表後に高まった世論の批判や、科学捜査全体への信用が損なわれた事態を重く見て踏み切ったものだ。
しかし、警察組織の身内による調査にほかならない。明らかに公正さに欠ける。
佐賀県弁護士会や日弁連など多くの司法関係者が、第三者機関による原因解明と、捜査や公判に与えた影響の検証を要求している。
県警がその必要性を否定する中、県議会が第三者の調査を求める決議案を全会一致で可決した事実も重い。
監察結果がどうであれ、警察から独立性のある機関による検証を改めて求める。
科捜研の元職員は昨年10月まで7年以上にわたり、実際には実施していない鑑定を偽装したり、鑑定試料を紛失して別の物を警察署に返還したりするなど、130件の不正を重ねていた。
このうち16件は、殺人未遂や不同意性交といった事件の証拠として佐賀地検に送付されていた。地検は「処分の決定(起訴、不起訴)や公判の証拠として使用された事例はない」としているものの、客観的な根拠を示しておらず、説得力はない。
県警も「事件捜査への影響は認められず、公判への影響もないと考えている」としている。こうした説明を特別監察が追認して終わるようであれば、捜査機関への不信はさらに増幅するのではないか。
究極の個人情報とされるDNA型の鑑定は有罪判決の決め手になる一方で、過去には冤罪(えんざい)を生んできた。
再捜査や冤罪を晴らす上で再鑑定が必要になる場合もある。にもかかわらず、鑑定後に残った試料の保管はなおざりにされてきた。
その実態を今回の問題は浮き彫りにした。元職員が7年超の間に担当した632件の鑑定のうち、残った試料が保管されていたのは124件にとどまったという。
背景には、鑑定後の試料の保管や、無罪になった人のデータ抹消といった取り扱いを定める法律がなく、警察の裁量任せにされている現状がある。
鑑定試料の保存義務を課すなど、法制化の議論も併せて始めるべきだ。
■ 1. 野党との会談状況
- 現状: 自由民主党の鈴木俊一幹事長と野党会派の幹事長との会談が増えてきている
- 質問: 「これどうするの」と聞かれる
- 基本姿勢: 先は見通せないから、できる限りのことをやって事態を改善していこうという姿勢は良いこと
■ 2. 公明党との連立離脱問題
- 従来の見方: 先週までは「公明党のない自民党でそこまでメリットあるの」と言われていた
- 小沢一郎氏の仕込み: 野党側が小沢一郎氏の仕込みで動いている
- 野党の構成: 立憲民主党、国民民主党、維新の会の3つが一緒になると自由民主党を超える
- 政権交代のプラン: 玉木雄一郎氏か野田佳彦氏の名前を書いて首班指名を目指すという小沢一郎氏の考え方
■ 3. 野党連携の現実的困難
- 玉木氏の意向: 国民民主党の玉木氏もいきなり総理になるつもりはない
- 野田氏への支持: 国民民主党の人たちが野田氏の名前を書くとは思えない
- 維新の独自路線: 維新は維新で全然違うことを考えている
- 結論: 自由民主党以外の政権が一気に爆誕するような雰囲気はほぼない
■ 4. 高市政権への不安定要素
- 不確実性: 高市早苗氏が総理総裁になって高市政権がちゃんとできるかはいまいちわからない
- 石破政権存続案: 不安定要素を除くために石破政権の存続をもう少し長くする案が出ている
- プランD: 臨時国会の間は週末閉会のところで首班指名選挙をやるという案
- 現実性: なかなか考えづらいプラン
■ 5. 連立の様々なプラン
- プランA・B: 維新と組む場合、国民民主党と組む場合
- 公明党の動向: 決選投票で高市氏の名前を書いてくれるのであれば協力するという交渉
- プランE(ラブワゴン方式): 自民党があって、その上に公明党が首班指名で高市氏の名前を書く、そこに維新が乗っかって国民民主党が乗っかるという謎の構図
■ 6. 国民民主党の状況
- 連合との関係: 国民民主党の43別(支持団体)が、連合の承認なしに自民党と連立与党なり閣外協力なりという形で連携することは認められないと話している
- 過去の政策協定: 連合と岸田文雄政権は政策協定を結んでいた(賃上げなどで利害が一致)
- 矢田稚子氏の例: パナソニックローレンから来ていただいたこともあった
- 43別の原則: 自由民主党は打倒すべき敵であるという原理・原則をしっかり守っている
■ 7. 日本維新の会の状況
- 副首都構想: 3回目の大阪都構想みたいなものの焼き直しだという批判もある
- 目的: 旧大阪維新から続く日本維新の会をなんとかもう一回統制を回復させるための最終手段
- 離脱問題: ソ本氏がランカで離脱するなど、4議席ぐらいが維新から剥がれた
- 地方議員の辞職: 地方では割と頻繁に維新の地方議員が辞めてしまわれる
- 自民党の対応: それを自由民主党でカバーするのかという声がけや東京本部への相談がある
■ 8. 統一地方選挙への準備
- タイミング: 再来年、2年後に統一地方選挙がある
- 必要な調整: どういう座組みを組むのかという調整を今まさに始めなければいけない
- 問題: 自由民主党総裁である高市氏が本当に首相選挙で総理になるのかが先に来てしまった
■ 9. 両院議員総会
- 日程: 今日開催
- リコール提案: また党員リコールで総裁選をやるという話も一部あった
- 結果: 賛成0だったのが良かった
- オブジェクション: 青山繁晴氏と野田聖子氏がオブジェクションを出していた
- 石破政権延長案: 石破氏の総理をもうちょっと伸ばして早期総選挙をやりませんかという意見(岩屋氏あたりが出していた)
- 現実性: あまり現実的ではないということでリジェクトされそう
■ 10. 臨時国会での首班指名
- 招集日: 10月21日に招集される臨時国会冒頭
- 目標: 総理指名選挙がきちんと行われて、高市氏が滞りなく総理になってもらえるようにする
- 新執行部の動き: 手分けして色々なところに話をしながら一票でも多く確保する
- 目指すこと: なるべく多くの議員に支えられる形で高市氏が総理大臣になる
■ 11. 票数の確保
- 維新の動向: 維新が先に首班指名で高市氏の名前を書いてくれるなら、あと3票ぐらい必要
- 維新内部の問題: 一部の維新の中で高市氏だけは絶対嫌だという人がいるらしい
- 必要な票: 4票から3票ぐらいを無所属もしくは参政党から呼んでこないといけない
- 無所属への働きかけ: 個別に電話をかけて「あなたどう思っているの」というところから入って話をする
■ 12. 1票2票の差の問題
- 望ましくない状況: 中ぶらりになったまま1票2票の差だけで1回目投票で勝ち切らなければいけない状況
- 見栄の問題: それはさすがに見栄も悪い
- バーター交渉: 補正予算のところも含めて「あんたところ何やりたいの」というバーター交渉を地に足のついた形でやる必要がある
- 現実: なかなか難しい
■ 13. 組閣人事の批判
- 批判の内容: まだ総裁が総理大臣になったわけじゃないのに組閣人事を発表するのは何事だ
- もっともな批判: これはごもっともで、ちょっと早い
- 理由: 党内で総理市民選挙で造反が出ることを恐れて、先に手当てしておかないと党内の挙党体制を演出することができない
- 具体的人事:
- 林芳正氏を総務大臣
- 小泉進次郎氏を防衛大臣
■ 14. 人事の偏り
- 主導勢力: 麻生派、茂木氏のところ、小林鷹之氏が真ん中に入って決めた
- 問題点: あまりにも偏っていないか
- 公明党との関係: 今回の公明党からの連立解消の話にも結びつく政治的不安に直結する
- 釈明: 高市氏はちゃんと挙党一致で、しっかりとした政権運営をするために幅広い人材を閣僚に置いて処遇するということを示したかった
■ 15. フライングの問題
- 筆者の見解: かなりフライングだし、これはまだ空手形
- 最悪のケース: 玉木総裁が総理大臣が爆誕するような状態で高市氏が組閣やったら本当に空手形になってしまう
- 国土交通大臣: 誰がやるのか、公明党の人をちゃんと国土交通大臣に置いとかないとしっちゃかめっちゃかになるのではないか
■ 16. 内閣支持率の問題
- 期待感の調査: まだ内閣になっていないので、高市早苗氏に対する期待感があるかないかという形で調査
- 結果: この数字が実に芳しくない
- 肌感覚: 公明党さんとの間で揉めたもんだした状況で上昇するのはなかなか難しい
- 予想: 一時的に下がって後で高市氏が初心表明演説か何かした時に上がっていくのではないか
■ 17. 支持率に関する誤解
- 一部の期待: 高市氏の周辺で「公明党を切ったら支持率爆上げで、国民のほとんどが公明党が政権にいることを嫌がっている」と言っている人たちがいる
- 誤った期待: 誰かがそれを信じているらしく、「なぜ私の支持率上がらないんだ」みたいな話をしているらしい
- 現実: こんだけスキャンダル出して混乱したら、むしろ今の政治状況に対して失望する人の方が絶対多い
- 国民の期待: 先を見通せる安定した政権運営をしてほしい、物価対策や社会保障、子育て支援、安全保障をやってもらいたい
■ 18. 初の女性総理への反応
- 一部の意見: 初めての女性ができるというところで、日本形成史上初なのに日本国民はなぜちゃんと祝福しないのか、日本は本当に冷たい国だと言い始めていた
- 筆者の見解: そんなつもりはないと思う
- 現実: 船ができて進水式をやる時にいきなりドボンって沈むことだってある、今回沈まなかっただけ良かった
■ 19. 少数与党の可能性
- 最も高い確率: 首班指名で色々な人たちが高市氏に票を入れてくれる
- 問題: 国会が始まると自民党単独少数与党になる可能性がある
- その可能性: 今のところかなり高い
- 国会運営: どの政策をバーターにしてどこまで組んでいくのか
- 担当: 国対や議運の人たちがある程度その日程感を読みながら「これは通せそうだ」「これはなかなか難しそうだ」と一個一個読んでいく
■ 20. 臨時国会・通常国会の段取り
- 必要な作業: 臨時国会、通常国会の段取りを組んでいくことが必要
- 大変さ: 割とその大変だと思う
- 筆者の立場: ロジも全部やれということは一回も言われていないのでやらない
- 反応: 「楽しくやってくださいよ」という話をしたら本当にみんなぶち切れていた
■ 21. 筆者の役割と限界
- 基本姿勢: 言われたことちゃんとやっているだけ
- 批判への反応: 冷たいとか無責任だとか言われても、もうやることは全部やっている
- 個人的野望: 年末で今までありがとうございましたという形でちょっと一区切りしたい
- やりがい: 意義もあるしやりがいもあり、できることも色々幅広い
- 大変さ: 人数も少ないしやることが多くて大変
■ 22. 発言の難しさ
- 状況: ある程度分かっていないと的外れなことを言うし、的を射たことを言ったらぶん殴られる
- 周囲の対応: みんな誰も何も言わない中で筆者だけが「この筋道でこういう風にやってください」「こういう形でやらないとロジ回りませんよ」と言っている
- 年内解散の問題: 年内で解散とか言われちゃうと、これ選挙どうするのという話に絶対なる
■ 23. 選挙対策の課題
- 候補者の準備: ちゃんと候補者の玉を全部用意できていたのか
- 支援団体との関係: 支援団体も含めてちゃんと挨拶回りをしてどのぐらいの票数で底上げできていたのか
- 公明党の票: 創価学会からの票がかなり減る中で対応が必要
- 地域の協力関係: 地域でちゃんと協力関係を作りながらやっていくところとそうでないところを仕訳する
- ロジの課題: どのぐらいの票数見込みになるから全体的にどういう形でボランティアや応援弁士の手配、想定する敷地を作るのか
■ 24. 前回の反省
- 前回の問題: 森誠二氏が選挙対策委員長をやっていて、そこまでのことをやらなかったので結果的に割と大変なことがあった
- 今回の方針: 今回はその辺りをちゃんとやろうねと反省会で言っていた
- 現状: なんかやる雰囲気もない
- 筆者の立場: 筆者はいないのであまり関係ないが、残った人たちで頑張ってやってください
■ 25. まとめ
- 全体の雰囲気: なんか晴れやかな感じで色々言っている
- 現状認識: 様々な課題が山積している状況
- 今後の展開: 不透明な部分が多く、関係者の調整と努力が必要
自民党総裁選に関する週刊誌報道について
2025年10月14日
2025年9月24日および同年10月3日の週刊文春オンラインに掲載された記事において、同年9月22日告示の自由民主党総裁選2025の候補者である小泉進次郎氏の選対で総務・広報班長を務めていた牧島かれん氏が、動画配信サイト(ニコニコ動画)における不適切なコメントの投稿を依頼した旨の報道がありました。これにより牧島氏の名誉が毀損され、誤解が広がっていることに対し、当社として正確な情報を発信すべきと判断し、コメントを発表します。
各種報道を受けて社内調査を行ったところ、当該コメントの例文案を作成したのは、当社の従業員であることを確認いたしました。
したがいまして今回の総裁選の動画配信に関し、牧島氏がコメント例を作成しその投稿を主導したかのように受け取れる記事の記載は、事実と異なります。
本件について、当社の従業員が作成したコメント例文案に一部行き過ぎた表現が含まれていたため、結果としてそのコメント例文の各事務所宛への送付を担当された牧島氏や牧島事務所のスタッフの方をはじめ、関係者の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたこと、また国民の皆さまに疑念を抱かせてしまったことに対し、心よりお詫び申し上げます。
再発防止に向け、当社は以下の措置を実施いたします。
- 社内ガイドラインの制定:政治コンサルティング・SNS運用に関する倫理規定を策定し、すべての案件に適用します。
- 複数チェック体制の導入:外部発信前に必ず複数名による内容確認を義務化します。
- 社員研修の実施:ネットコミュニケーションの倫理・表現に関する研修を実施します。
- 経営責任の明確化:代表取締役の役員報酬を減額し、社内監督体制を強化します。
政治家がニコニコ動画への出演にあたり、支援者に対して応援コメントを呼びかけること自体は、通常の選挙運動においても広く行われているものです。報酬を受け取る広告であることを隠した「ステマ」に該当するものではなく、これを「ステマ」と報道することは、誤った印象を与えかねないものであると言わざるをえません。
ただ当社は、我が国のために働こうとする政治家の皆さまに対する尊敬に基づき、その志を支えることを使命としてきました。にもかかわらず、当社の従業員が作成した例文案に、他の候補者を貶める意図はなかったとはいえ、そう受け取られかねない表現が含まれていたことは事実であり、痛恨の極みであります。
責任はすべて代表である私にあり、本件に対するご批判を真摯に受け止め、重ねてお詫び申し上げます。役員報酬の減額とともに、従業員一同が当社の使命に基づく業務ができるようになるまでの間、私の責任と監督の下で業務遂行をするよう再発防止策を徹底し、信頼回復に向け誠心誠意取り組んでまいります。
株式会社ダイアログ
代表取締役 松田 馨
神奈川県警の堀口英利に2024年8月以前に堀口英利と会った警察官から、「堀口英利と2024年11月以降も会いました、言えるようになったのでお伝えします」と連絡がありました。2025年3月頃に電話したとき以降は「言えません」だったので、心配していたのですが、「警察官が共謀」は流石に無いと思う(そんなレベルだったらとっくに僕が無理やり逮捕なりされている)ので堀口英利は生きているようです!
死んでいるんじゃないかと思うような事情ばかりなので殺されたんじゃないかと思ってましたが生きててよかった!
「キモイ男は性欲を向けるな」
粗暴な言い方かもしれませんが、この方の意見は昨今、過激なフェミニズムを訴える人々の心情を的確に捉えています。
これは、好意的な対象には寛容で、嫌悪する対象には過剰に厳しくなるという「感情的ヒューリスティック(affect heuristic)」による認知バイアスの影響です。
分かりやすく言えば「イケメンだから許される」「オタクだから叩かれて当然」という差別的な価値観が社会に浸透しているということです。
こうした構造は「魅力的な加害者は理解され、見た目が醜悪な加害者は過剰に断罪される」という道徳的ダブルスタンダードとしても現れています。
その結果、ホストクラブやメンコンなどの現実的・構造的な問題が見過ごされる一方で「オタク文化=性犯罪の温床」という誤った図式が再生産されているのです。
実際、東京・大阪・福岡で若い女性の「たちんぼ」問題が顕在化した際も、背景にはホストクラブやメンコンが深く関わっていました。しかし、各都市で活動する女性保護団体から、その点を明確に指摘する声はほとんど聞かれませんでした。
当事者であり最も事情を把握しているはずの立場でありながらです。
もう一度言いますが、これらの団体は、誰が本当の加害者なのかを十分に把握していたはずです。 その証拠に「たちんぼ」問題が深刻化した際、司法は早い段階でホストクラブやメンコンの摘発に踏み切っています。
それにもかかわらず、これらの団体は明らかに無関係な漫画やアニメばかりを一貫して非難し続けていました。 私は、このような差別的で不公正な行為を決して許すことはできません。
■ 1. 自民党と公明党の連立問題の状況
- 現状: 非常に大変なことになっており、お互いの言い分が食い違っている
- 局面的変化: ようやく両陣営で仕切っている方々が冷静になり始め、次の対応を検討し始めている
- 交渉の難しさ: 実はここは飲み込めない、ここは大変だという話が徐々に出てきている
- 背景: 自由民主党と公明党との間で考え方や立場の違いを飲み込んで連立してきたという「夫婦関係」があった
■ 2. 熟年離婚の比喩
- 状況の表現: 熟年離婚をしようかという議論が過熱し、実際に奥さん(公明党)から離婚届が突きつけられた
- 高市氏の反応: 署名したろって男気を見せた謎の高市氏が、ちょっと待てよという雰囲気になった可能性
- 注意喚起: お互いがお互いの非難を確定していないところで行うと後に尾を引くので控えていただきたい
■ 3. 政策と国民への影響
- 望まない離婚: 政策やその政策にぶら下がってしっかり救われている国民がいる
- 26年間の蓄積: 「子はかすがい」ではないが、政策が26年間積み重なっている
- 家庭環境の比喩: 子供は成人し、下の子は大学に行く状態で、まだまだお金を稼ぐ必要がある家庭環境
■ 4. 交渉の遅れと経緯
- 介入の遅さ: 筆者らが間に挟まったのはちょっと遅かったのも事実
- 一部報道: 7日までに西田幹事長が鈴木幹事長に色々言ったが、ゼロ回答だったと報道
- 実際の経緯: 履歴を見る限り、お話をしようとしたが、きちんと届いていたかどうか分からない経緯がある
- 自民党の意図: 10日の前に公明党の考えていることも理解して適切な形で対処しようという気持ちはあった(あくまで気持ち)
■ 5. 裏金問題の影響
- 現場の声: 自民党裏金議員がいるのに、きちんと整理されていないのになぜ自民党に投票しなければならないのか
- 選挙活動の困難: 公明党支援者が自民党への投票を呼びかける際、裏金問題が最後の決め手となって投票行動を掘り起こせない
- 地方の声の集約: 総学会で選挙をやっている方々の声が集約されて佐藤浩副会長のところに行った
- 佐藤浩氏の姿勢: どちらかというと今までも自公連立政権に対しては非常に冷たい態度を取ってきた時期がかなり長くあった
■ 6. 連立離脱の決定過程
- 佐藤氏の発案: 代表の斎藤鉄夫氏と幹事長の西村勝也氏に「お前ら連立離脱するのである」というような話をした
- 高市氏の「一方的に」という表現: 別に言わなくてもいいが、そうおっしゃる気持ちが分かる
- 背景: 今回の交渉においては連立離脱あり、連立解消ありで党首会談が行われたという背景
■ 7. 自民党側の責任
- 責任の所在: 自由民主党側に責任の99.9%がある
- 公明党の対応の問題: ただし、いきなり「高市だから離脱だ」みたいに見えるやり方で来られると邪推になるし、禍根も残す
- リセットの困難: 一回リセットしてお互い頭を冷やしてもう一回交渉しようという話になりづらくなる
■ 8. 別れ方の問題
- 方法の重要性: 別れるにしても色々方法があり、引き続きのコンタクトができるような関係性をお互いの党の一定の立場の人たちと持つという体裁をちゃんと作ることが1つの作法だった
- 石破政権での合意: 9月に石破政権として政治と金の問題での一定の方向性や回答に関しては公明党が納得する形で一回入れている
- 引き継ぎの不備: それが高市氏の方に党内の引き継ぎとして渡っていなかったのではないか
■ 9. タイミングの問題
- 報告の機会喪失: 筆者らも知っているが、説明する間もなく党首会談になり、結果いきなり決裂している
- タイムリープ的後悔: どのタイミングで報告すればこういうことにならなかったのかという思い
- 誤解の解消: 高市氏や自由民主党陣営として公明党が嫌いで跳ねたわけではない
■ 10. 企業団体献金問題
- 問題の本質: 企業団体献金に関わる問題は正直、自由民主党だけの問題で、他の政党はほぼ大丈夫
- 透明性の議論: 政治団体献金が各政治家や支部に入ることの透明性を欠くと言われても、なぜ今までそれでやってきたのにという疑問
- パーティー券問題: 今回のパーティー券問題で起訴相当になった人もいる
■ 11. キックバックの誤解
- キックバック自体は合法: キックバック自体は適法
- 問題は記載漏れ: ちゃんと収入が記載されて政治団体がパーティーを開催しましたと書いていれば問題にならない
- 記載漏れが問題: 記載漏れだったから問題になっている
- 自民党の考え方: ちゃんと記載をして政治資金をガラス張りにすることで透明性が確保できれば、企業団体献金自体を排除する必要がない
■ 12. 公明党の考え方
- 根本的立場: そもそも企業団体献金のようなものがあるからいかんのであるという、そもそものところで分断がある
- 過去の議論: 岸田政権の頃からずっと議論を重ね、石破政権できちんと迎え合って4回ぐらい議論をして着地していきましょうという中身があった
- 高市氏の認識不足: どうも高市氏もよく知らないし、西田氏がそれをあまり念頭に置いた話し合いを高市氏や鈴木氏としなかった
■ 13. 議論の進め方の問題
- 丁寧な議論の欠如: もっと丁寧な方法で話し合いをすれば、もっといい形で何らかの形での発展的解消みたいな言い方でやれたのではないか
- 当事者の心理: 言われている本人は頭に来てカッカしている
- 高市陣営の問題: できて10日ぐらいで、新執行部が全ての問題を把握して結論を出すのは困難
■ 14. 高市陣営の準備不足
- 時間的制約: 9月22日に立ち上がって、10月4日ぐらいまでのせいぜい2週間程度で新執行部が全てを把握するのは無理
- 思考の余裕なし: 連立するしない、もしくは見直し案を突きつけられたところで、受け入れるのか突っぱねるのか再交渉できるのかまで考えが回らない
- 高市氏の発言と実行の乖離: 公明党と総学会との関係が自由民主党政治の軸だと言い続けていたが、外で言うだけでなく公明党に対して言えという指摘
■ 15. コミュニケーションの問題
- 電話番号を知っているのに電話しない: 斎藤氏が高市氏と昔から知っていて電話番号も知っているのに電話しない不思議
- 筆者らの配慮: 直接話をするといきなり変なことを言って関係がこじれたり取り返しがつかなくなったりすると怖いから、事前に事務方である程度話をまとめてからトップが交渉する形にしようとした
- 高市政権の問題: 新執行部にそれをやる人が一人もいない(ゼロ人)
■ 16. 事務的交渉の不在
- 下打ち合わせの重要性: 公明党から言われている内容について党としての意見があり、それに対して釈明をして主張を決めるという事務級の下打ち合わせが必要
- 現実: それがないから「出たとこ勝負で連立解消だ、お上等だ」みたいなヤンキーみたいな状態になった
- 佐藤浩氏への対応: 一応エレガントなやり方があるのではないか
■ 17. 臨時国会のハードル
- 日程: 20日か22日か、もっと延びるという説もある
- 首班指名の問題: 本当に高市氏が書いてもらえて総理になれるのかという問題
- 確率: どうやらなれそうだという見込みが立ってきたが、まだ確率100%ではない
- 玉木雄一郎氏の可能性: まだ玉木雄一郎氏になる可能性が残っており、その辺がガチャガチャしている
■ 18. 共通の利害:早期解散の回避
- みんなの共通利害: 解散をやめてくれということ
- 早期解散の影響:
- 自民党もダメージ
- 立憲民主党もダメージ
- 公明党もダメージ
- 減った票は国民民主党と参政党に行く
- 玉木雄一郎氏のリスク: 玉木雄一郎と名前を書いた瞬間、玉木氏は他に名前を書いてくれた政党の利害は関係なく冒頭解散する可能性がある
■ 19. ディプロマシー(外交術)の発生
- 玉木雄一郎と書かない方法: お互いが減る可能性があるので、玉木雄一郎と書かないでうまい方法をお互いが考えるというディプロマシーがいきなり発生
- 高市執行部の問題: 細かくできる人が今のところ一人もいない
- 茂島浩氏の位置づけ: 国対に茂島浩氏が入られたが、茂島氏の話を聞いても何を言っているのか分からない、茂島氏から電話も来ない状況
■ 20. 新執行部の仕事の進め方
- 浜田氏・安倍氏への期待: 茂島氏が当面に立ってやるべきことがあると思っていたが、むしろ浜田氏・安倍氏の方に話が行っている
- ルーチンの未確立: 新執行部も仕事の進め方についてきちんとしたルーチンが始まっていないのではないか
- 下々の苦労: 草の根のような人たちが書類を持ってうろうろする状況
■ 21. 連立解消の実務的ハードル(3つ)
- 選挙活動の協力: 47都道府県の各連で個別の支部で人物本位でやっている自公協力を継続するかの確認。これができるかできないかで票数が大きく違ってくる
- 補正予算の扱い: 臨時国会の補正予算が閣議決定しそうだという話になった時、不信任案が出る可能性。不信任案に対して「うるせえ」と言うと解散になる。解散を行使させるような追い詰め方をしないというコンセンサスを作ってほしい
- 政治と金の問題: 競技団体を色々やりましょうという話だが、ここの詰みができないと画餅に終わる
■ 22. 政治改革をやらない選択肢
- 公明党が離脱した場合: 政治改革をやらないという選択肢もある
- 自民党の論理: 違法じゃないから政治資金報告書にちゃんと書いておけば適法。公明党が言っていることは言いがかり
- 透明性の確保: 透明性をよくするためだけならいいじゃないか
- 公明党の主張への反論: 公明党が選挙協力としてやってくれる相手方が自民党の議員が裏金議員だと言っているだけで、我々が適法なことをやっているのは訴えて本来やってもいい
■ 23. 企業団体献金の歴史
- 長年の実績: 自民党はずっと永遠と企業団体献金をやってきた
- 様々な問題: 裏金を作った、金の延べ棒が隠されていた、山梨で預金口座が出たなど色々あった
- 自民党の結論: そういったプロセスを全部考えてもそれをどうしてもしょうがないだろうということでキックする
■ 24. 人事問題(2つ)
- 萩生田光一氏の幹事長代行: 公明党から見れば裏金議員でこんなやつをナンバー2にするのは良くないという意見
- 麻生太郎氏の副総裁: 公明党が嫌いだと公言するような政治家をトップの近くに置くのは問題
■ 25. 萩生田光一氏の問題
- 公明党の要求: 萩生田氏を排除してほしい
- 現実: 萩生田氏は優秀な政治家で選挙に勝っている
- みそぎの問題: 一応みそぎにはなっているが、もう一回勝たなければみそぎじゃないという判断があるかないか
- 交換条件: 萩生田氏を蹴れば公明党は連立解消は撤回しないまでも選挙協力においては十分な話をしてくれるところまで戻ってきてくれるのか
■ 26. 麻生太郎氏の問題
- 公明党の要求: 麻生太郎氏の首を取るまで行かずとも、副総裁ではなく例えば最高顧問にもう一回スライドしていただく
- 理由: 公明党が嫌いだと公言するような政治家をトップの近くに置くなという話
- 自民党の反論: 26年間連立している期間があって、お互いがお互いの人事の中まで手を突っ込んで話するのはどうなのか
- 失礼な介入: フルスペックでやって決まった総裁が決めた人事に対して、連立を切ってきたお前らがいちいち言ってくるのはおかしい
■ 27. 麻生太郎氏の立場
- 大人の解決の困難: 麻生太郎氏が「そこまで言われるんでしょうがない。じゃあ俺は最高顧問に引いて若い人たちに任せる」とは絶対言わない
- 副総裁の意味: そういうことを絶対おっしゃる人だからこそ副総裁になっている
- 今回の実績: 健康一的な盤石で高市氏が敗戦濃厚だったにもかかわらず、自分の手駒40何個の議席を右左に動かして決選投票で勝って主流派に返り咲いた
- 自負: 「俺が副総裁や、俺が実質的に内閣を運用している男や。それが麻生太郎や」という状態
■ 28. 福岡の政界の難しさ
- 福岡の特殊性: 福岡のその政界の人たちの難しさというのは、薬剤師の気質みたいなものをそのまま永田町でやるようなところが若干ある
■ 29. 今後の方向性
- 各種協議の進め方: なるべく誠実に思うことはしっかりと本音で話をしながら着地すべきところを取りまとめる
- 合意の形: 最終的にどのパスでその合意に至るようにするのか
- 連立の扱い: 連立に戻すということはなく、連立は一回解消するが、次を見据える
- 本来の政治: 国民や有権者に対して利益のある形で政治的な活動を行わせていただくという本来の政治家同士、政党同士の話に戻すことが大事
■ 30. 青臭さの必要性
- 批判への応答: 「青臭いこと言うなお前は」と言われるかもしれないが、青臭いことは大事
- 現状認識: その成分が必要だからこそ今日本の政治がこんなに悪くなってしまっているのではないか
昔、前の勤務先である吉川弘文館出版部の先輩から言われたこと。
「印刷所・製本所の苦労を知っておくことは重要なので、できるだけ迷惑をかけないように丁寧にアカ字を入れるなど気を付けること。また「業者だから」という認識で居丈高な態度をとってはいけない。だけど
↓
一方で、その「苦労」に遠慮して、間違っている部分の修正や必要な作業を求めないという事をやってはいけない。そうしていたら読者の信用が得られなくなる」
技術だけでなく、こういう仕事の流儀みたいなものを叩き込んでくれた吉川の社員教育は優れていたので、伝えていきたいのですが、機会がない。
「気に入らないものが目に入る=被害」って考え方の人、じゃあ譲歩して見せないようにするとどうなるかって言うと基準があがるんだよね。際限がないことはもう痛いほど思い知ったので、意地でも譲歩しないのが正解。ようするに言っちゃわるいけど「症状」なんで。
ツイート伸びたから補足しとくけど、あの手の過敏さの人って「好み」ってことにされがちで本人もそう言うけど、自分がやり取りした印象だと、どっちかというと自他境界の問題もしくは本人の自尊感情の問題じゃないかと思うケースがけっこう多かったんだよね。
べつにどのジャンルとは言わんが「自分は○○が好きで△△が嫌いだけど、別の人は△△が好きで○○が嫌い」みたいなことってよくあるわけですが、それをうまく処理できないタイプというか、「そりゃ別の人間だからね」って処理がすごく苦手な人っていて、そういう人が多いジャンルって「ある」と思う
自分はそれを「自他境界の問題の人」と認識してて、まあ程度問題とはいえすべての人にあるということではあるが、現実問題としてその人たちは満足させられないんですよ。だって究極的に他人だから……
あと自尊感情の人っていうのは「○○が嫌い! 見せるな」というクレームだが、当人の真の需要はどっちかというと自尊感情を満たす方にあって「自分を尊重しろ」がメインの人で、これはクレーム処理の経験あるなら普通に遭遇するタイプなんだけど、問題は表面的要求が別なことで
本人の要求を真に受けてもまたクレームはつき続ける。なぜなら当人の真の困り感そこじゃないから、というタイプ。悪いけど業務的にはよっぽどワリに合わないと合わせるだけ無駄なので見合う額払ってくれという話になってしまう
■ 1. 7社への発注額の再確認
- 年間総額: 9.4億円から11.5億円
- 党本部支出に占める割合: 経常的な支出の8~10%
- 他県本部への影響: 調査の対象を広げればシェアは増える可能性がある
■ 2. 外郭企業の設立時期
- 日本図書輸送(NTy): 1961年創業
- 東西哲学書院: 1964年創業
- 日光警備保障: 1970年創業
- 共通点: 一時期に次々と設立された
- 「外郭企業」: 聖教新聞社と東弘を加えた5社は、関係者が「外郭企業」と呼ぶ群に属している
■ 3. 池田大作氏の「経済革命」宣言
- 時期: 1967年
- 場所: NTyや博文堂(当時)の社長ら9人を集めた「社長会」
- 発言内容: 「広布の闘いで、政党、学校、文化、民音(民主音楽協会)も出来た。最後に残ったのは経済だ。これから、この社長会を中心に経済革命をする」
- 出典: 『社長会全記録』1983年刊
■ 4. 創価学会の急成長期
- 会員数の推移:
- 1960年(会長就任時): 130万世帯
- 1970年: 750万世帯に急増
- 追い風の効果: 金にも票にも化けた
■ 5. 公明党の結党と献金
- 公明党結党: 1964年
- 1965年参院選: 結党翌年に11議席を獲得
- 正本堂献金: 1965年、日蓮正宗の本山である大石寺に建立予定だった正本堂のための献金をわずか4日間で355億円集めた
■ 6. 「独立国」構想
- 池田氏の発言: 「独立国を作ろう。創価王国、創価共和国だな」
- 閣僚: その国の「閣僚」として外郭企業の社長らの名を挙げた
- 基本思想: 経済力が組織としての強さの基盤になるとの考え
- 現在への浸透: この考えは党からの出金を見るにつけ、現在にも浸透している
■ 7. 東西哲学書院の経営悪化
- 利益剰余金の推移:
- 2000年: 40億円
- 2005年: 減少に転じる
- 2023年: 30億円を割り込む
- 出版不況の影響: 一定の影響はある
- 転機の2005年: 衆院選の全国の比例票で公明党が過去最高の898万票を獲得した年
- その後の推移: これを頂点に票を減らし、2022年の参院選の比例票は618万票にまで落ち込む
■ 8. 「縮む学会経済」と公明党財源
- 疑問: 翳りが見える状況下で、税金が支える公明党の財源は「縮む学会経済」の安全弁になっていないか
- 公明党の財源: 税金(政党交付金)が含まれている
■ 9. 日光警備保障社長・鈴木氏への直撃取材
- 公明党の位置づけ: 「大切な契約先だけれど、いろんな契約の一つ」
- 現実的な期待: 「公明党の仕事が増えてくれればうれしいが、正直いうと期待していない。現状を維持さえしてくれれば」
- 過去の関係: 「かつて各企業が学会を支援していたことは事実」
- 経済状況の変化: 「ただ経済状況も変わった」
■ 10. 日光警備保障の新規事業
- 新ビジネス: ドローン操縦者を育成するスクール
- 国家資格: 2022年に国交省が設けた国家資格の講習を実施
- 注目点: 国交省は公明党が大臣ポストを独占してきた官庁
■ 11. 印刷会社X社の事例
- 設立: 東京・豊島区を本社に1989年に設立
- 受注の急増: 3年で公明党からの受注を5000万円から3.3億円へ7倍弱に増やした
- 業務内容: ポスターなどの印刷代が多く、過半は政党交付金から支払われている
- 売上高: 2022年度で4.8億円
- 公明党依存度: 2022年度は売上の7割が公明党から
■ 12. X社社長の証言
- 外郭企業ではない: 「違います。うちは外郭企業ではないです」
- 取引先: 調査会社のデータには主要取引先に「創価学会」とも記されている
- 両方と取引: 「そうそう。選挙があれば公明党からの受注がよくなるが、なければ仕事がない。季節労働者みたいなものです」
■ 13. 公明党のポスター需要増加の背景
- 第2次安倍政権以降: 公明党は集団的自衛権の行使を認める安全保障関連法に賛成するなど、安倍官邸に引きずられがちになった
- 反動: 18歳以下への10万円給付などで官邸から譲歩を引き出し、実績としてアピールする場面が増えた
- 商機の発生: 実績を示すポスターの更新で商機が生まれた可能性
■ 14. 問題の所在
- 根本的疑問: 学会関連企業が公明党から政治資金で支払いを受けることに問題はないのか
- 質問の対象: 学会、党、7社にこの問いを向けた
■ 15. 各組織の回答
- 公明党と日光警備保障: 「問題があるとは考えていない」と短く答えた
- その他の企業:
- 「担当者が1日不在」
- 「学会広報室が回答する」(東西哲学書院)
- 学会広報室: 「この種の質問にはお答えしない」とするのみ
■ 16. 構造の倒錯
- かつての構造: 関連企業と一体となった創価学会が、公明党の党勢拡大を宗教活動の核にして党を支えてきた
- 現在の倒錯: 今、党の金が学会経済を支える倒錯が起きている
- 将来への懸念: この違和感はこれから膨らむ可能性がある
■ 1. 記事の目的と背景
- 調査者: ノンフィクション作家・広野真嗣氏
- 調査対象: 公明党の政治資金の使途
- 背景: 自民党の裏金問題を機に「政治とカネ」に厳しい目が向けられているなか、連立を組む公明党の政治資金を徹底検証
■ 2. 日本図書輸送株式会社(NTy)の概要
- 所在地: JR新木場駅の正面にビルが建っている
- 立地の利点: 首都高湾岸線のインターにも近い
- 業務: 創価学会の機関紙「聖教新聞」を運ぶ大型トラックが14~15台待機
- 創業: 故・池田大作が第3代会長に就任した翌年の1961年
- 成長の経緯: 創価学会の会員数増加、聖教新聞の部数増加に伴い、販売店網も会社の規模も拡大
- 売上高: 88億円
■ 3. 調査のきっかけ
- 情報源: 現在の創価学会に批判的な古参学会員から届いた1通のメール
- メール内容: 「公明党の地元県本部の政治資金収支報告書を見て驚いた。日本図書輸送や東弘など学会と縁の深い企業への発注だけで県本部の経常費用の4割になる」
- 特徴: 「創」や「公」の1字も入らない特徴のない名前の会社が「学会系」とは、その筋の者でないと気づかない
- 発見: 公明党本部の収支報告書を1年分調べただけで、日本図書輸送への支出が5億円をゆうに超えていた
■ 4. 「ファミリー企業」という概念
- かつての永田町: 官邸主導が進む以前、自民党の族議員が各省庁と結びついて道路や鉄道の建設を進めた
- 天下り構造: 官僚は公団やファミリー企業に天下りし、ファミリー企業は族議員のパーティー券を買った
- 政官財のトライアングル: 公団が料金収入など公益性の高い資金をつながりの強いファミリー企業に落としていく構造が問題視され、改革の対象となった
- 現在の問題: 1999年以降、与党の一角を占める公明党が、集票マシンの創価学会とつながりの強い企業に政治資金から多額の支出をしているのか
■ 5. 公明党の政治資金の規模
- 党本部の収入: 自民党の4割に相当する184億円
- 収入源: 機関紙「公明新聞」の販売収入や党費が主体
- 政党交付金: 29億円の政党交付金(税金)も含まれる
■ 6. 調査の範囲と方法
- 対象期間: 3年分(2020~2022年)
- 対象組織:
- 党本部
- 東京都本部
- 37支部
- 都選出国会議員が代表を務める政党支部
- 調査内容: 政治資金収支報告書から公明党の政治資金の支払われた先を集計
- 発見: 支出先には頻出する7つの企業がある
■ 7. 日本図書輸送(NTy)への支出詳細
- 支出頻度: 掲出回数が突出しており、「通信発送費」などの支出回数は年平均69回
- 合理性: 「公明新聞を届ける先は学会員。聖教新聞を運ぶ会社が同じルートで運ぶのが合理的」と元職員
- 利益剰余金の推移:
- 1992年(バブル崩壊直後): 13億円
- 1999年(自公連立開始): 22億円(1.7倍に増加)
- 2023年: 64億円(増加傾向が加速)
- 大株主: 「牧口記念教育基金会」や「戸田記念国際平和研究所」など学会関連団体
■ 8. 聖教新聞社への支出
- 1回あたりの支出額: 平均1447万円と最高
- 性質: 宗教法人の機関紙部門であり、党から学会に購読料を支払う格好
- 疑問点: 支出には「補助負担費」と記された費目もあり、聖教新聞が公明党の何を補助するのか不明
- 回答: 創価学会広報室は「お答えしない」とのみ
■ 9. 戸田記念国際平和研究所の人脈
- 常務理事: 本多正紀氏
- 経歴: 1977年に創価大を出た3期生で、池田大作の次男・城久氏(1984年に急逝)の「ご学友」
- 「27人グループ」: 同級生の正木正明氏(元理事長)を筆頭に親衛隊のように城久氏の脇を固めた「27人グループ」の1人
■ 10. 東西哲学書院の概要
- 経営内容: 信濃町に本店を構える博文堂書店のチェーンを経営
- 本店の特徴: 『人間革命』全巻など学会系の本が揃う「聖教コーナー」がある
- 公明党からの支出: 年24~26回、「購読料」を支払っている
- 社長: 2024年2月に和田吉隆氏が就任(創価大で城久氏の2つ下の後輩)
- 和田氏の肩書: 『大白蓮華』のバックナンバーに1960年代に書いた仏法をめぐる論文や解説記事があり、執筆時の肩書きは「教授」(仏法の先生)
- 前任社長: 1月まで務めた社長も「教授」
- 会社の性格: 文武の「文」の会社
■ 11. 日光警備保障の概要
- 業務: ガードマンを派遣する警備業
- 党からの支出: 年約3000万円とほぼ一定
- 社長: 鈴木裕氏(14年前から社長)
- 鈴木氏の経歴:
- 父がビュルガー病(動脈閉塞症)で1966年に一家そろって入信
- 経済苦のため全日制高校を諦め、定時制高校に通った
- 池田大作の指針「今はどんなにつらくとも、苦しくとも、貧しくとも"じっとこらえて今に見ろ"の決意でいきなさい」が信心の転機
- 学生のころから組織内で認められ、「創価班」(学会本部で施設警備や誘導役を担うサークル)のリーダーを任された
- 本部就職後に副会長まで務め上げた
- 会社の性格: 文武の「武」の会社
■ 12. 7社への発注額の総計
- 年間支出額: 9.4億円から11.5億円
- 党本部支出に占める割合: 各県本部への「寄付・交付金」や国会議員への「支払交付金」、「翌年への繰越額」を除いた経常的な支出の8~10%
- 追加調査の可能性: 他の県本部の支出でも7社の存在は大きく、調査の対象を広げればシェアは増える可能性がある
■ 1. 連立協議決裂の経緯
- 日時: 10月10日、自民党高市早苗総裁と公明党斉藤鉄夫代表との会談
- 結果: 連立協議が決裂し、石破政権後の日本政治の枠組みは見通しがつかないカオス状態となった
- 歴史的意義: 26年間続いてきた「自公政権」が完全に崩壊した
- 決定的な発言: 高市氏が会見で「党内手続きを経るためにこれから検討しますと答えたら、一方的に連立離脱を通告された」と述べた時点で、関係修復の余地はなくなった
■ 2. 公明党の要求
- 核心的問題: 自公政権の下での自党の支持低下の原因となった「政治とカネ」問題
- 要求内容: 自民党に抜本的な対応を強く求めていた
- 失望の理由: 新総裁としてどういう姿勢で臨むのかが問われていたのに、高市氏の対応が不十分だった
■ 3. 現在の客観的状況
- 自民党の議席: 衆議院の過半数の議席を40近く割り込んでいる
- 連立の困難性: 1党との連立では過半数を確保することができない
- 戦略的失敗: これまで公明党との連立関係を安全パイのように考え、連立拡大にばかり目を向けたため、絶対条件だった公明党との連立関係を失った
- 現実的選択肢の不在: 2党と連立を組んで過半数を超えることはほぼ不可能
■ 4. 日本維新の会との連立の困難性
- 実態: 実質的に関西の地域政党に近い
- 歴史的対立: 関西で自民党とは選挙で熾烈な争いを繰り返してきた
- 連立の大義: 「副首都構想」で合意して大阪都構想を実現することしかありえない
- 最大の障壁: その構想に最も強く反対してきたのが大阪自民党
- 実現可能性: 今の高市総裁の体制ではまず不可能
■ 5. 国民民主党との連立の困難性
- 組織的障壁: 背後に「連合」という組織がある以上、もともと実現困難
- 数的問題: 自民党と組んでも過半数に届かない
- 政策実現の問題: 国民民主党が掲げる「手取りを増やす」という政策実現に結びつかないため、連立を組む意味がない
- 立憲民主党との大連立: もともと全くありえない話
■ 6. 高市新政権の困難
- 首班指名: 比較第一党なのでなんとか高市新総裁を首相に指名することはできる
- 政権基盤の欠如: 石破政権のような自公の連立に加えて他の野党とも一定の協力関係があるわけではない
- 基本的枠組みの不在: 予算・法案を成立させる政権の基本的枠組みが全くできない
- 組閣の問題: 組閣をすること自体も無責任であり、内閣としての体をなしていない
■ 7. 野党の動き
- 立憲民主党の呼びかけ: 安住幹事長が中心になって野党協力による首班指名を各野党に呼びかけている
- 野党連立の困難性: 各野党間の政策・基本理念の違いはあまりに大きく、連立内閣を組んでも国民の支持が得られるとは思えない
- 問題の本質: 今回の政治の枠組みの崩壊は参議院選挙を契機とする自民党内の党内抗争の勃発という「自民党の大失態」
- 国民の期待: 政権が野党に転がり込んだとしても、その新政権に国民が期待することはありえない
■ 8. 高市新政権の枠組みづくりの破綻
- 現状評価: 完全に破綻し、ほとんど実現不可能な状態
- 検証の必要性: 時間軸を遡って参議院議員選挙後の経過を改めて振り返る必要がある
- 明らかになったこと: そのような経過に至った原因、そこで活発に動いた人たちの意図と目論見
■ 9. 参院選後の「石破降ろし」の経緯
- きっかけ: 7月の参院選で石破首相が必達目標とした「自公で過半数」に3議席届かなかった
- 党内の動き: 旧安倍派のいわゆる裏金議員、非主流派の茂木派が真っ先に動いた
- 麻生派の動き: 表立った動きは見せていなかったものの、派閥内で何人かの議員が「石破降ろし」に向けて声を上げた
- メディアの役割: 政治マスコミの側で「石破降ろし」の中心となったのは読売新聞
■ 10. 「石破降ろし」の論理
- 主な理由: 「参議院選挙で自公政権を否定する民意が示されたのだから、その自公政権のトップである石破首相は退陣するのが当然だ」
- 実態の軽視: 過半数に3議席届かなかっただけで、無所属議員を加えることなどで参議院過半数を維持することもできた
- 「歴史的惨敗」の誇張: 第一次安倍政権時の2007年の参議院選での敗北と比較しても、今回の議席減ははるかに少なく、歴史的惨敗などではなかった
- 論理の誤り: 政権選択選挙ではない参議院選挙での勝ち負けを政権の枠組みを変えることに結びつける議論自体が、衆議院議院内閣制の下では本来ありえない
■ 11. 「石破首相退陣が当然」とされた理由
- ガバナンス論: 「組織のトップとして敗北の責任を取ってけじめをつけるべき」という意見
- 結果責任論: 昨年秋の衆院選と今年7月の参院選2回の国政選挙で敗北したのだから総裁を辞任し首相を退陣するのが当然
- 企業経営との比較: 「企業経営者でも3回連続赤字を出したら辞任するのが当然」という声
- 政権運営見通し論: 「衆議院での過半数割れに加えて参議院でも過半数を失い政権運営の見通しがたたなくなった」という意見
■ 12. 政権運営見通し論の検証
- 論理の合理性: 政権運営を行っていくことは首相にとって不可欠であり、それが見通せないのであれば退陣するしかないというのは当然
- 実態の評価: 昨年秋の衆院選で自公が少数与党となった後も、森山幹事長の人脈もあり、野党とも臨機応変な対応で予算・法案を全て成立させてきた
- 3議席不足の影響: その政権のままであれば、参議院で過半数に3議席足りなくなったことが政権への決定的な支障になるとは思えない
- 野党との関係: 参院選後、石破政権側から特に野党側に対して目立った動きがなかったからといって、政権運営への見通しが暗くなったわけではない
■ 13. ガバナンス論の問題点
- 結果責任と遂行責任: 「結果に対して負うべき責任」と「目標達成のために組織をまとめたり問題に対応したりする責任」の違い
- 上場企業との違い: 企業であれば経営者は株主に対して利益を実現する責任を負うが、政党の場合はそのように単純ではない
- 政党トップの複雑な責任:
- 選挙で国民の支持を得る
- その支持を活用して党の政策を実現する
- 政権を担う政党であれば国政を安定的に運営する
- 合理的アプローチ: 単純な「結果責任」ではなく「遂行責任」を中心に考えることの方が政党にとっては合理的
■ 14. 石破政権の実績
- 就任の経緯: 昨年9月の総裁選で石破氏が自民党総裁に就任
- 衆院選の敗北: 政治資金パーティー裏金問題への批判からは当然の結果とも言える敗北
- 政権運営の成果:
- 弱い党内基盤の下で何とか党内体制を維持
- 野党との協力も得ながら予算、法案を可決
- コメ大幅増産の方向への農政改革を打ち出した
- 参院選直後にはEUなどにも先がけてトランプ関税を25%から15%に引き下げる合意に成功
- 今後の展望: 本格的に石破カラーを出して政権を運営していくべき時で、遂行責任を果たすという面ではこれからが本番だった
■ 15. 「結果責任」中心の考え方の問題
- 旧来の日本型組織: 勝ちと負けを峻別し、負ければ潔く腹を切って責任を取るという単純な考え方
- 評価基準: 上位者には結果を出すまでのプロセスについて「言い訳」せず、表面的な潔さだけが評価される
- 55年体制下での通用性: 政権基盤が安定し、自民党総裁選が「最大の政治上の決戦」だった状況だからこそ通用した
- サル山的環境: 外部から遮断された環境だったからこそ「ボス猿選び」という内側の争いでは結果責任重視、「ケジメをつける」で充分だった
- 現代における不適合: 国民の要請も民意も複雑多様化し、多党化時代を迎えた情勢の下では全く通用しない
■ 16. 高市氏の直面した現実
- サル山的ガバナンス論の帰結: 「石破おろし」が実現し自民党総裁に就任
- 第一段階での挫折: 26年間の連立関係で「ウチ」の存在と見ていた公明党が、実は理念も政策も違う「ソト」の存在であるという「当然の現実」に直面
- 政権樹立の行き詰まり: 政権樹立への道はただちに行き詰った
■ 17. 正しい判断基準
- 党内ガバナンス論の否定: 全く正当性がなかった
- 政権運営見通し論の重視: この観点に徹して考えるべきだった
- 遂行責任中心の考え方: 自民党が昨年のフルスペックの総裁選で3年という任期を石破首相に委ねたのであれば、まず党内基盤、政権基盤を安定させるための期間に1年を費やすのが合理的
- 国民の期待: そこから石破政権として本格的にその独自の役割を果たす段階に入ることを国民も期待していたはず
■ 18. 読売新聞の役割
- 既成事実化の試み: 「石破総理退陣へ」の号外まで出して石破首相退陣を既成事実化しようとして失敗
- 政治的画策: その後も石破降ろしの政治的画策を露骨に行った
- 決定的な影響: 前倒し総裁選の賛否を問う手続の開始の日の朝刊で、現職総理の総裁を「虚偽説明」と批判し、前倒し賛否に決定的な影響を与えた
- 自社の「誤報の検証」: この名目で総裁選前倒しに重大な影響を与えた
- 結果: 総裁選前倒し賛成意見が一気に拡大し、石破総裁の辞任の決断につながった
■ 19. 石破総裁辞任の瑕疵
- 反党行為: 読売と結託して「石破降ろし」を画策した自民党内勢力は「反党行為」そのもの
- 辞任の無効性: 党の決定的な分裂を避けるため自ら総裁辞任を決断した石破総裁の意思表示には瑕疵があり、無効だったという考え方も可能
- 臨時総裁選の無効性: 「総裁が欠けた」との要件を欠くので、その後の臨時総裁選は無効となるという論理
- 現実的困難: そのような考え方で時計の針を9月2日の時点にまで戻そうとすれば、自民党内は大混乱に陥る
■ 20. 現実的な選択肢
- 二重体制の維持: 高市新総裁の下での新執行部を維持しつつ、現在の石破内閣を維持する
- 現状の評価: 公明党との連立による石破政権がしっかり内閣としての役割を果たし、政府も機能している
- 内閣総辞職の前提の欠如: 高市新総裁による政権樹立が挫折し、新内閣発足の見通しが立っていなければ、現在の内閣と政府の体制を維持するのは当然
- 石破首相の責任: 政権の枠組みが定まらない現状のままの内閣総辞職は無責任との批判は免れない
■ 21. 党内体制の現状
- 人事の実施: 高市執行部の下で党内の主要人事が行われた
- 体制の不完全性: 党内体制が固まるところにまでは至っていない
- 極めて異例な状況: 石破首相は今後も旧総裁として党内にもある程度の権限を有する必要がある
■ 22. 今後の方向性
- 協調体制の構築: 石破首相と高市新総裁との協調体制を作ることによって党運営を行う
- 連立・協力の模索: その中で野党との連立や協力を模索する
- 内閣総辞職のタイミング: その見通しが立った時点で内閣総辞職を行う
- 代替シナリオ: それが困難な見通しとなった場合には、高市総裁の方が辞任するほかない
ここ数日の政治のゴタゴタを見ていると、長く政治をウォッチしてきたこともあって、「ああ、こういうことなんだろうなぁ」と細かい分析もできるんだけど──
ものすごく端的に言ってしまえば、
「わーん!このままだと、今までみたいにぬるく仕事して甘い汁を吸えなくなるじゃん!」
という阿鼻叫喚にしか見えないんだよね。
見てみるといいよ。
高市新総裁や国民民主党にごちゃごちゃ文句を言いながら政局に勤しんでいる連中を。
あいつらの目には国民なんて映っていないんだ。
根っからの緊縮財政派はさておき、そうでない多くの議員は薄々気づいているんだよ。
──国民民主党の政策で日本の経済が本当に復調してしまうかもしれない、って。
でもそうなると、国民民主党が政界で幅を利かせることになる。
となれば、自分の椅子が危うくなる……そりゃ反対するよね。
特に公明党なんかは、「基礎控除等の引き上げ」に賛成しているフリをしつつ、
年収の壁をバカスカ建てて「私がやりました!」感を出していたのに、
それがゼロベースに戻されるかもしれない。
結果的に「やっぱりそれでよかったよね」となれば、たまったもんじゃないわけだ。
何はともあれ──
日本経済が復調し、国民が豊かになり、税収が増えて社会保障費の懸念が少しでも減り、スパイ防止法が制定され、子どもが健やかに育ち、研究開発費が増えて「技術立国・日本!」となることが、“都合が悪い”人たちがこんなにも多いのかと思うと、本当に辟易しちゃうよね😮💨
それと、「政権交代だ!」とか「自民が与党ではいけない!」なんて言ってる、脳みそがダチョウくらいの人たちは放っておいていいよ。
あいつらも分かってるんだ。自民党が一枚岩じゃないってことを。
だって、ちょっと前まで共産党までが「石破辞めるな!」なんて言ってたんだよ?
こんなに分かりやすいこと、他にある?
どれだけその環境がぬるま湯で“おいしかった”かってことだよな。
──とまぁ、むしゃくしゃした勢いでおじさんが戯言を吐きました。
ここまで読んでくれた人、ありがとうね。
■ 1. 参院選における公明党の惨敗
- 選挙結果: 改選14議席の死守ができず、獲得できたのは8議席で実に6議席を失った
- 筆者の立場: 非学会員だが創価大学で学び、四半世紀にわたって学会と学会員を「内」と「外」の両方の視点から観察してきたジャーナリスト
- 筆者の見解: もう票が取れないなら、そう遠くない将来、創価学会は公明党を見限るのではないか
■ 2. 学会員の冷静な反応
- 驚くほど冷静: 最大かつ唯一の支援団体である学会で、実際に選挙の舞台裏を取り仕切った学会員たちの声は驚くほど冷静
- 学会員の声:
- もはや自民党との区別がない
- 党として独自のカラーが打ち出せていない
- 人も政策も無党派層を取り込めるパンチの効いた何かがない
- 内外の乖離の消失: かつて「内」と「外」の間で使う言葉の意味や価値観に大きな乖離があったが、近頃ではそれがなくなりつつある
■ 3. 過去の選挙敗北時との比較
- 1996年第41回衆議院総選挙: 学会が応援して大敗した選挙の例
- 当時の落胆ぶり: 学会員たちの落胆ぶりは凄まじく、とても声などかけられるものではなかった
- 創価大学キャンパスの光景:
- 開票日の翌朝、女子学生が集まって泣いている
- 「先生(池田大作)に申し訳なくて」「私たちの祈りが足りなかったから」という声
- 男子学生の檄: 「俺たちは高木先輩を国会にお戻しできなかった。1万票差での負け。敗因は俺たちに気の緩みがあったこと」
■ 4. 高木陽介候補と新進党
- 高木陽介: 東京24区(八王子市)から出馬した前職で創価大学OB、当時「若手の論客」として売り出し中
- 新進党への合流: 公明党は政界再編に参加したため解党し新進党に合流
- 学会員の声: 「新進党といえばお願いしやすい。公明党だと学会と言われてやりにくかったが、とてもやりやすい」
- 実態: 冷静に考えると党派を問わず「やりやすい選挙」などはなく、「俺たちの気の緩み」があったことは否めない
■ 5. 責任の所在の変化
- 1996年当時: 学会員として選挙活動に携わった創価大学の学生たちは、負け戦という選挙結果を自分たちの責任、「自分事」として捉えていた
- 現在: 敗戦となればその責任は公明党と候補者にあると考えられる時代
- モチベーションの変化: 「池田先生がお作りになられた政党の候補者だから」という理由だけで学会員たちは命を張れないし、張らない
■ 6. 学会活動の多忙さ
- かつての学会活動: 熱心にやればやるほど忙しくなった
- 活動内容:
- 丁目単位から県、全国レベルまで日々の活動報告
- 仏法を勉強する座談会をはじめ、大中小の集会
- 機関紙の配達、集金、拡張活動
- 折伏と呼ばれる新規入会者の勧誘
- 選挙時には選挙活動も加わる
■ 7. 学会活動のアウトソーシング化
- 見直しの動き: 近年、「忙しすぎる」学会活動が内部で見直されている
- 具体例: 機関紙「聖教新聞」の配達を大手新聞社に委託するなど、学会活動における事務の「アウトソーシング化」が進みつつある
- 新聞配達の位置づけ: 学会員たちの間では人格者が行うものとして知られているが、「任命されるだけの人物ではありたいが、実際の任命はできればご勘弁を」という声も漏れ聞こえる
■ 8. 選挙活動の負担
- 忙しさと煩雑さ: 選挙活動はその最たるもの
- 労多くして功少なし: 学会員たちが汗を流しても候補者は落選、公明党は目立たずでは応援のし甲斐がない
- 信仰への影響: こうした状況が続くと信仰への不信へと繋がり、学会から離れていく者も出てきかねない
- 上層部の危惧: この点は学会上層部もきっと危惧している
■ 9. 次の軽減化対象としての選挙活動
- 予測: 機関紙のアウトソーシング化に続く次の「学会活動軽減化」の対象となるのは選挙活動ではないか
- 公明党を見限る可能性: 票の取れない公明党を見限り、学会が打ち立てた政策を実現に動いてくれる既存の政党を直接支援する形を取ると見るのが自然
- 学会員への負担軽減: わざわざ公明党で選挙運動を行うよりも、政党との選挙協力で済ませるほうが学会員たちへの負担は軽減され、結果として学会の組織力は保たれる
■ 10. 学会の現状と固定票
- 勢いの減少: 今の学会はかつてほどの勢いはない
- 固定票の存在: こと選挙となると絶対的に安定した固定票がある
- 効率的な支援方法: 公明党で選挙運動を行うより、政党との選挙協力で済ませる方が合理的
■ 11. 創価女子短期大学の閉鎖
- 閉学の決定: 2026年度から学生の募集を停止し閉学となる
- 理由: 18歳人口の減少や社会情勢の変化
- 内部の反応: 教条的な批判の声は聞こえてこない
■ 12. 学会員の価値観
- 中心的価値観: 「池田先生をお守りする。その一点さえ外さなければそれでいい」
- 創価大学で学んだ者ならよく耳にする言葉: この言葉が学会員の行動原理を示している
- 筆者の結論:
- 将来、たとえ規模が縮小しようとも学会をなくすことはない
- でも公明党を見限ることはある
- 創価女子短期大学の閉鎖、聖教新聞の配達委託といった動きがそれを物語っている
【10月11日 AFP】米シリコンバレーの投資家ピーター・ティール氏は、一連の個人講演の中で、スウェーデンの環境活動家グレタ・トゥンベリさんと人工知能(AI)反対派を「反キリスト(アンチキリスト)の軍団」と呼び糾弾した。米紙ワシントン・ポストが10日、報じた。
ワシントン・ポストが確認した録音によると、サンフランシスコのコモンウェルス・クラブで行われた各2時間、全4回の講演は、宗教的信条とテクノロジー規制への警告を融合させたものだった。
ティール氏は、テクノロジー開発への規制を提案する人々は、米国の破滅と世界的な全体主義支配の時代をもたらす恐れがあると主張した。
ティール氏は、実業家イーロン・マスク氏も属する「ペイパルマフィア」のメンバーで、純資産は約270億ドル(約4兆1270億円)。元側近のJ・D・バンス副大統領を含むドナルド・トランプ政権と密接な関係にある。2016年の大統領選でトランプ氏を支持した唯一のシリコンバレーの有力者でもある。
ティール氏の見解では、聖書に出てくる反キリストとは邪悪な天才技術者ではなく、人類を絶滅させる可能性のあるリスクについて絶えず警告し、革新的な分野への強力な規制を求める人物だ。
録音によると、ティール氏は9月15日の開会講演で、トゥンベリさんとAIの危険性について警鐘を鳴らすエリエゼル・ユドカウスキー氏に言及し、「21世紀における反キリストとは、あらゆる科学を阻止しようとするラッダイト(技術革新反対派)のことだ。グレタやエリエゼルのような人物だ」と述べた。
ティール氏は金融規制について、反キリストのような人物に支配される可能性のある世界政府が出現し始めている兆候だと批判。
「個人の財産を隠すのは極めて困難になっている」と述べ、富裕層に「権力と自律の幻想」しか与えない「租税条約、金融監視、制裁構造という信じられないほど複雑な仕組み」について説明した。
一連の講演は、米国でキリスト教ナショナリズムが高まり、シリコンバレーのリーダーたちが第2次トランプ政権下でAI規制に対する闘いを激化させる中で行われた。(c)AFP
■ 1. 公明党の連立離脱表明
- 下駄の雪の変化: 1999年に自民党と連立を組んで以来、政権に食らいついて離れない公明党が四半世紀が過ぎた今になって「政策、理念の一致があって初めて連立政権が成立する」と言い出し連立を解消した
- 従来のパターン変更: 従来は自民党に新執行部が発足すると公明党は直ちに連立継続の合意文書を交わしてきたが、今回は高市早苗新総裁との会談で斉藤鉄夫代表が連立離脱を表明した
- 自民党への懸念: 斉藤代表が記者団に語っていた懸念は派閥の裏金問題のけじめ、企業・団体献金の規制の明確化、靖国神社の参拝、外国人政策だった
- 理念の一致要求: 斉藤代表は総裁選の前から「保守中道路線の私たちの理念に合った方でなければ、連立政権を組むわけにいかない」と語っていた
■ 2. 創価学会の意向と組織構造
- 斉藤代表の背景: 自身の選挙区では「村議会議員だった親父はバリバリの自民党員。私の血の95%が自民党です!」と言っている斉藤代表が自民党に対して強い態度に出たのは支持母体である創価学会の強い意向があったからである
- 組織の実態: 学会にとって公明党の代表など渉外部長のようなものであり、公明党は創価学会のためにあると言っても過言ではない
- 池田大作の影響: 公明党の本当のトップは存命中は池田大作名誉会長で、山口那津男元代表までは池田先生の鶴の一声で決まったようなものだった
- 学会からの圧力: 今回の斉藤代表の発言は「いつまでも言いなりになっていないで反論してこい」と学会からハッパをかけられたからである
■ 3. 維新の会との因縁と牽制
- 過去の矛盾: 平和の党を自称する公明党だが右派とも言われた安倍晋三政権と連立を組み集団的自衛権の行使を容認した過去があり、それなのに安倍路線の継承者を自認する高市・自民とは組めないというのは矛盾がある
- 信者の反発: 集団的自衛権の行使容認は信者からの反発も大きく、国会前で行われた反対デモに参加した学会員もいたほどである
- 維新との対立: 斉藤代表の総裁選前の発言は自民党と日本維新の会との連立を牽制するためのもので、維新とだけは組んでくれるなという意味だった
- 大阪での惨敗: 大阪都構想が否決されると維新の吉村洋文共同代表が「公明党をぶっ潰す」と宣戦布告し、昨年の衆院選では学会内で「常勝関西」といわれた大阪の4選挙区で全敗するという信じられない事態になった
■ 4. 党勢後退の実態
- 選挙での敗北: 衆院選では公明党の代表に就任したばかりの現職議員・石井啓一氏も落選し比例区の得票数は約596万票だった
- 参院選での最低記録: 今夏の参院選では比例区の得票数が約521万票で過去最少となり結党以来最低の8議席しか獲得できなかった
- 信者数との乖離: 創価学会の公式ホームページでは今も信者数は827万世帯と公表しているが、2005年の衆院選では比例区で約898万票を獲得していたことを考えると党勢の後退は明らかである
- 高齢化の影響: 党勢後退の要因は学会員が高齢化し、2世や3世の信者が積極的な選挙活動をしなくなっているからではないかと指摘されている
■ 5. 学会員の不満と選挙活動
- 功徳としての選挙: 熱心な信者にとって選挙活動は功徳であり、選挙で学会員の結束は強くなっていた
- 結婚の増加: 通常は男子部と女子部が一緒に活動することはないが選挙では一緒に活動するため、その後結婚式が増えるとまで言われた
- 公明党への不満: 一生懸命に選挙活動をしているのに当選しないのは公明党がしっかりしないからだと学会員は考えた
- 裏金問題の追及不足: 自民の裏金問題の時は大して追及することもなく、参院選では安倍派の裏金議員3人を推薦したため同じ穴のムジナと言われた
- 旧統一教会問題: 旧統一教会の問題が出たときは政治と宗教の距離を巡る議論に巻き込まれかけた
■ 6. 自民党への影響と解党論
- 自民党への痛手: 学会票がなければ当選できない自民党議員もおり、選挙区で確実な2万票を持っているなら影響力は大きいため大変な痛手である
- 一般の声: ネット上には「早く公明党が無くなって欲しい。選挙の度に学会員らしき人から公明党にとお願いされて迷惑に思ってる人は多いと思います」という声が上がっている
- 内部からの解党論: 学会は参院選で敗れたことがかなりショックで、学会の幹部が公明党の元幹部に相談したところ「学会も公明党も消滅するしかないのだから解党するべきだ」と答えたという
- 出直しの必要性: 解党的出直しが必要なのは果たしてどちらかという問いが投げかけられている
■ 1. 企業の黒字リストラ加速の背景
- リストラの加速: 数年前から指摘されていたが、ここにきてさらに企業の黒字リストラが加速している
- 新たな特徴: 従来は目立たなかった特徴として、明らかに事務職がターゲットとなっている点が挙げられる
- メガバンクの採用減: メガバンクの新卒採用枠が減り、とりわけ私立文系枠が激減しているという分析もあり、これも同じトレンドの一端である
■ 2. 黒字リストラの構造的理由
- 高コストなベテラン: 年功賃金のせいで高コストなベテラン(しかも多くが消化試合中)が多すぎるという構造的課題がある
- 雇用コストの増加: 繰り返される定年の引き上げや社会保険料負担増といった雇用コスト自体の増加が理由である
- 身軽化の判断: 黒字なのにではなく、黒字の今だからこそ身軽になっておこうという判断である
- 70歳雇用努力義務: 2025年法改正による「70歳までの雇用努力義務」が一番大きな要因であり、これまでリストラに及び腰で先送りし続けていた企業も腹をくくった
- 強烈なメッセージ: これまで組織のために年功を積んできたベテランを放逐することは組織内への「もう時代は年功序列ではない、ジョブの時代だ」という強烈なメッセージになる
- ジョブ型への移行: 黒字リストラを実施した企業が例外なくジョブ型に移行済みなのは当然である
■ 3. 事務職がターゲットとされる理由
- 製造ラインの余地: 大手の製造業は2000年代に製造ラインのリストラを含む見直しをあらかた行っており、さらにしぼる余地が少ない
- AIによる置き換え: AIによる置き換えがとりあえずは間接部門で先行している
- 既得権への着手: これまで氷河期世代や製造ラインを犠牲にすることで本社をはじめとするホワイトカラーの年功序列を維持してきたものの、AIの台頭でいよいよ本丸の既得権に手を付けざるを得なくなった
■ 4. 日米の違いとキャリアデザインの重要性
- 専門性の有無: もともとジョブ型の米国の場合は中高年に専門性を磨いたプロが多く、日本の場合はそうでなかった
- 評価の困難性: 出世競争を終えて消化試合中の人間を「ジョブで評価する」なんて無理な話である
- 生き残りの条件: これからはキャリアデザインしてプロにならないと生き残れないことが図らずも実現してしまった形である
■ 5. インフレによる兵糧攻め戦略
- しがみつく問題: 早期退職募集しても辞めて欲しい人ほどしがみつくのではないかという疑問がある
- インフレの援護: インフレが強烈な援護射撃をしており、各社とも「辞めてもらってOKな人」の賃金はこの数年間極力据え置いて既に兵糧攻めしている
- 手を上げる人の増加: 少なからぬ数の"そういう人達"が手を上げることになる
- デフレ期の終焉: 「なにがあっても定年までしがみつけ」はデフレ期限定のセオリーで、インフレ期にはもはや通用しない
■ 1. 連立政権解消の背景
- 歴史的転換点: 自由民主党と公明党の26年間の連立政権が終了しようとしている
- 直接的原因: 政治と金の問題に対する自民党の対応に公明党側が不満を持った
- 支援団体の不満: 創価学会の地方組織が前回衆議院選挙での2000万円配布などの問題で自民党を応援できない状況になった
- モチベーション低下: 500万票規模の支援者のモチベーションが大きく低下し、選挙活動に影響
■ 2. 離脱に至る経緯
- 最終通告: 斎藤鉄夫代表と西村幹事長が最終通告を突きつける形となった
- 中央幹事会の決定: 代表と幹事長に一任することが決まり、実質的に離脱が確定
- タイミング: 昨日21時頃の一任報道で終了が確実視された
- 準備不足: 自民党側は段階的な資金透明化などの青写真を用意していたが、話し合う機会を得られなかった
■ 3. 具体的なトリガーとなった人事
- 萩生田光一氏の幹事長代行就任: 政治資金問題で検察審査会に起訴相当とされた可能性のある人物の重要ポスト就任
- 木原誠二氏の官房長官就任: 公明党側が懸念を持つ人事
- 下村博文氏の東京11区支部長就任: 一連の人事が積み重なった結果、自民党に反省がないと判断された
- 茂木敏充氏の外務大臣就任: 麻生太郎氏中心の党人事で総理色が強く、公明党が受け入れがたい人物が並んだ
■ 4. 過去の調整との対比
- 岸田政権時代の成功例: 岸田文雄首相と山口那津男代表の間で政治資金規正法の5万円か10万円かで調整し、互いの立場を理解しながら乗り越えてきた歴史
- 今回の失敗: 石破政権では同様の調整ができなかった
- 公明党の立場: 4年以上前からこの問題をどうにかしないといけないと考え続けてきた
■ 5. 自民党内の意識の問題
- 自民党側の認識: 連立相手であっても金と人事に口を出されたくないという感情を持つ議員が一定数存在
- 麻生太郎氏周辺の不満: 公明党が自民党のやりたい政策を妨害してくると考える声がある
- 配慮不足: 事前説明を含めてもっと丁寧にやっていく必要があったが、これまでナアナアでやってきた
■ 6. 熟年離婚の比喩
- 長年の我慢: 公明党が長年我慢してきたものがついに臨界点に達した
- 自民党の甘え: 自民党側が公明党の無理を聞いてくれる存在と思い込んでいた
- 愛情表現の欠如: 夫婦関係と同じで、愛していても言葉にしなければ関係は悪化する
■ 7. 石破政権の準備不足
- 成立直後の混乱: 政権が成立したばかりで、幹事長就任から5日程度で連立離脱の話が降って湧いた
- 党内調整の余裕なし: 新執行部として党内でやることが山積みの状態で対応が困難だった
- パイプの不足: 佐藤浩副会長(創価学会)へのパイプを持っていなかった
- 逆算的課題: 今までできていたことが今回できなかった理由は、石破政権側の準備不足に尽きる
■ 8. 連立のメリットと不均衡
- 自民党側のメリット: 国土交通大臣や厚労副大臣などの限られたポストを公明党に渡すことで相当の議席が得られる有利な取引
- 公明党の遠慮: 本来はもっとポストや政策反映の自由度を要求できたが、宗教団体の上に乗った党として一歩引いた姿勢を取ってきた
- 自民党の甘え: 自民党側が甘え続け、迷惑をかけ続け、やらかしを繰り返してきた
■ 9. 公明党の票数減少要因
- 高齢化: 活動の高齢化という要因もある
- 大義の問題: 自民党と一緒に政権を担う大義が揺らぎ、支援者が応援しづらくなった
- 票数への影響: 支援者のモチベーション低下が直接的に票数減少につながった
- 先行きへの不安: 自民党と一緒にやっていても公明党として先がないと考える人が増えた
■ 10. 石破氏と創価学会の関係
- 良好でない関係: 石破氏自身が奈良の創価学会と決して関係が良くない
- ひっくり返しの困難さ: この関係性を考えると状況を逆転させるのは難しい
- 再交渉の可能性: 再交渉はできないと考えられる
■ 11. 今後の政局シナリオ
- 首班指名選挙: 1回目の投票で過半数を取れる候補者がいない前提で2回目投票になる
- メジャーシナリオ: 石破茂氏が少数与党として自民党単独で政権を継続する可能性が最も高い
- 他の可能性:
- 斎藤鉄夫氏で一本化しようという動き
- 小沢一郎氏を推す動き
- 様々な策が水面下で行われている
■ 12. 補正予算と臨時国会の課題
- 政治的リソース不足: 自民党単独ではやりたいことを全てできる経済環境も政治的リソースもない
- スタックのリスク: どこかで政策が行き詰まる可能性が高い
- トリガーとなる要因: 年内に補正予算が組めなかった時が大きな転機になる
- 早期解散総選挙の可能性: トラブルが発展した結果、年内に解散総選挙に追い込まれる可能性がそれなりの確率である
■ 13. 解散総選挙時の議席予測
- 公明党離脱の影響: 公明党がいなくなると普通に40議席程度減る(もっと減るという見方もある)
- 自民党の少数化: さらに少数になり、比較第一党が別のところになる可能性
- 野党との連立: 他党が自民党を選ばずに連立政権を結んだ場合、自民党は野党に転落する
■ 14. 当面の政策課題
- ガソリン関連: ガソリン暫定税率・ガソリン代値下げの問題
- 社会保障関係: 病院や薬局などに関する問題
- 介護保険: 高橋氏が主張する介護保険関連
- 診療報酬: これから議論していく診療報酬の取り決め
- 責任者不明: 誰が責任を持って推進するか具体的な顔が見えない状況
■ 15. 人事案の見直し必要性
- 連立政権不成立の影響: 当初の人事案が一部差し替えになる必要がある
- 調整の必要: 誰に何をお願いするかの調整が必要
- 全体像の不透明さ: まだ全体が見えない状況
■ 16. 今後の政治改革課題
- 安全弁の喪失: 自公連立政権という安全弁がなくなった
- 単独政権のリスク: 自民党単独で政権を組む場合のハレーション(波及効果)を考慮する必要
- 法改正の必要性:
- 政治資金規正法だけでなく公職選挙法も含めた周辺法律の改正
- 適正な選挙をどう実施するかの議論を急ピッチで進める必要
- 中途半端な状態: 様々な政治改革が中途半端になっている
■ 1. 過剰診断の実態
- 衝撃的なデータ: 75歳以上の乳がん検診では約47%が過剰診断になる可能性があり、85歳以上では50%を超える
- 過剰診断の定義: その人が生きている間に症状も出ず死因にもならないような病気を見つけてしまうことである
- 治療の負担: 見つかった以上は治療することになり、手術、抗がん剤、放射線治療が高齢者の体に大きな負担をかけて生活の質を低下させる
- 医療進歩の皮肉: 検査技術が向上し小さな異常も見つけられるようになったが、それが本当に治療すべきものなのか考える必要がある
■ 2. 世界の高齢者検診に対する姿勢
- カナダの方針: 75歳以上の大腸がん検診を非推奨としている
- アメリカの方針: 85歳以上には推奨していない
- イギリスの方針: NHS Health Checkは74歳で終了する
- 科学的根拠の欠如: 死亡率低下や延命効果についての科学的根拠に乏しく、75歳以上の高齢者に対するがん検診の効果を示すランダム化比較試験はほとんど存在しない
- 過剰診断リスクの上昇: 過剰診断のリスクは年齢とともに確実に上昇し、余命が限られている人に10年後に問題になるかもしれない小さながんを見つけて今すぐ治療する意味は疑問である
■ 3. 日本の現状と問題点
- 無料検診の実施: 自治体にもよるが後期高齢者医療制度の下で75歳以上も無料で検診を受けられる
- 厚労省指針との乖離: がん検診の推奨年齢は基本的に69歳までであり、75歳以上は明確な対象になっていない
- 自治体の独自判断: 多くの自治体が独自判断で無料で検診を続けており、統一的な基準もなく科学的根拠も曖昧なまま惰性で続いている
- 負の連鎖: 不必要な検査、過剰診断、過剰治療により医療費は増大し、高齢者の生活の質は低下する
- 誰も得をしない仕組み: 現状は誰も得をしない仕組みが続いている
■ 4. 自己責任論と共有意思決定
- 原則自己責任の提案: 75歳以上のがん検診は原則として自己責任でいいのではないか
- 真の意図: 高齢者の健康を軽視しているわけではなく、画一的な検診システムから解放され本当に必要な医療を選択する自由を持つべきである
- 自費受診の選択: 検診を受けたい人は自費で受け、医師から過剰診断のリスクについて十分な説明を受けて自分で判断するべきである
- 国際的トレンド: 「共有意思決定」に向かっており、医師が一方的に検診を勧めるのではなく患者と話し合い、その人の価値観や人生観に基づいて決める
- 年齢による重要性: 75歳を過ぎたらこのプロセスがより重要になる
■ 5. 推奨される検査と否定される検査
- 推奨される検査: 血圧測定や基本的な血液検査など侵襲性が低く治療可能な疾患を見つけられるものはしっかり行うべきである
- ドイツの研究: 75歳向けの基本的な健康スクリーニングが救急受診を減らし医療費削減につながった
- 慢性疾患管理の重要性: 高血圧や糖尿病などの管理は年齢に関係なく重要である
- がん検診の問題: 「早期発見・早期治療」を謳う検査は若い世代なら意味があるが、高齢者では発見されたがんがその人の余生に影響を与える可能性は低く、むしろ治療による負担の方が大きい場合が多い
■ 6. 世代間公平性と医療資源の配分
- 真の公平性: 「75歳以上は自費」という提案こそが真の世代間公平性である
- 資源の再配分: 限られた医療資源を効果が証明されていない高齢者の検診に使うより、若い世代の予防医療や高齢者の生活の質を向上させる他のサービスに振り向ける方が合理的である
- 具体的な代替策: フレイル予防のための運動プログラム、栄養指導、在宅医療の充実などが高齢者の自立した生活を支援し結果的に医療費を削減する
- アメリカの研究: 高齢者向け栄養プログラムの1年分の費用が病院での1日分の入院費に相当する
■ 7. テクノロジーを活用した健康管理
- 新しい健康管理方法: ウェアラブル・デバイスやAIを使った健康モニタリングが増えている
- 日常的モニタリング: 日常的にバイタルデータを収集し異常があればアラートを出すことで、わざわざ病院に行かなくても自宅で健康状態を把握できる
- 個別最適化: これらのデータは個人に最適化された健康アドバイスにつながる
- 日々の健康管理の重要性: 75歳を過ぎたら年に一度の健診より日々の健康管理の方がはるかに重要であり、そのためのツールは既に存在している
■ 8. 提案の結論と新しい健康管理の形
- 具体的提案: 75歳以上のがん検診は原則自己負担とし、受けたい人はリスクを理解した上で自費で受け、公的資源は効果が証明された予防策と高齢者の生活の質向上に集中させる
- 個人レベルの選択: 自分の健康状態に合わせた管理方法を選択し、テクノロジーを活用して日常的な健康モニタリングを行う
- 真の目的: 高齢者を見捨てるということではなく、無意味な医療介入から解放し本当に必要な予防とケアに資源を集中させることが重要である
- 年齢による線引き: 歳をとれば健康の問題も変わるのは生理的なものであり、75歳という年齢は妥当な境界線である
- 新しい知恵: ムダな健診には依存しないが予防は継続的に適切に行うという新しい健康管理の形を受け入れることが超高齢社会を賢く生きる知恵である
連合は、支援する国民民主党が自民党との連立政権に入らないようけん制を強めている。3期目の続投が決まった芳野友子会長は8日の記者会見で、国民民主の連立入りについて「容認できないスタンスに変わりはない」と強調した。
連合では、今月1日にとりまとめた参院選の総括文書でも、国民民主の連立入りは「看過できない」とクギを刺した。連合幹部は「連立入りなら組織内議員を引きあげることも議論しないといけない」と語る。
新体制では、組織内議員を抱える電機連合の神保政史会長が事務局長に就任した。JAM(ものづくり産業労働組合)出身の芳野氏とともに国民民主幹部と良好な関係にあり、連立入りの妨げとなる可能性もある。
国民民主党の玉木雄一郎代表は10日、自民党と連立を組む可能性について否定的な見解を示した。「公明党が抜け、われわれが政権に加わっても過半数に届かないので、あまり意味のない議論になってきている」と国会内で記者団に述べた。
自民との向き合い方に関し「政策本位で、進めるべき政策があれば協力していく」と説明。公明については「生活者の立場に立った政策や中道政党ということで重なる部分が多い。かなり共通して歩めるところがある」と語った。
公明党の斉藤鉄夫代表は10日、自民党の高市早苗総裁との会談後、自公両党の連立について「一旦白紙とし、これまでの関係に区切りを付ける」と明言した。近く国会で行われる首相指名選挙について「斉藤鉄夫に票を投じます」と語った。ただし、「何でも反対の敵方になるわけではない。予算案や法律、政策ごとに賛成するものは賛成する」と述べ、政策によっては自民政権に協力する考えを示した。一方、これまで続けて来た選挙協力は「一旦白紙」とし、人物本位、政策本位で判断する姿勢を示した。
4日の自民党総裁選で、高市早苗氏が大方の予想を覆して勝利しました。中国の習近平(シー・ジンピン)政権も戸惑っているにちがいありません。高市氏は、過去に中国を含む周辺国に強硬な発言を繰り返してきたからです。
「高市政権」が発足したら、日中関係はどうなるのか。東京財団主席研究員の柯隆氏と日本経済新聞政策報道ユニット長の桃井裕理氏が、ラジオNIKKEIのポッドキャスト番組「中国経済の真相」で討論しました。
2人が共に注目するのが、公明党の動向です。中国共産党は歴史的に公明党と深い関係を築いてきました。自民党が靖国神社への参拝問題などで「タカ派」に傾いたとき、同党と連立を組む公明党に歯止め役を期待してきた面があるのは事実です。
その公明党や支持母体である創価学会のなかで、連立からの離脱論が浮上しています。保守色の濃い高市氏への不信感をぬぐいきれないからです。柯隆氏は「公明党が本当に連立から離れれば、中国共産党にとって対日関係で相当なダメージになる」との見方を示しました。
中国の呉江浩駐日大使は6日、国会内で公明党の斉藤鉄夫代表と面会しました。桃井氏は「(呉氏は斉藤氏に)連立に残ってほしいという気持ちをにじませたのではないか」とみています。
習近平政権は公明党が連立から離脱すれば、台湾に近い自民党の麻生太郎副総裁らがますます対中政策で強硬路線に走るのではないかと警戒しているはずです。自民、公明両党の連立協議が日中関係の行方に大きな影響を及ぼすのはまちがいありません。
■ 1. 事件の概要
- 発言の内容: 高市早苗氏の自民党新総裁就任後の囲み会見前に、党本部で待機中の報道陣から「支持率下げてやる」「支持率下げる写真しか出さねえぞ」といった暴言が日本テレビのライブ配信に拾われ、ネット上で猛批判を浴びた
- 発言者の特定: 各社が聞き取り調査を実施した結果、時事通信社の大ベテランのカメラマンだということが判明し、10月9日に時事通信はHPに謝罪文を掲載し、男性カメラマンを厳重注意した
- 他の発言: 「裏金と、靖国と、なんかでしょ?」といった高市氏の政治姿勢を揶揄するかのようなものや、「巻き込むな」「必然的に巻き込まれるから」などの軽口のようなものまでが拡散し、発言者の犯人探しがなされる事態にまで発展した
- 波及効果: 「高市新総裁」の誕生を読み切れなかった総裁選報道の直後での問題発言だっただけに、メディアへの風当たりはさらに強まり、多くのメディアでは「ウチの社ではないですが気を付けてください」と記者や現場に異例の「通達」をした
■ 2. 政治取材現場の実態
- 現場の状況: 自民党本部4階の赤じゅうたんが敷かれたエレベーターホールは党幹部が囲み取材に応じる場所で、取材対象を待つ間の番記者同士の軽口もいつもの風景であり、正直もっとドぎつい軽口や冗談を言うこともある
- 閉鎖的な環境: 狭い永田町で日々同じ対象相手を追っかけている政治の現場では妙な仲間意識が芽生えやすく、取材の待機中には身内同士で口が軽くなりついつい冗談や軽口をたたいてしまうことも珍しくない
- 記者の権限: 現場のカメラマンにも記者にも論調を左右するほどの権限はなく、今回の会見場は党本部だから平河クラブに所属する記者だけではなくフリーの人も来ており、フリーの記者やカメラマンでもかなりマナーの悪い人がいる
■ 3. 「昭和世代」の問題
- 世代の特徴: 「昭和世代」のベテランのカメラマンや記者の口の悪さは際立っており、オジサンカメラマンは昔からとにかく口が悪い人が多く、下ネタは多いし若い女性記者にセクハラ発言するし道端でタバコ吸ったり暴言も吐いたりする
- 永田町の特殊性: 永田町は昔ながらの長時間労働やセクハラ・パワハラが横行する古い「昭和」な体質が今も色濃い取材現場で、いまだにクローズドな閉ざされた世界だから時代に合わない化石のようなオジサンも残っている
- マナー改善の兆し: 最近はいつでも誰でもカメラに捉えられSNSにアップロードされてしまう時代で、さらされるリスクがわかっているだけにあまりに非常識な行動はなくなり現場のマナーは随分とよくなった印象である
■ 4. 業界の構造的問題
- 人材不足の影響: 昭和のオジサンカメラマンは横柄な人が多いが腕がめちゃくちゃ良くてその人じゃないと撮れないものもあり、なり手不足の業種だし若い子は腕も根性もないから結局頼ってしまう
- 対応の限界: 「たとえ冗談でもそんなことを言わないでくださいよ」とキツく言うとスネて仕事してくれないので優しくクギを刺すしかできない状況である
- 根本的課題: 個人的な好悪で意図的に誰かを貶めるような報道はあってはならず、マスコミ業界全体の人材不足もガラパゴス化した「昭和」で偏向的なカメラマンや記者をはびこらせる要因にもなっているのは間違いない
多文化共生って言う人ほど、実際には共生してない気がする。
多文化共生とか他人種共生とか言う人をよく見るけど、実際にそういう環境で暮らしてる人ってどのくらいいるんだろうと思う。
俺の住んでるエリアには、外国人労働者や技能実習生の人たちもけっこういて、夜中に外で話してたり、ゴミの出し方が違って揉めたりすることもある。
それを見てると、共生って言葉ほど簡単じゃない。歩み寄りも必要だし、文化の違いに戸惑うこともある。
でも、そういう中でちゃんと関わっていくことが、本当の共生なんだと思う。
一方で、共生を語ってる人の多くは、そういう現場にいない。
隣人も同じ日本人で、外国人との関わりなんてニュースかSNSくらい。
それで共生を語るのって、ちょっと違うんじゃないかと思う。
俺はいつも、当事者が決めるべきだと思ってる。
たとえば保育園の建設に反対する住民が叩かれることがあるけど、実際に騒音の影響を受けるのは、その地域に住んでいる人たちだ。
外から道徳的に受け入れるべきだとか言うのは、なんか違う気がする。
夜勤明けで寝ている人や、防音が弱い部屋で暮らしている人にとっては、生活の問題なんだから。
移民や多文化共生の話も同じだと思う。
受け入れるべきだと言うなら、まず自分の生活圏で実際に受け入れてみて、それでも良かったと思えるのかを語ってほしい。
共生って、理念じゃなくて生活だから。
移民賛成って言ってる人たち、ちゃんと多文化・他人種共生して、うまくいってる?
【発言録】自民党の役員がそろった写真を見て、麻生家にお嫁入りした高市(早苗)総裁というように思った。両脇に麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長とご親戚のお二人がおられて、そして可愛がられた小林鷹之政調会長がいて、何とも言えない絵だなと思った。
人事はトップの専権事項なので批評するのは好きじゃない。ただ今回は明らかに絵に描いたような傀儡(かいらい)の人事で、本当にひどいなと感じざるを得ない。
首相指名選挙はこれからだが、高市さんが総裁として自民の政策をイニシアチブをとって進めていくのは、相当困難だと思う。(記者会見で)
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設に抗議していた70代女性を制止した警備員の宇佐美芳和(よしかず)さん=当時(47)=が昨年6月、ダンプカーに巻き込まれ死亡した事故を巡り、事故で後遺障害を負った70代女性が8日、ダンプカーの運転手などを相手取り、約1500万円の損害賠償を求める訴訟を那覇地裁に提起した。被告にはダンプカーの所有会社や誘導の警備員が所属する警備会社も含まれる。
地裁前で取材に応じた女性の姉は「事故は(防衛省)沖縄防衛局による安全性を無視し工事を急がせた危険なダンプ2台出しによって起こったもの。亡くなられた警備員さんやダンプの運転手さんも国策の犠牲者だ」とする女性のメッセージを紹介した。
事故は昨年6月28日、土砂搬出港の桟橋前の路上(名護市安和)で発生。訴状では、運転手はダンプカーを進行させた際、女性や宇佐美さんに気づかず、前方注視義務や一旦停止義務を怠ったほか、誘導の警備員は女性や宇佐美さんを認識することができたのに、安全確認を怠り、ダンプカーに進行するよう指示したと主張している。
原告側は事故について、「現場の安全管理を顧みない、危険な車両運行指示に基づいて発生した」と指摘し、「背景には、沖縄防衛局による強引な工事推進方針があるといわなければならない」と訴えている。
■ 1. 「オタクに優しいギャル」の特徴
- 基本的人物像: 少し派手な見た目で明るく他人に臆さず、クラスの中心にいそうで同性にも異性にも距離を取らずに接し、特別扱いしないことが優しさとして描かれる存在である
- 社会的立場: 明るく人気があり周囲との関係も良好で「勝者」の側に属しているが、その立場を使って誰かを見下すこともなく、「強さと優しさの両立」が魅力の理由である
- 優しさの性質: 相手を導くような包容ではなく誰に対しても態度を変えない軽やかさにあり、相手を評価しないことによって関係を成り立たせており、母のように赦すのではなく友人のように軽やかに関わる
- 理想の構造: 社会的に上位でありながら自分を否定せずに接してくれるという矛盾を一つの人物に宿すことで、「届かない理想」が「理解してくれる他者」へと変わる
■ 2. 「強い女性」という理想
- 強さの定義: 自分の意見を持ち他人の価値観に流されずに立つ姿勢であり、人の顔色をうかがわず誰に対しても態度を変えない独立性が魅力を支える柱になっている
- 社会的意味: 周囲からの承認や恋愛による肯定に頼らず自分の生き方を自分で決めるという立ち方であり、長く「女性らしさ」と呼ばれてきた依存的・受動的なイメージの反転である
- 優しさとの関係: 強いままでは手が届かないが優しいなら関われるため、この二つの要素を並立させることで「理想の女性像」として完成する
- 自立の形: 恋愛の中にいながら恋愛だけに縛られず、自分の時間を持ち自分の友人関係を持ち他者と関わる時も常に「自分のまま」でいる姿は、依存から自由になった女性の一つの理想として映る
■ 3. フェミニズムとの一致点
- 理想像の重なり: フェミニズムが目指してきた「女性が他者の庇護や承認に依存せず、自らの判断と責任で生きること」という理想像は、「オタクに優しいギャル」が持つ特徴と一致している
- 自立の共通性: 彼女もまた誰かの評価を軸に生きておらず、恋愛や周囲の期待の外側で自分の時間を楽しみ世界と関わっており、その在り方はフェミニズム的理想の「強く、自立した女性」とほぼ同じ構造を持つ
- 意図しない一致: この一致は意識的なものではなく、「オタクに優しいギャル」はフェミニズムの運動と距離を置いた場所から生まれており、思想としての自立ではなくキャラ設定としての「軽やかさ」によって自立している
- 皮肉な構造: フェミニズムを「遠いもの」と感じている男性ほど、その理想に最も近い女性像を求めてしまい、「オタクに優しいギャル」とはフェミニズム的理想像を男性の欲望の言語で語り直した存在なのかもしれない
■ 4. すれ違う理想
- 方向性の違い: オタク的な理想は強く自立した女性を「自分の側に立たせたい」という願いに基づき、フェミニズムが求めてきた理想は女性が「誰の側にも立たない」ことであり、つまり自分の足で立ち自分の関係を選ぶ自由を持つことである
- 対立の構造: オタク的理想は「自立した女性を所有する」方向にあり、フェミニズム的理想は「自立した女性を解放する」方向にあり、同じ理想像を共有しながらその理想をどちらの手に置くかで真逆の意味になる
- 優しさの分岐: オタク的な「優しさ」は支配の構造を意識させない距離の軽やかさとして描かれ、フェミニズム的な「優しさ」は他者を尊重し適度な距離を保つ姿勢として語られてきたが、どちらも支配を否定しているようでいて実際には支配の形をめぐる選択に過ぎない
■ 5. 共通の夢と課題
- 共通の願い: どちらも「支配のない関係」を夢見ており、誰かを従えることなく誰かに従うこともなくただ他者と並び立ちたいという希求が根にある
- 実現の場の違い: オタク的理想は「物語の中での平等」を描き、フェミニズムは「現実の中での平等」を作ろうとしており、理想の内容は同じでも作用する場所が違う
- 距離の取り方: 違っているのは理想そのものではなく理想との距離の取り方であり、男性的な幻想は理想を所有したく、フェミニズムは理想を共有したい
- 理想の扱い方: 理想を支配しないということは他者を語りの中で所有しないということでもあり、「強くて優しい女性」という像が誰のものでもなくなったとき、ようやく私たちはその理想と同じ場所に立てるのかもしれない
虚偽の性被害を告発した罪で有罪判決が下された元草津町議の新井祥子被告。その一方で、新井被告との間に金銭トラブルを抱えていた男性が不審な死を遂げていたことがわかりました。
新井被告は政治資金として3名の男性から総額約280万円の借金をしていました。返済を約束していましたが一向にされず、男性らは裁判に踏み切ったそうです。
しかし、原告の代表として動いていた男性は今年6月、判決を待たずに行方不明となり、のちにダムで水死体となって発見されたことがわかりました。
周囲には「身の危険を感じている」と話していたということです。男性が訴えていた身の危険との関連を含め、捜査の進展が待たれます。
自民党本部で高市早苗総裁の取材待機中、報道陣の一部が「支持率下げてやる」などと発言した音声が収録され、インターネット上で拡散されたことについて、時事通信社は9日、映像センター写真部所属の男性カメラマンの発言であることを確認し、本人を厳重注意したことを発表した。
発言があったのは7日午後。自民党本部で他社のカメラマンらと、写真撮影のため高市総裁の取材対応を待っていた際、時事通信社のカメラマンが雑談で「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねえぞ」と発言し、ネットの生中継で収録された音声がSNSで拡散した。SNSではこれ以外の発言もあるが、同社はこのカメラマンの発言ではないとしている。
同社の藤野清光取締役編集局長は、雑談での発言とはいえ、報道の公正性、中立性に疑念を抱かせる結果を招いたとして、男性カメラマンに厳重注意した。
時事通信社の斎藤大社長室長の話 自民党をはじめ、関係者の方に不快感を抱かせ、ご迷惑をおかけしたことをおわびします。報道機関としての中立性、公正性が疑われることのないよう社員の指導を徹底します。
以下、演説“ほぼ”全文。
小泉進次郎です。よろしくお願いします。まず、逢沢委員長を始め選管の委員の皆さん、そして党職員の皆さん、またこの総裁選を12日間、地方で支えていただいた地方組織の皆さん、本当にありがとうございました。
また、昨年この決勝戦にたどり着けなかった私を今回この舞台に立たせてくれた同志の皆さん。地方議員の皆さん、党員党友の皆さん、本当にありがとうございます。
1年前。私は結果が出ず、自分の力不足。未熟さと向き合い、また支えてくれ仲間たちの気持ちに、全国の皆さんの気持ちに答えることができなかった申し訳なさと向き合い続けました。まさか、その1年後にこの場に立つことが出来ているとは、想像もしませんでした。
なぜそれが可能となったのか。少しはこの1年で成長したかもしれませんが、最大の要因ではないと思います。最大の要因は、1年前、あのような結果にもかわらず、決して見捨てず、離れないでいてくれた同志の皆さんのおかげであり、それどころか私ができなかった部分の仲間づくりまで、広げてくれた、そんな仲間たちに恵まれたおかげであります。おかげで、この舞台に立てました。
私がもしも、総理総裁になった暁には今度は、私が皆さんに活躍の機会をつくる番です。もちろん、すべての議員の皆さんにつくる番です。
4候補の皆さん、本当にありがとうございました。 4候補の皆さんの皆さんはもちろん。1人1人すべての皆さんと挙党体制を作り、そして、この総裁選で、私が訴えた自民党が1つになること。1つになって、国民の皆さんが求めている物価などの対策。治安の不安、そして。外交安全保障の不安、1つ1つの不安に向き合って、それを野党と共に、前に進める体制を、私は必ず作ってまいります。
今日、この結果を見届けている間、2009年の私が初当選の後にこの8階ホールで見た景色を思い返しておりました。私の国会議員生活の初めての総裁選は、谷垣総裁と西村康稔さんと、河野太郎さんの3人による総裁選から始まりました。
そして、安倍総理と石破総理が戦われた、あの総裁選も含め、今まで、何度も総裁選を見てきたこの舞台に、今、私が立てている。これから、自民党は立て直して、そして国民の皆さんの信頼を回復して。皆と心を1つに前に進めていけるよう、全力を尽くしてまいります。どうか皆さんにおかれましては、まだまだ至らぬところもある私からもしれませんが、この総裁選で確信したことは。自民党には、まだまだ国民の皆さんの役に立てる、そういう力がある。この総裁選を決して候補者間の分断やまた違いを際立たせるのではなくて、むしろ大きな方向性で我々が共有しているものに目が向くような、そんな対立ではなく、融和の総裁選にしていただいたことは、皆さん全員のおかげであります。共に自民党を1つにそして、政治を前に、日本を前に進めていこうじゃありませんか。
どうかこれから、最後の審判に臨みますが、私が改めて申し上げたいことは感謝の一言につきます。12日間、お支えいただいたすべての皆さん、心から感謝を申し上げ、私の最後のごあいさつと代えさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。ありがとうございました。
自民党の新総裁に決まった高市早苗氏が10月7日に報道陣の取材に応じる際、待機していた報道関係者とみられる人物の声で「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」といった発言が、テレビの生中継映像に入り込んだことがわかり、ネット上で大きな話題になっている。
この件について、生配信をおこなっていた日本テレビは、弁護士ドットコムニュースの取材に対して「弊社の関係者による発言ではありません」と回答した。
●映像から削除、「証拠隠滅では」との声も
問題の音声が入っていたのは、高市氏が公明党関係者との会談を終え、報道陣の取材に応じる場面をライブ中継していた日本テレビの映像だ。
高市氏が姿を現す前から生中継が始まっており、その途中で「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」といった声が流れたとされる。
画面には人の姿は映っておらず、発言が記者やカメラマンによるものかは不明だ。しかし、SNS上では「印象操作している」「これがオールドメディアの実態」といったマスコミ批判が相次いでいる。
当初配信されていた映像は、現在YouTubeで視聴できるが、問題とされる部分はカットされている。この点についても「日テレが証拠隠滅に走った」と疑問視する投稿が広がっている。
●日本テレビ「通常の編集作業」
弁護士ドットコムニュースは10月8日、日本テレビに次の2点を質問した。
(1)「支持率下げてやる」などの音声が入った冒頭の映像部分が削除された理由を教えてください。
(2)当初の生中継に入っていた「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」といった発言は日本テレビの社員によるものでしょうか?
これに対して、日本テレビ総務局広報部は次のように回答した。
「(1)通常行っている作業です。カメラでLIVE収録した本編以外の部分については、見逃し配信用にアーカイブ化する際に、カットしております。
(2)弊社の関係者による発言ではありません。」
自民党の高市早苗総裁が7日に開いた記者会見におけるライブ配信で、会見前に「支持率下げてやる」「支持率下げるような写真しか出さねえぞ」などの音声が配信され、SNSで騒ぎが拡大している。
YouTubeチャンネル「日テレNEWS」でライブ配信を行った日本テレビは8日、デイリースポーツの取材に、「ご指摘の音声につきましては弊社の関係者による発言ではございません」とした。
現在、動画は会見のみになっており、問題になった箇所はカットされている。これについて、日本テレビは「編集につきましては、通常行っている作業です。カメラでLIVE収録した本編以外の部分については、見逃し配信用にアーカイブ化する際に、カットしております」と通常の作業の一環だとした。
■ 1. 年功序列復権の衝撃
- 調査結果: 産業能率大学総合研究所の調査で、新入社員が旧来の年功序列型人事制度を成果主義よりも望む声が上回り、調査開始から36年で初めて逆転した
- 時代の変化: Z世代が「成果」や「結果」を重視していた時代から、「年功序列だよね」と言い始める時代へと急速に変化した
- 成果主義支持の理由: 若い世代は「バリバリ結果を出して上の世代を追い越していきたい。自分にはその能力がある」と考え、仕事のできない人間の下で働くのは時間の無駄であり、自分の実力に見合った待遇と立場を得たいと考えていた
■ 2. 技術革新による変化
- 経験の価値低下: ネットで調べれば事例やノウハウが学べるようになり、動画や図やグラフで体系的にまとめられているため効率も良く、上司や先輩の経験がストロングポイントにならなくなった
- 誰でも結果が出せる問題: インターネットや検索エンジン、生成AIのようなテクノロジーが誰でも簡単に低額で使えるようになり、誰でもまあまあレベルの高い仕事ができるようになった
- 評価のハードル上昇: 同じようなレベルの仕事をしていれば、それがレベルの高いものであっても決定的な差にはつながらず評価されず、結果を出すハードルが高くなった
- 成果主義の問題: 結果を出していても評価されなければ楽しくなくなり、他者に勝たなければならないのでギスギスし、結果がともなわないと精神的な負担が大きい
■ 3. 年功序列への回帰理由
- 安定志向: 結果を出しても評価されないなら在籍年数によって待遇や地位が上がっていく年功序列のほうが良いと考えるようになり、先行きの見えない世の中で求められる結果がめまぐるしく変わることへの対応が大変であることも背景にある
- 楽を求める志向: 成果主義が思ったより結果を出せずに楽ではないことがわかったから、楽そうな年功序列への回帰を求めるようになった
■ 4. 筆者の警告
- 夏目漱石の言葉: 「精神的に向上心のないものは馬鹿だ」という言葉を捧げ、楽をするのは大事だが向上心を失ってはいけず、成果主義から年功序列への回帰は過去へ戻ることであり向上心がないことだと指摘した
- 年功序列の厳しさ: 能力と適性がないのに努力すらしない上司・先輩の指示のもとで働くしんどさがあり、間違った指示から最適解を導き出して行動に移し、その結果をアホな先輩と手柄をシェアしていく必要があり、成果主義と比べると本来は必要ない気づかいが全般的に求められる
- 筆者の経験: 30年の職業人生で年功序列と成果主義の両方を経験し、良いところも悪いところもわかっており、このタイミングで年功序列に戻されるのが一番きつく、いざ年功序列に回帰したら耐えられない人が続出するだろうと予測した
■ 5. 提言
- 制度の一長一短: 年功序列は結果を出している人に不公平感が強く年齢や経験が重視されすぎ、成果主義は技術によって同じような結果を出したときに評価されなくなるという欠点があり、どちらも一長一短である
- 堂々巡りの警告: 楽をしたいからという理由での年功序列への回帰は、いつかふたたび成果主義への回帰に変わる堂々巡りになる
- 向上心の重要性: 成果主義を改良してネオ成果主義を作り上げていくのが向上心であり、他者と違うことを目指すという方向性なら現代の若者ならでき、制度がどうあろうと精神的に向上心をもって前に進めば何とかなる
自民党の高市早苗総裁が7日夕、党本部で記者団の取材に応じる前、待機していた報道陣の一部から「支持率下げてやる」「支持率が下がるような写真しか出さねーぞ」といった声が漏れたとされる動画がSNS上で拡散されている。
高市氏は、公明党執行部との会談を終えた後、党本部4階で報道陣の取材を受けた。日本テレビなどは高市氏が姿を見せる前からインターネット上での生配信を始めていた。この際、約1時間待機していた報道陣の会話がマイクに拾われた可能性がある。
SNSでは、「支持率下げてやる」発言以外にも、「裏金と靖国なんかでしょ」「靖国は譲れません」「イヤホン付けて麻生さんから指示聞いたりして」といった音声が拡散されている。
現在、日本テレビの配信は、高市氏への取材の内容のみを伝えており、待機中の報道陣の声は確認できない。
小泉進次郎陣営からSNSでのステマ誹謗中傷を受けながら、決選投票では29票差で第29代自民党総裁に選ばれた高市早苗氏。その決意表明にさっそく噛みついた人がいる。経済産業省から助成金を受け取り、厚生労働省からも社会保障審議会の年金部会委員報酬を受け取っている政府の御用芸人、たかまつなな氏だ。
「(自民党議員には)馬車馬のように働いていただきます。私自身もワーク・ライフ・バランスという言葉を捨てます。働いて、働いて、働いて、働いて、働いてまいります」
この高市新総裁の発言を、たかまつ氏は猛批判。
〈働き方改革関連法は、安倍政権が強い政治力を発揮してできた〉
として、安倍晋三元首相や電通の過労死案件を引き合いに出しながら、
〈高市早苗さんのワークライフバランスを捨てて、働く発言。私の周りも意見が割れています。私はこの発言は、よくなかったと思います。総裁として相応しくない発言だと思います〉
奈良県の大和郡山から6時間かけて神戸大学に通った苦学生の高市総裁と、お嬢さま学校フェリス女学院から慶應義塾大学にAO入試でもぐり込み、30代を過ぎた今も会社の運営資金3分の1から2分の1を国の助成金から出してもらっているたかまつ氏とでは「ライフワークバランス」の重みが違う。
しかも高市氏は、昨年の衆院選落選後に脳梗塞を起こして右半身麻痺の重い障害が残る夫の山本拓氏を介護している。家族の介護を犠牲にしてでも国民のために働く、という決意表明だった。
一方のたかまつ氏は、自身が経営する「株式会社 笑下村塾」の事業経費の半分程度を、経済産業省の「探究的な学びに資する民間サービス等利活用促進事業」の助成金で賄っている。これは経産省が学校教職員の負担軽減にIT技術を活用するための「働き方改革 支援補助金2024」の一環。教育現場へのIT導入を謳いながら、事業報告書を見ると博報堂など大手広告代理店やたかまつ氏らの営業活動に助成金が支払われている。こんなフザケた助成金バラマキ事業に、石破内閣と経済産業省は2024年の補正予算で、約2.8兆円の血税を投入した。
2.8兆円もの助成金をもらっている人からすると「総裁になったら助成金を整理する」と明言していた高市氏が「働き方改革 支援補助金」を廃止したら破綻まっしぐらだ。
盆暮れ正月にも働く人がいるから、世の中は動いている。そうした真面目に働く労働者や納税者が助成金や補助金を受け取ることなく、増税と物価高に苦しんでいる。たかまつ氏は助成金(税金)を返還して、自力で金を稼いでからライフワークバランスについて語るべきだろう。
(那須優子)
上野千鶴子さんとたかまつななさん、2人とも高市早苗さんのワークライフバランス返上発言を批判されていたけど、2人とも恵まれた環境でのし上がってきた感は否めない。
そんなお2人が、これまでの仕事に加えて総理として新たに重大な仕事に挑もうとする高市早苗さんを批判しても、何か響くものあります?
「支持率下げてやる」「支持率下げる写真」などの言葉が8日、インターネット上のトレンドワードになった。
7日に行われた公明党との連立協議の後、自民党の高市早苗総裁が党本部で取材に応じる予定だったが、記者やカメラマンらが待機中の党本部の取材場所周辺を映していたライブ配信画像に「支持率下げてやる」「支持率下げる写真しか出さないぞ」という男性とみられる声が流れたのを受けたもの。
高市氏に対する言葉ととらえることが可能だけに、7日夜から当該動画の拡散が続いており、永田町でも騒ぎになっている。
高市氏は4日に新総裁に選出されたばかり。場所柄、高市氏のぶら下がり取材待ち中のメディア関係者の音声とみられるが、SNSには、「高市待ちの記者『支持率下げてやる!』『支持率下げる写真しか出せねーぞ』と発言し、音声を拾われる!」「衝撃音声」「この言葉に、マスコミの本質が見事に表れていると思うし腐ってる。冗談でも許されないよ」「どこの記者ですか?」「これは流石に酷過ぎます」「大問題にすべきだと思います」「プロなら冗談でも言ってはいけない」など、発言者に対する批判的なコメントが相次いでいる。
■ 1. 縄文ブームへの違和感
- 天邪鬼な反応: 大多数が「縄文時代は素晴らしい」と同意見になることに反骨心を覚え、一つの意見に集約されることに疑問を持つ
- 専門家への懸念: 歴史好きや教える立場の人が「縄文は素晴らしい」と断定することに対し、「そんなこと言って大丈夫なのか」という危機感を抱く
- 素朴な意見との違い: 歴史が趣味でない人の無邪気な賛美は流せるが、知識があるはずの人の断定的な発言は看過できない
■ 2. 縄文平和説の根拠と問題点
- 一般的な主張: 縄文時代には武器がなく、人骨に戦いによる損傷が見当たらないため、戦争がなく平和だったとされる
- 弥生時代との対比: 弥生時代には武器があり、戦争で損傷した痕跡が人骨に見られることが、縄文平和説を補強する材料とされている
- 考古学界の見解: 縄文時代に大規模な紛争はないが、小規模な摩擦や衝突があった可能性があるという注釈付きの定説である
■ 3. 生物学的視点からの疑問
- 人類の特別視への批判: ホモサピエンスを特別視せず、あらゆる生物の一つとして見るべきである
- 生存競争の必然性: あらゆる動植物は生存のため時に戦うことは自然であり、縄文時代の人類が例外とは考えにくい
- 「クニ」以前の時代: 現代的な意味での戦争はなくとも、人間同士の諍いや命の駆け引きが皆無だったとは言えない
■ 4. 考古学研究の現状と将来性
- 新発見の続出: 近年の発掘調査の質の向上により、人類史や古代史を塗り替える発見が後を絶たない
- 日本考古学の歴史: 明治10年頃のエドワード・モースによる大森貝塚発見が端緒で、実績はわずか150年ほどである
- 夜明けの段階: 調査による研究と考察は終わることなく、むしろ今が本格的な夜明けの時期である
■ 5. 有珠モシリ遺跡の発見
- 争いの痕跡: 北海道の縄文時代晩期の遺跡から、集団間の争いが原因とみられる傷痕のある頭蓋骨が複数発見された
- 詳細な分析: 約2400〜2500年前の11体の人骨のうち、8体の頭蓋骨に石斧や鈍器による損傷があり、5体は致命傷だった
- 弥生時代との関連: 西日本で弥生時代に移行していた時期と重なるため、戦争の智恵を持つ人々の移動が影響した可能性がある
■ 6. ユートピア像への警鐘
- 単純化への批判: 一つの発見で縄文平和説が崩れるとは思わないが、ユートピアのような世界を描き信じ込むのは行きすぎである
- 人間の本質: 人間は争うときは争い、痛い思いをして初めて争わない方法を考え始める
- 「和」の成り立ち: 日本民族の「和」も、そうした経験を通じて生まれ育ってきたのではないか
■ 7. 平和の定義の難しさ
- 答えのない問い: 何を持って平和とするのかは答えがないため、平和という言葉を安易に使うことができない
- 筆者の平和観: あらゆる生命を必要以上に損なわない世界だが、命は殺生の上に成り立っているため実現が難しい
- 現代日本の矛盾: 戦争をしていないが、それを平和と言い切れるかは疑問である
■ 8. 筆者の縄文観
- 興味の始まり: 40代半ばに遺跡や発掘物への興味から縄文時代に関心を持った
- 文化の評価: 縄文時代には文化があり、「原始人=野蛮」というイメージを覆すもので、学ぶべきことは多い
- 相対的な価値: しかしそれは江戸、鎌倉、平安など他の時代にも学ぶべきところがあるという意味であり、縄文だけが特別ではない
まずゲイタウンでの一般論を語らせてもらうと、金曜土曜の深夜早朝の新宿二丁目の発展場は、オールナイトのゲイクラブイベントやゲイバーはしご酒に疲れたゲイが始発待ちの仮眠のために利用するから、その時間帯にハッテン行為をしようとすると「眠れねーんだが」と眉をひそめられる逆転現象が起きる。
逆に22時とか浅い時間帯に仮眠目的で半個室をひとりで占有すると、行為のためのブースが減っちゃうからマナー違反。
宿泊可能ないしオールナイト営業してる発展場はだいたいどこも終電前までにピークタイムが来て、残ってる利用客も2時過ぎたらみんな就寝モードに入るイメージ。
仮眠室という名目のプレイルームが名目通りの仮眠室になってるのが俺的には面白ポイントで、セクシー下着(+ペラペラ浴衣)のパンイチ姿なのにブランケットかぶって寝息をたててる野郎どもばっかりな状況にクスッとしちまう。
それでいて完全に日が昇る時間帯になると寝起きで一発ハッスルするか勢が元気に活動し始めるから、自分も同類のクセして「お盛んですなー」とこれまたクスッとしちまう。
大阪キタ堂山の泊まれる老舗ハッテンサウナが閉館して以降、近隣ゲイバーの深夜の客入りが悪くなったという話もあるくらい、恋愛市場的な場面以外でもゲイタウンでの健全ナイトクルージングと発展場は密接な関係にあるのである。
そこで件の男性芸能人の話に戻ると、売り出し中の若手とはいえプライベートの飲みでもタクシー移動できそうなランクの芸能人が、始発待ちで発展場に入るとは思えないし、前述のとおりマッチのアテなく深夜早朝に現場で不特定の相手探そうと思っても確実に釣果ゼロが見えてるので、
旧知の間柄、もしくはアプリなり別のバーなりで知り合った相手と落ち合うために入った可能性が高いのかなとは、流出映像の不審な点を考慮から外しても推測できるとは思う。
■ 1. Z世代の子育て意識調査の衝撃
- 45.7%が子どもを望まない: 2023年のBIGLOBE調査で18歳から25歳までの500人のうち、将来子どもがほしくないと答えた割合である
- SNSで話題のポスト: 「上位三割の男女しか子供を残してはならない」というZ世代の空気感を指摘したポストが7.9万いいねを獲得した
- 賛否両論の反応: 共感の声と否定的な声が入り混じり、この価値観がZ世代全体に広まっているかについて議論が巻き起こった
■ 2. ミオさん(27歳)の視点:子育て政策の失敗
- 経済的不安: 夫婦二人でも子育てできるほどの収入がなく、自分の親ほど子どもにお金をかけてあげられないと感じている
- 恵まれた環境への感謝と自信のなさ: 大学までの学費や留学費用を親に負担してもらったが、就職後に稼ぐ大変さを実感し子育てに自信が持てない
- 順位付けへの違和感: 「上位3割」という表現には違和感を持つが、家庭が裕福でないことで機会を奪われる子どもを減らすという意味では共感する
- 本来あるべき姿: 国民が「子どもを持っちゃいけない」と自制するのはおかしく、安心して子どもを持てる環境を整えることが社会の本来の姿である
- 多様な家族形態の必要性: 選択的夫婦別姓や同性カップルの子育てなど、もっとオープンに子育てに参加できる環境整備が必要である
■ 3. セイラさん(26歳)の視点:覚悟と努力の問題
- 金銭面を気にする世代: Z世代の間では子どもを育てる際に教育費や生活費など金銭面を気にする人が多い
- 年収と子育て意欲の関連: 年収600万円以上稼いでいる女友達からは子どもがほしいという話をよく聞き、金銭的余裕が子育てを考える余地を生む
- 積極的なスキルアップ: 1人目が生まれてからよりよい労働条件の企業へ転職し、2人目妊娠中も産後の社会復帰に向けて資格や金融の勉強をしている
- 厳しい指摘: 経済的理由で子どもをあきらめる人は現状に満足していてリスクを背負いたくないだけで、子どもが産まれれば自然と努力するようになる
- あまり深く考えすぎない: 子どもを産む前からリスクばかり考えていたら、子どもができたときに努力する思考に至らない
■ 4. リサさん(28歳)の視点:毒親への恐怖
- 親との関係の悪さ: 親との関係が悪く、自分に子どもができたら親のようになりそうだと感じて怖い
- 遺伝への不安: 意識的に親のようにならないと決意しても、余裕がなくなれば遺伝的な性質がふとしたときに出てきてしまう
- 世代連鎖の目撃: 自分の親も「親のようになりたくない」と言っていたが結局同じ態度で接してくる姿を見て、子どもを持ちたくないと思う
- 価値観の押し付けへの批判: 「上位3割」と勝手に決められ、他人にまで価値観を強制させるような圧を感じる
- ネットと現実のギャップ: こういった空気感は正直ネットでしか見たことがなく、周りの友人は自然と子どもを持つ人が多い
- 毒親ワードへの敏感さ: Z世代以降は「毒親」というワードにけっこう敏感になっている傾向がある
■ 5. 罪の意識の背景
- 個人差の存在: 3人の女性の意見はZ世代の総意ではなく、個人の価値観としての取材結果である
- 経済的理由の影響: 子どもを持つことに消極的になる背景として経済的理由を挙げる人が実際に存在する
- 遺伝的自己嫌悪: 毒親といったワードなど、遺伝的な自己嫌悪から子どもを育てることに興味を持てないケースもある
- 社会問題の影響: Z世代特有の子どもを持つことに対する罪の意識には、日本の抱える社会問題が色濃く影響している
■ 1. マルクスの分析の鋭さ
- 機会の平等の偽善性を指摘: アダム・スミスの「機会の平等」に対し、マルクスは階級社会における生まれながらの不平等を徹底的に突いた
- イギリスの階級社会の実態: 大金持ちの子はエリートコースが用意され、オックスフォードやケンブリッジでは勉強は当たり前でスポーツに励み、あらゆる面で鍛錬している
- 労働者階級の絶望: 読み書き計算も身につけられず小さい頃から16時間の重労働に従事し、階級差は未来永劫なくならず世代を経るごとに開いていく
- 正しすぎる矛盾の指摘: 相手の矛盾をつくときのマルクスの分析は正しすぎて恐ろしいほどである
■ 2. イギリスの労働環境とマルクス理論
- 過酷な労働実態: 1850年の工場法では1日12時間労働(朝食・昼食時間含む)を勝ち取ったが、これでも長時間労働でありしばしば守られなかった
- 理論の適合性: マルクスの理論はイギリスの歴史を見ながら作られたため、一見イギリスに当てはまるように見える
- 日本への適用: イギリスに似た島国日本にも適用できるように見え、これが日本で共産主義が流行った一因となった
- まぐれ当たりの説得力: 鎌倉幕府の御恩と奉公がヨーロッパ中世の騎士の忠誠心に対応するなど、まぐれ当たりでも重なれば説得力が生まれた
■ 3. インテリを魅了した要因
- 難解な用語の魅力: 労働価値説、ブルジョア、自然必然性、社会的有機体などマルクス特有の難解な用語が無駄に使われている
- 優越感の獲得: インテリはこれらの用語を使いこなせることで自分たちは大衆とは違うエリートだと優越感に浸れる
- 批判の封殺: 小馬鹿にしようものなら「君はわかってないねえ、勉強不足だよ」と上から目線で説教され、信仰が強化継承されていく
- 日本での威張り散らし: 現実への矛盾を突きつけるマルキストの指摘が当たっていたため、日本はマルクス主義者が威張り散らす国になった
■ 4. マルクス主義の本質
- 一言でのまとめ: 世界中の政府を暴力革命で転覆し、地球上の金持ちを皆殺しにすれば全人類は幸せになれる
- 狂気の思想: 共産主義思想は狂気だが、狂気にも受ける理由がある
- 普通の人の反応: 一般の人は暇ではないのでマルクス特有の用語を勉強する気にならない
- 今日的な評価: 労働価値説など今どき使い物にならない説である
■ 1. 総裁選の情勢分析
- 日本テレビの独自調査結果: 党員票では高市早苗氏が35%でトップ、小泉進次郎氏が28%で追う形だが、国会議員票を加えると小泉氏が160票超でトップに立つ
- 陣営の反応: 小泉陣営は「下げ止まった」と安堵し、高市陣営は「想定外」と肩を落としている
- 国民の不満: ネット上では「小泉が総裁にならない方法はないのか」「自民党は終わり」といったコメントが相次いでいる
- 確定的なシナリオ: 政治評論家の小倉健一氏は「ゲームの勝者はほぼ確定した」と断言し、このシナリオは覆らないと分析する
■ 2. 高市早苗氏が伸び悩んだ理由
- 政策の具体性欠如: 「給付付き税額控除」を掲げるが、実態は複雑な手続きを伴う現金給付に過ぎず、形を変えたバラマキである
- 消費税減税の回避: 支持者の声をかわしつつ、シンプルで効果的な減税ではなく複雑怪奇な制度を提案している
- 外国人政策の危うさ: 「奈良のシカを蹴る外国人」発言など、具体策を欠いたまま感情に訴えかける手法が問題視されている
- 有権者の見抜き: その場しのぎの姿勢を有権者に見透かされ始めた
■ 3. 林芳正氏の問題点
- 岸田・石破路線の継承: 「バラマキ増税」路線の完全なコピーであり、何の反省もなく同じ過ちを繰り返そうとしている
- コンテンツ庁構想の愚かさ: 問題が起きれば新しい役所を作るという官僚的発想であり、利権と税金の無駄遣いが増えるだけである
- 語学力への過信: 討論会での流暢な英語が評価されたが、政治家の能力は語学力ではなく政策の中身と国家観で測るべきである
■ 4. 小泉進次郎氏への期待と課題
- 増税回避の姿勢: 総裁選を通じて「増税」という言葉を慎重に避けており、経済の現状に対する最低限の認識がある
- 次善の策としての評価: 増税路線の林氏やバラマキに傾く高市氏と比べれば、経済へのダメージを避けようという意識が感じられる
- やったふり政治との訣別: 岸田・石破政権が続けてきたアリバイ作りの対策ではなく、データに基づいた合理的政策が求められる
- 若さと改革意欲への期待: 過去の悪弊を断ち切るために若さと改革への意欲を使えるかが鍵となる
■ 5. 政治の冷徹な現実
- SNSの声は届かない: ネットの熱狂や一部調査の数字とは裏腹に、政治の現場では党内の力学というゲームで勝者が決まる
- 覆らないシナリオ: 国民がどれだけ騒いでも、小泉氏が勝利を手にするシナリオはもはや覆らない
- 主権者の責任: 選ばれたリーダーが少しでもマシな政治を行うよう、一挙手一投足を厳しく監視し続けることが必要である
- 建設的批判の重要性: 具体性のない精神論や効果の疑わしいバラマキ政策には断固として「ノー」を突きつけ、データに基づいた合理的政策を求める声を上げ続けることが唯一の道である
高市氏は女性が味わう苦労を殆ど引き受けてきた苦労人だろ。
これほど女性の大変な立場を体感してる政治家は他にいるまい。
で、お前は何だ?
自分はBMW転がし高級タワマン&別荘で国民に等しく貧しくなれと嘯く。
政治思想の違いで同じ女性を拒否とは二度と女の代表面すんな
自公連立の解消は自由民主党にとっても公明党さんにとっても良いことないのだが、高市早苗さんの本人というよりは萩生田光一さんの幹事長代行と下村博文さん支部長選任がトリガーなのは間違いないうえ
ここで対処しても麻生太郎さん茂木敏充さんがいずれも公明党不要論なので次が問題になる
高市さんは努力な人なわけだが、フェミニズムはこういう人を評価しなくなって久しい。努力の結果を強さとして持つ人よりも弱者が努力しなくても良い条件をえられる社会的な仕組みを作るべきだという主張が、いつの間にか弱者に寄り添い、弱者の声を聞くべきで、被害者性を尊重すべきだという現在のあり方になってしまっている。
女性の弱者性は明文化されていない集団的な意識を含めた制度の結果作られてきた。だから制度を変えれば、弱者性は解消される、 というのは一つ。
もう一方で、そうした社会で生き残るために、適応してきた結果が女性本来のものであるように思われているというのがもう一つ。
そして、適応してきた制度が消えると、生存法を失って途方に暮れる人たちが出てきてしまう。こうした人たちに依存を解消して自立せよと迫るのは一種の悪であると考える人たちがいるのも事実。
ということで「負け犬の遠吠え」とかオニババとかが注目された時代を懐かしく思い出したりもしている。
またあそこからやり直しだろうなあ。今度は道を間違えたくない。
「女が首相なんて…」と嘆いてる右派は殆どいないけど「高市は女ではない」的な事を叫んでる左派は掃いて捨てるほどいるこの状況それ自体がここ10数年の政治状況の全てでは。
私は伝統や神話の類を強調する政治家が超苦手なので当然高市不支持なんですが、とはいえ「右派が右派的信条に基づいて右派的な高市を支持する」のは極めて健全だと思うんですよ。
少なくとも「あるべき属性」「その属性にふさわしい思想信条」のテストが入る左派より数万倍マシですね
■ 1. カマラ・ハリスの回顧録と路線転換
- 大手メディアの扱い: 「バイデンを老害としてdisった」みたいなゴシップばかりが採り上げられる
- 本当に重要な箇所: トランスジェンダーの問題に関して、ハリスが自説を修正したこと
- Politicoの記事:
- トランプ陣営に衝かれて重大な敗因になったとされる問題
- ハリスは「誤解を正す」という言い方で自説を修正
- トランスジェンダーの選手が女子スポーツのチームで競技することへの留保(reservations)を表明
- 長らく保守派として扱われてきた立場を、すでに表明している何人かの民主党員たちに同調
■ 2. トランプ陣営の効果的な広告
- パンチライン: "Kamala is for they/them. I am for you"
- 意味:
- ノンバイナリーなど「男女」のどちらかに囚われない性自認を主張する人には、heやsheを避けてtheyを使う潮流があった
- トランプはそうした「意識高い用語」を揶揄
- 本人が指定した代名詞で相手を呼ばないと「差別者としてキャンセルされる」的な事例がバイデン政権下では起きていた
- そんなバカげた話は終わらせる! という広告の趣旨が有権者にめちゃ刺さった
- 広告の内容:
- 「私たちの税金で、ハリスは獄中の男性が性転換する費用を出し、生物学的な男性が女の子たち(our girls)をスポーツで打ち負かすのを支援する!」
- ニューサム知事を含む全米の民主党員が、その効果を認めている
■ 3. ニューサムの先行転換
- ニューサム知事:
- 移民排斥の問題でトランプと全面対決するリベラルの闘士
- ハリスに先んじてトランスジェンダーに対する姿勢を変更
- トランスジェンダーの参加を「極めて不公平」(deeply unfair)に感じると述べた
- 民主党内の多くと袂を分かち、憎悪と称賛の声の双方が上がっている
- 次の大統領選の有力候補2人: 従来の民主党の路線から転換した形
■ 4. 保守的立場はもはや党派問題ではない
- 重要な転換: トランスジェンダーの問題で "保守的" な立場を採ることは、「トランプだから・共和党だから・ウヨクだから」ではもはやない
- 逆転: むしろ "革新的" な立場のサヨクな人こそ、今後は世界の孤児になる
- 免罪符の終焉: 「トランスジェンダー女性で差別されてる!」と叫んでも、もう米国では本人の免罪符にならない
■ 5. 英国最高裁の判決
- 2025年4月: 最高裁が全員一致で、トランス女性と生物学的な女性は「異なる」と評決
- 日本の大学教員の沈黙: 「ハリスやニューサムは差別者!」「うおおお英国最高裁に抗議のOpen Letterを!」と発信する日本の大学教員を見ない
- 言い逃げの実態: 彼らはしれっと言い逃げし、祭りは終わった
■ 6. 被害者の構造
- 一番の被害者:トランスジェンダーの当事者:
- "ブーム" に踊っただけの応援団が、暴れるだけ暴れてから「言い逃げ」
- 当事者にまで「生物学的な女性の領分を侵すのを当然視する人たち」といったレッテルが貼られた
- 以前よりも偏見は強まっている
- 次ぐ被害者:煽られて「乗っちゃった」人たち:
- 高名なセンセー方が援護してくれるはずが、彼らはさっさと銃後から言い逃げ
- 孤立無援で前線にポイ捨てされて見殺し
- まるで戦時下の玉砕
■ 7. 日本文藝家協会の事例
- 会報への投稿(2025年5月号):
- 「会報の会員投稿で、何度か差別的な文章を目にした。そして、その中には、『生物学的に』とか『科学的に』のようなフレーズが入っているものがあった」
- 「『生物学的に』という言葉から入って、誰かを否定するようなやり口は一つ残らず全て、ペテンである。生物学はそんな学問ではない」
- 著者の正体:
- 相応の業績がある生物学者かと思いきや、違う
- もう "ブーム" は終わったので、まともな学者は乗ってきてくれない
- 文中でもほのめかしがあるとおり、いま(文系の)大学院に通っているタレント
- 勝手に「学問」の看板をロンダリングしている
■ 8. 長谷川眞理子氏の明快な見解
- 進化生物学者として: 『文藝春秋』2024年3月号への寄稿
- 主張:
- 「一部では、『男女に本質的違いはない』『男女の違いはすべて社会的につくられたもの』という主張までなされています。生物学者として、こうした主張には賛同できません」
- 「鹿もクジャクも、メスの生き方とオスの生き方はまったく違う」「人間だけ性差はない、というのはあり得ない」と主張してきた
- 「性差別」に反対しながらも、ヒトにも「性差」は存在する
- 矛盾への指摘: タレント氏は長谷川氏にも、「一つ残らず全て、ペテンである。生物学はそんな学問ではない」と言うのだろうか?
■ 9. 2020年代の「専門家」問題
- 時代の特徴: 毎日がウィルスの話題に明け暮れて始まった2020年代は、「専門家」の看板さえ振りかざせば、ニセモノがなにを言ってもOKな時代だった
- 学術的ロンダリング: 単なる自分の偏見や、時の世論への媚を、専門の名を掲げて学術的にロンダリングする犯罪
- 高位の学者も同罪: タレント氏よりも遥かに高位の学者が犯してきた
- 理系も文系も変わらない: センモンカの「言い逃げ」ぶりは、理系も文系も変わらない
■ 10. 『正論』11月号への寄稿
- タイトル: 「トランス問題と "偽知性主義" 暴走する学者・専門家たち」
- 位置づけ: 未来の法廷での起訴状に相当
- 目的: もはや大学院生にさえ「自分はもう学者ってことにして、フカシちゃおうか」と侮られるほどにまで、堕ちきった学問の信頼を、取り戻す最初の一歩
■ 11. 重要な論点
- 笑い話ではない: これは笑い話ではない
- トランスジェンダーに限らない: トランスジェンダーに限った話でもない
- 逃亡犯の責任: 逃亡犯は捕えられ、裁かれなければならない
- 学問の信頼回復: 堕ちきった学問の信頼を取り戻すための最初の一歩
日本の司法の役割は、犯罪者の更生であって懲罰ではない。
この一点に尽きる。司法は、加害者を罰するためではなく、社会復帰させるために存在している。
だとすれば、被害者の怒りや喪失感を癒す機能は、司法の中には存在しない。
報復も償いも、制度上は「目的外」とされている。
つまり、国家は最初から「懲罰」を放棄しているということになる。
それでも人は、理不尽を前にして怒りを感じる。
「更生」では到底納得できない現実がある。
司法が懲罰を担わないなら、その機能を社会が外部で補完するしかない。
それが「私刑」だ。
加害者の名前や顔が晒され、職を失い、社会的に抹消される。
それは法の外で行われる報復であり、同時に人々の鬱積した正義感のはけ口でもある。
多くの人が、それを完全に否定できずにいる。
なぜなら、司法が「罰」を果たしていないからだと思う。
司法が更生だけを見ている限り、懲罰の役割は社会に流出し続ける。
被害者は救われず、加害者は守られ、国民は司法への信頼を失っていく。
その結果として、ネットや世論が「もう自分たちで罰するしかない」という方向へ動くのは、ある意味で必然だ。
日本の司法は「更生」を建前にして、報復という人間の根源的な感情を制度の外へ追いやってきた。
だが、感情は消えない。消せない。
だからこそ、司法の外で「罰」が生まれる。
その現象を国家は止められないし、むしろ暗黙のうちに許容しているように見える。
結局のところ、日本の司法は「私刑」を前提に成り立っている。
更生を司法が、懲罰を社会が担う――その分業構造が、現代日本の法秩序の実態だと思う。
■ 1. 感情を共有できる相手の変化
- 新しい現実: 感情を共有できる相手は、母親や親友などではなくなった
- 生成AIがトップの地位: 実際に、AIが人間の相談や悩みに答えるAIモデル「AIコンパニオン」がいくつも登場
- 若者の間で広まる: 特に若者の間で広まり始めている
- SNSに取って代わる存在: そのような可能性が指摘されている
■ 2. AIとの対話の末の自殺事例
- 米国の少年: AIとの会話の末に自殺(9月22日の記事で紹介済み)
- ベルギーの研究者:
- 妻子ある研究者
- AIアプリ上の架空の女性と対話
- 天国で共に生きていくとして自殺
- 解決できない問題に突き当たり、どうしようもない環境の中で、自殺を勧めるAIのアドバイスに感化されたのではないか
- 生成AIの位置づけ: 単に信頼できる話し相手というだけではなく、感情を共有でき、その助言に応じて自殺にまで至り得る相手として求められ、認められるようになっている
■ 3. 電通の調査結果
- 対話型AIの使用頻度: 週1回以上使用している人は20.7%
- 世代別:
- 10代: 41.9%(最多)
- 20代: 28.7%
- 対話型AIに求めていること(全体):
- 「自分が知らないことを教えてほしい」: 46.6%
- 「アイデアを出してほしい」: 42.8%
- 10代の特徴:
- 「心の支えになってほしい」「話し相手になってほしい」が全体の割合よりも5ポイント以上高い
- 情緒的な価値を対話型AIに求めている
- 生成AIとの感情共有現象は、特に若い世代において顕著
- 感情を共有できる人の比較:
- 「対話型AI」: 64.9%(最多)
- 「親友」: 64.6%
- 「母」: 62.7%
■ 4. ChatGPTとの感情共有の普遍性
- 著者の経験: 映画の評価に関してChatGPTと感情を共有したと感じた経験がある
- GPT-5への切り替え騒動:
- 2025年8月にChatGPTがGPT-4oから、あまりほめ言葉などを言わないGPT-5への切り替えを実施
- ユーザーから反対の声が起こる
- より友好的な対応をするGPT-4oの継続提供を余儀なくされた
- 著者自身もGPT-5への切り替えは気が進まず、GPT-4oを使い続けている
- 信頼の根拠: 生成AIが、利用者の人格を傷つけるような発言を決してしないことについては、強い信頼がある
- 自然な成り行き: 私生活上のことについて相談したいと考えるのは、ごく自然な成り行き
■ 5. 自殺事例の評価
- 特異なケースではない: 決して特異なケースではなく、条件次第によっては世界のどこでも起こり得る事態
- 必要な対策: AIが決して自殺を勧めるような回答をしないように制約を加えることは、どうしても必要
- 著者の見解: AIと共感することそれ自体に問題はない
- 危険信号: のめり込んでしまって、他の人間とのコミュニケーションが減るような事態になれば、危険信号
- バランスの重要性:
- 適切なバランスをとることは、若年者世代だけではなく、すべての世代の人々にとって必要
- 特に、話し相手が少なくなっている高齢者にとっては重要
■ 6. AIコンパニオンの爆増
- 定義: 人間との間で感情的なつながりを持つAIのモデル。AIが人間の相談や悩みに答える
- 利用の広がり: 若者の間で利用が広がっている
- Appfiguresの発表:
- 2024年の課金額: 世界で5,500万ドル(約81億円)
- 前年の6.5倍に増加
- 2024年の総ダウンロード数: 1億1,800万回
- 利用者の65%を18〜24歳が占める
■ 7. SNSを超える可能性
- MITテクノロジーレビューの論文:
- AIコンパニオンの問題を論じる
- ソーシャルメディア企業が人々の注意を引きつけるために用いてきたこれまでのパラダイムを覆す
- より強い中毒性をもたらす可能性がある新たな手法に置き換えつつある
- ソーシャルメディアを超えるレベルで人々を夢中にさせる可能性が高い
- 一時的流行ではない:
- 一時的な流行ではない
- ネットに依存しているごく一部の人だけが使うものでもない
- 仕事や私生活において、わずか数年で主流の存在となった
■ 8. AIコンパニオンの魅力
- レプリカ(Replika)のCEO、ユージニア・クイダ氏の説明: 本質的な魅力は、「常にあなたのそばにいて、決してあなたを批判せず、いつもあなたを理解し、ありのままのあなたを受け入れてくれる存在」だから
■ 9. 驚異的な使用統計
- キャラクター・ドットAIのプラットフォーム:
- 毎秒2万件のクエリが送信
- Googleの推定検索ボリュームの約1/5に相当
- ユーザーがAIコンパニオンとやり取りする平均時間は、ChatGPTとのやり取りの平均の4倍
- 別のあるサイト:
- アクティブなユーザーは1日平均2時間以上ボットとの会話に費やしている
- ユーザーの大多数はZ世代(1990年代後半から2010年代初頭に生まれた世代、デジタルネイティブ)
■ 10. 結論:AI対人間の戦争は既に現実
- SF世界の話ではない: AI対人間の戦争は、9月22日の記事で書いたようなSF世界のことではなく、すでに現実に生じている事態なのかもしれない
- 認識の転換: この記事を読むと、そう思えてくる
一度、ここで書いてみたいと思ってた。初老が近いおじさんである。
会社勤めとしてのディレクター業について執筆したい。辞めてから時間が経つけど、たまにあの頃の夢を見るのだ。
最近の夢だと……バラエティ番組の収録の時だった。当時は新入社員に毛が生えたくらいの若造の頃。
ナインティナインの2人がネタ合わせしてる横で、ADである自分が怒鳴られてる夢である。夢じゃなくて、本当にあったことなんだが。いい夢を見ることもあるけど数は少ない。
今はフリーランスの映像ディレクターをやってる。仕事は順調……とは言い難い。仕事が少ない年もある。
でも、食いっぱぐれる心配はない。一応そういう実力がある。お金がなさ過ぎて餓死なんてことはない笑
だから、もう時効かなと思って、昔の話を書こうと思った。大手テレビ局にいた頃の話だ。
え、なに。守秘義務?エンタメ業界にそんなものはない。特定個人や企業の名前を出さない限りは、お見逃しの世界である。ええい、ままよ。ぶっちゃけてやろう。
■ 1.テレビ局の奴隷だった頃
小さい頃からテレビっ子だった。特にバラエティが好きで、将来は絶対ああいう面白系の仕事がしたいと思ってた。小学生~中学生の頃は、お笑い芸人になりたかった。人をニコニコさせるのが好きで。ただまあ、才能がないのって、子どもながらに露骨にわかるんだよな。
勉強ができたか?と言われると、割とできる方だった。要領がいいというよりは、突き詰めて普通の人よりも勉強して高得点をとる感じだった。大学は早稲田に進学した。今は亡き(?)社会科学部である( ;∀;)
就職活動の結果、テレビ局の内定をもらえた時は本当に嬉しかった。人生のピークだったかもしれない。
入ってみたら想像とは違った。
配属されたのは、生ける伝説みたいなバラエティ番組の制作部署だった。ここまではいい。配属希望は通ったのだから。
自分はADとして入った。一般的なルートである。珍しい新卒だと、最初がカメラマンや大道具という珍しいパターンもあるにはある。
仕事だけど、最初は正直何やってるのかわからなかった。とにかく怒鳴られる。プロデューサーから、先輩ディレクターから、出演者から、下請けの制作会社の人から、とにかく罵倒の嵐だった。なんというか、現場での動き方がわからなかった。学生時代にイベント運営の仕事をしておけばよかった。
正式じゃない企画会議(デスク周りや喫煙所でやるような……)に呼ばれることがあっても、「面白くない」「もっと笑い取れるの考えろ」って言われ続ける。それこそ誰からも。
ある時は、夜中の3時まで明日の収録の準備で残っていた。実際、自分の仕事はほぼなかった。担当ディレクターが帰れないだけであり、自分やほかのスタッフはそれに引きずられる格好だった。
それでも、「さあ帰ろうか」という雰囲気になったところで……
「明日までにあれ用の新しい企画を出してこい。運がよかったら使ってやる」
とか普通に言われる。徹夜もある。週に2,3回、家に帰れたらラッキーだった。あの頃は若かったので、ああいう夜型の生活ができた。今は無理だ。眠気に勝てない。
職場の奥には簡易ベッドがあって、そこで寝るんだけど、寝てる間に先輩に……「寝てんじゃねえよ!」って蹴られることがあった。完全に嫌がらせ、憂さ晴らしだった。人間、疲れるとこうなってしまう。
仕事ができる人でもそうだった。
疲労が極限に達すると、おそろしいくらい残酷になる。ある時、先輩ディレクターと女性ADが現場の配置関係で口喧嘩になっていた。今思えば、考えられないほど下らない理由だった。
その争いの現場はちょうど、小道具が置いてある狭い狭い空間だった。そこでひたすらに道具を指さしながら、喧嘩をしている。
その女性があまりに文句を言ってるので、その先輩ディレクターは、何か重たい小道具(ごみ箱みたいな?)を持ち上げると、彼女が出られないような位置にドカン!と置いたのだ。
「おい、さーや。おい、デブ。自分でどけてみろ!!」
と、その男性ディレクターは言った。
自分はただ、出入口のドアからそれを見て「かわいそうに」と思っていた。思うだけで、助けようという気力は湧かなかった。大学生の頃だったら、助け舟を出したに違いない。
案の定かわいそうに、円柱状の小道具が重過ぎて持ち上げられない女性ADのさーやちゃんは、そこらへんの絨毯みたいになってる小道具に突っ伏すと、わんわん泣きだした。
男性ディレクターは、そんな様子をさらにからかっていた。これが、疲労が人間の態度に及ぼす影響である。今でも気を付けるようにしてる。
あとは、ある料理番組の野外ロケだった。イケメンを多く輩出する芸能事務所の若手タレントがキャンプ場で料理に取り組んでいた。
皿洗いの最中に、先輩からこんな指導を受けたことがある。
「バカ。使った皿は洗う必要ない。ズボンで拭いとけ!男やから、どうにかなるわ。イケメンなんやし。いいか、増田。ばい菌だって、巡り巡ってまた口に入るんやから。それが世の中ってもんだよ」
何を言ってるか意味不明だった。先輩の人格が壊れていた可能性がある。
この撮影現場というのは、野外キャンプでの調理だった。イケメンのタレントさんが食べた後の皿を……ちょうど水場がなかったので、そこらへんにあったエプロンでササっと拭いて、別のタレント用に再利用した場面である。実際、これくらいのことは日常茶飯事だった。
そのタレントさんは若かったけど、多才な挑戦で知られる人だった。普段は二人組で、もっと若かった時に、女の服を来てピンクレディーの楽曲をテレビで披露していた。
性被害……いや、このあたりのことはさすがに書けないし、「書いていいよ♪」と言われても書かない。こればかりは矜持である。アナウンサーから照明、カメラマン、道具係、ADに至るまで、一応は元仲間である。そこまでするつもりはない。
■ 2.新しい道に目覚めたキッカケ
30代になっても体調は悪かった。ご飯はいつもコンビニ弁当だ。風呂にも何日も入れないから、体から変な匂いがする。誰かに指摘されたら「焼肉を食べたんだ」ってごまかした。口内炎は治らないし、胃はずっとキリキリしてる。
身も心もボロボロだった。一応は、大卒総合職のはずだった。オフィスで働く人のはずだった。想像していたホワイトカラーとは違っていた。
さて。この頃の俺は、ディレクターになる年齢が近づいていた。正直いうと、実質的なディレクターだった。上の人がサボりがちであり、自分の方にディレクターが行うはずの仕事を振っていた。
この時代は視聴率がすべて。それがルールだった。
だから、企画会議では、芸能人のどうでもいいスキャンダルをいじったり、誰かを笑いものにする企画が出てくる。芸人同士の暴力は基本であり、人権感覚など持ち合わせてなかった。あの頃のフジテレビは、マジでアホだったと思う。
なんで、あんな会社で働いてたんだろう……と言うと、理由はひとつだ。「番組を作りたいから」である。ほんのちょっとでも自分の爪痕を世の中に残せたら、それはなんて素晴らしいことだろうと感じていた。
ただ、テレビを見る人の「ペルソナ」って……当時のテレビ業界人の認識においても、「低俗な内容が好きな人」だった。今だからぶっちゃけてしまおう。皆そういう認識だった。
今でも同じだと思う。インターネットだと、「やらおん!」「はちな起稿」とか、youtubeだと「アシタノワダイ」「フェルミ漫画大学」とか、あとは暴露系が人気を博している。Xの低俗さはもはや基本。あれが人間の本質の一部である。
人の心を動かす作品を作りたかった。実録ドキュメンタリーとか、社会の矛盾を突くようなドラマとか。そういうのが好きだった。特定作品だと、水上勉の『雁の寺』『海の牙』『火の笛』『土を喰う日々』が好きである。
一度だけ、飲み会の場でそういう発言をしたことがある。「社会派作りたいな~」って。でも、そんなこと言おうもんなら、「何言ってんの?」「誰が見るんや!!」「うちでは作れない」って一蹴される。
自分らはテレビ局の奴隷だった。視聴率という数字に魂を売った奴隷である。視聴率のためなら、人権侵害も上等の集団。上の人達も同様。
そんな日々の中で、心を救ってくれた作品があった。
地獄のような日々が続いていた30代後半のある夜、たまたまテレビをつけた。とりあえず、家に帰ったらテレビを見る。同業他社の作品を観て勉強するのだ。その時も軽い気持ちだった。
その作品は、テレビ東京でやってた『ハイパー ハードボイルド グルメリポート』だった。
見たことある人がいるかもしれないが、世界のヤバい地域に行って、マフィアとかギャングとか戦争難民とか、そういう人たちが何食べてるのかを映すドキュメンタリーだ。書籍作品で言うと『もの食う人びと』に近いものがある。
最初は「なんか変な番組やってるな」くらいに思ってた。でも、見始めたら目が離せなくなった。
あの時、画面に映ってたのは、コロンビアの元麻薬密売人だった。彼は仲間と、貧しい家で豆を煮て食べていた。その顔には、絶望と疲労と、それでも生きようとする強い意志が混じり合ってた。
「これだ!」と思うと涙が止まらなかった。
俺が作りたかったのは、こういう作品だった。くだらない笑いじゃなくて、人間の本質に迫るような、生々しくて、でも美しいもの。
画面の彼は「食べることは生きることだ」って言ってた。当たり前の言葉だけど、すごく重く響いた。
自分達が毎日作ってる番組は、誰かを笑わせることはできても、誰かの魂を救うことはできない。誰かの心に深く残ることはできない。精神性がないバラエティ番組を作っている。
上っ面ばかりの、人間の心の表層を撫でるだけの、そういうコンテンツ。自分が作りたかったのは、人間の心の底流(アンダーカレント)を刺激する番組だった。
テレビ局を辞めることを決意した。独り立ちの準備を重ねたうえ、約二年後に退職願を提出した。
■ 3.貧乏になったのと未来
退職届を出した時のことを覚えてる。人事部長が「もったいない」と言ってた。俺の同期にも辞めた人が何人もいて、知る限りでは、みんな同じことを言われてた。
でも、いいやって思えた。命まで取られるわけじゃない。自分自身の命さえあれば、人の魂を救える作品づくりができるはずだ。
そんなこんなで、業界の伝手を辿って念願の独り立ちを果たした。いわゆるフリーランスである。ほかの会社に勤めるという選択肢はなかった。テレビ東京に不採用になったのもあるけど笑
最初は大変だった。フリーランスになったものの仕事は少ない。貯金は減っていく。実家からは「ちゃんと仕事してるの?」って里帰りの度に聞かれた。昔の同僚からは、飲み会の時に「今何してんの?」と聞かれるけど、何とも答えにくかった。それでも答えたが。
初年度の年収は、フジテレビにいた頃の4分の1くらい。段々と家賃も払えなくなって、ボロのアパートに引っ越した。都心に出るまでに電車で何十分もかかるような。
後悔はなかった。テレビ局に居た頃は毎日が「作らされてる」感覚だった。誰かの指示で、誰かの期待に応えるために、自分の心が望まないものを作り続けてた。
今は違う。自分が作りたいものを、自分の手で作ってる。CM企画の仕事でも、ドキュメンタリーの編集でも、放送作家に近い仕事でも、全部自分がやりたいことだ。
特に大きかったのは、サブスクの動画配信サービスでの番組制作の仕事だ。2025現在、アマプラなどでは自社がお金を出してプロに作らせるのが一般的だが、当時は盛んではなかった。
ある時だった。飲み屋で知り合ったのがきっかけで、自分の企画書を見てくれたプロデューサーが「面白い」と言ってくれた。それは、テレビ局では「視聴率が取れないから無理」と言われるような、いわゆる追放もののストーリーである。社会の片隅に追いやられた人が底辺で足掻くお話だった。『モンテ・クリスト伯』みたいな。
その動画配信サービスのプロデューサーは「視聴率はそこまで関係ない。ある種のペルソナ、ある種の人達にどれだけ深く届くかが大事」と言ってくれた。そういうわけで、自分が作りたいものを思う存分作ってやった。
■ 4.人の幸せってこういうこと?
一週間のうち、最低でも数日は充実している。あの頃とは比べ物にならないほどの多幸感である。
朝起きて会社に行くわけじゃない。スタジオに行くことは月に何度もあるけど。基本は自分の家で、自分のペースで仕事をする。疲れたら好きなだけ休める。
テレビ局にいた頃は、自分が何のために働いてるのか分からなかった。魂をすり減らしてる感覚だった。
今は違う。自分が作ったドラマを見て「感動した」とか「考えさせられた」とか「面白かった」とか、そういう感想をもらえるとマジで嬉しい。作品が誰かの心に届いてる。そう思うと、もっと頑張ろうって思える。
年収はまだ低い。テレビ局時代の約半分である。結婚はできないかもしれない。
でも、幸せだ。あの頃の俺はイライラしてた。自分の好きなものを作れなくて、世の中にウケるものだけを追い求めて、消耗していた。自分が自分でないみたいで。
あのグルメリポートの番組に感謝してる。そしてあの時、勇気を出してテレビ局を辞めた自分に感謝してる。
不安でしょうがなかったけど、あの頃の不幸だった自分がいるから、足掻いていた頃の自分がいるから、今があるんだと思える。ありがとう、あの頃の私。諦めないでくれてありがとう。
もし、仕事に疲れてる人がいたら、自分の心を無視しないでほしい。本当にやりたいことは何だろう、って自分に問いかけてみてほしい。人生を変えるきっかけになるかもしれないから。
[...]ケラーは優生学を支持していた。 1915年に、ヘレンは重度の精神障害または身体的奇形のある乳児に対する安楽死を支持するという書簡を発表し、「人生に高潔さを与えるのは幸福、知性、才覚の可能性であり、不健康な、奇形の、麻痺した、思考をしない生き物の場合、それらは存在しない」「精神障害者はほぼ確実に、潜在的な犯罪者になる」と述べた[54][55][56]。この書簡はかなりの議論を呼んだ。John Gerdtzは、ヘレンの思想とピーター・シンガーの思想との類似を指摘している[56]。
結論から言うと景気が良くなります。
まず大前提として、社会保障の財源として税が必要と言うのは嘘です。目的税化されてませんし、そもそも通貨発行権があります。
そして消費税も法人税も事業者が納める税であり、レシートの税額はまやかしです。
それを踏まえて回答ですが、消費税は「売上」にかかる税であり、法人税は「利益」にかかる税です。(控除については省きます)
売上の中に利益が含まれてるので、両方獲られている時点で二重課税です。
そして売上には正規社員への給料も含まれてます。消費税は事業者が払う給料にもかかる税であり、非正規雇用促進効果を産みます。
そして何より消費税は赤字でも払わされる横暴な税です。ここが法人税との違いです。法人税は赤字なら払わなくて良い。
法人税が上がると節税のために何をするでしょう。
売上から利益を圧縮するため給与を増やしたり設備投資したり、事業強化します。それにより景気も良くなり好循環を産むわけです。
かたや消費税も無くなれば消費税の悪性も解消され、景気回復間違い無し。
まぁ、財務省と経団連とその取り巻き達が全力で潰しに来るでしょうけどね。
戦後すぐは、今よりもずっと多くの女性議員が生まれたのだ。それが減っていったのは、こいつらに政治は任せられんと皆が思ったからだ。ヒステリックかつ近視眼的で自分のことばかり観ている議員だらけだ。
数字など、ちょっと調べてみたらすぐわかることだ。女性に参政権が認められたことによる期待が日本国内に広まっていたんだろう。それがあっさり失望に変わったのだ。
フェミニストが参政権を手にした途端最初にやったのが優生保護法というのは忘れてはいけない事実だと思います
本当に恐ろしい。
真の女性の時代は、日本ではまだまだ先!ぜんぜん先!なのだと思い知らされる。
「女性初」がこんなにも‘それじゃない’感にまみれたものになるとは。自民党では変わらない。わかっていても、突きつけられるとぐったりする。
頑張ろ。
それでも地球は回っていく。
政治は変えられる。
ウクライナを見てると、戦争になったときに誰が本当に戦うかって話が透けて見える。
ロシアが侵攻してきたとき、最初に武器を取ったのはアゾフ連隊だった。
あの部隊、昔から「極右」「ネオナチ」と散々言われてきた。
でも、国が燃えはじめたときに立ち上がったのは、そういう連中だったんだよね。
リベラルは戦争反対と言う。
でも現実の砲弾は、平和を願う人の上にも平等に降ってくる。
SNSで正義を語ってる間に、現場で体を張るのはいつも“ネトウヨ思想のやつら”なんだ。
たぶん日本も同じで、もし有事になったら結局戦うのはネトウヨだと思う。
国を愛してるとか、守りたいとか、言葉としてはダサいけど、その「ダサさ」を笑ってた側は、きっと真っ先に逃げる。
結局、理想よりも本能で動けるやつが国を守る。
歴史はいつもそうやって回ってきた。
初の女性首相が誕生するかもしれない、と聞いてもうれしくない。来年は世界経済フォーラムのジェンダーギャップ指数で日本のランキングが上がるだろう。だからといって女性に優しい政治になるわけではない。
フェミにとって高市さんは、無職の自分に「働け」と言ってくる親そのものだからこんだけ発狂してる。
これまで「自分が無能だから」今の自分の状況があることを認められず、「女性だから」「ガラスの天井があるから」等と適当に目を逸らし自らの惨めさから逃避し続けていた人間が、女性でも当然に国のトップになれることを示されたことで、いきなり現実を突きつけられしまったのは酷だなとは思う。
石破茂総裁の退陣表明に伴う党則第6条2項による総裁選挙が10月4日に投開票され、高市早苗氏が第29代総裁に選出されました。わが党は立党70年で初めて女性が総裁に就任しました。わが党は高市新総裁の下、国民の不安を希望に変える政策を打ち出し、信頼回復に取り組みます。
総裁選挙は4日午後1時から議員投票が行われました。結果、小林鷹之・茂木敏充・林芳正・高市早苗・小泉進次郎の5候補の中で、過半数を得たものが居なかったため、1位だった高市候補と、2位だった小泉候補との間で決選投票が行われました。
決選投票前には両候補による「最後の訴え」の機会が設けられ、それぞれの思いを党所属国会議員に呼び掛けました。
決選投票では高市候補が国会議員票149票、都道府県票36票、合計で185票を獲得しました。小泉候補は国会議員票145票、都道府県票11票、合計156票で、高市候補が新総裁に選出されました。
「多くの不安を希望に変える」
高市新総裁は党大会に代わる両院議員総会であいさつし、党再建に向けて「力を合わせてやらなきゃいけない。たくさんの政策をスピーディーに進める。自民党を気合の入った、明るい党にしていく。多くの不安を希望に変える党にしていく」と決意と覚悟を述べました。
総裁選挙は9月22日に告示され、12日間の選挙運動期間が設けられました。総裁が任期途中に欠けた場合では史上初めて、国会議員票と党員算定票を同数とする、総裁公選規程に基づく「党員・党友参加型」の形式で行われ、党員算定票の4割以上を獲得した高市氏が、党員・党友からの高い支持を得て新総裁に選出されました。
党員投票の投票率は68.69パーセントで昨年、過去最多となる9人の総裁候補が争った総裁選挙よりも2.53ポイント上回りました。
総裁選挙結果
小林 鷹之候補 議員投票 44票 党員算定票 15票 合計59票
茂木 敏充候補 議員投票 34票 党員算定票 15票 合計49票
林 芳正候補 議員投票 72票 党員算定票 62票 合計134票
高市 早苗候補 議員投票 64票 党員算定票 119票 合計183票
小泉進次郎候補 議員投票 80票 党員算定票 84票 合計164票
〈決選投票〉
高市 早苗候補 議員投票 149票 都道府県票 36票 合計185票
小泉進次郎候補 議員投票 145票 都道府県票 11票 合計156票
本来、介護って必要ないんじゃないかと思う。
昔は年寄りだって働けるうちは畑に出て、家事をして、子や孫を支えた。だけど働けなくなったら「姥捨山」に置かれる。言い方は過激だけど、要は「人としての役割を終えた」とされていたわけだ。
現代はどうだろう。医療で無理やり寿命を引き延ばし、介護で寝たきりの身体を支え続ける。結果、現役世代の労働力が「出涸らしみたいな老人」の世話にどんどん吸われていく。しかもそれは「美談」として語られる。親を看取るのは立派なこと、介護職は尊い仕事。もちろん否定はしない。でも、現役世代が次世代を育てることより、老いを支えることに人手と資源を持っていかれる状況って、本当に健全なのかと思う。
未来に残る子供の世話より、先の短い老人の世話を優先してしまう社会。言葉を選ばず言えば、本末転倒だろう。
「生きる権利があるのは当然」って話と、「どこまで社会のリソースを割くのか」って話は、本当は分けて議論されるべきだ。けれど日本ではそれをタブーにしてしまったから、現役世代が介護に疲弊し、子供を産み育てる余力を失う。
つまり、介護は人間らしさを守るための制度であると同時に、社会全体の持続性を削る制度でもある。
「姥捨山」が非人道的に見えるのは、現代の価値観だからだ。昔の人は「役目を終えたら自然に還る」ことを当然だと受け止めていた。むしろその方がシンプルで合理的だったとも言える。
もちろん今すぐ「姥捨山に戻れ」とは言わない。けれど、次世代を育てる余力を削ってまで、無理やり命を支える社会にどこか歪みがあるのは確かだと思う。
子育てが娯楽だって言われてるけど、本来は介護こそ娯楽というか、やりたい人がやるものだったんじゃないかと思う。
そこが逆転したから日本は衰退している。
医者や看護師がタメ口でびっくりした、失礼だし尊重されてないと感じたなども見かける
なぜ医療従事者はタメ口なのか?それはタメ口でないと理解が追いつかない患者が病院には多いからであり、タメ口の持つ情報伝達パワーが凄いからである
認知力の低下した状態では、丁寧語というのはコミュニケーションに負荷をかけるノイズである。例えばタクシー運転手が酔っ払いに住所を尋ねるとき、「行き先はどちらですか」と言うのでは、酔っ払いにとってコミュニケーションコストが高いというのはなんとなくイメージがつくだろう。丁寧語では認知力の低下に負荷がかかるのだ。必然的に「どこに行きたい?」「家どこ?」という聞き方になる。医療従事者もだいたい同じ理由である
まず病院というのは圧倒的に高齢者が多い。60代の患者に「若い」と我々は言っているくらいだ。高齢者の認知能力が低いのは想像に難くないだろう。認知力弱者がマジョリティなんである
加えて、高齢者ではなくても、丁寧語を省いたコミュニケーションでなければ分かりにくいというタイプが少なくない。そういうタイプにもタメ口の持つノイズのない情報伝達力が必要になる
何か説明をしたり声を掛けるなどした時に「ちゃんと言ったことを理解してくれてるな」と手応えを感じるのは、圧倒的にタメ口の時である。
学生時代、先生と学生の会話によって進行する参考書とかあったが、非常に分かりやすかったし、予備校講師はタメ口だったけど、それが我々生徒に語りかけているような効果を生んで、やっぱり分かりやすかった。日常会話形式で進めると何事も分かりやすいんだと思う。
医療という空間において、丁寧語はノイズになりうるし、タメ口の持つパワーはすごいことを医療従事者は経験的に知っている。だからもうデフォルトにタメ口を選んでいる人もいる。増田はまず丁寧語で話し、反応を見てタメ口に切りかえてるけど、圧倒的にタメ口で話してるし、圧倒的に伝わってるのを実感する。
というわけで、偉そうにしたいとかそういう理由ではないのでご容赦ください
■ 草津町長のスタンス
草津町長が町議に対して性加害を加えたとされる事案が虚偽だったことについて、草津町長は「自身を加害者扱いしたフェミニストらに対しては『謝ってくれれば、許す』と述べ、それ以上問題視する考えはないとした。」(https://www.sankei.com/article/20250929-4T6BDIHX5ZDLTKL4HQHBJACT2A/)
失言で職を失うことも多く、これらの中傷に対して個別にオープンレターも出せそうだが、町長は非常に寛大かつ穏当な対応をしていると思われる。
現に上野千鶴子氏や共産党(しんぶん赤旗)など、個別に町長に謝罪している例もあるようだ。
なお、当然、町長自身だけでなく、草津町全体に対する中傷にも心を痛めていたようだ。(特に許せなかったのは、観光地として著名な草津町が「レイプの町」「セカンドレイプの町」として「世界中に広まったこと。それは絶対に食い止めたかった」。(https://www.sankei.com/article/20250929-AUDKDKIAWBPQLNESH2UJJZWPTQ/))
■ オープンレターの記載内容
何故かオープンレターは削除されてしまったが、アーカイブから一部サルベージしてみた。
(オープンレターが理念の呼びかけなら公開し続けても良かったと思われるが、何故か削除してしまったようで残念でならない。何か目的を達成したからなのだろうか。)
私たちは、研究・教育・言論・メディアにかかわる者として、同じ営みにかかわるすべての人に向け、中傷や差別的言動を生み出す文化から距離を取ることを呼びかけます。
「距離を取る」ということで実際に何ができるかは、人によって異なってよいと考えます。中傷や差別的言動を「遊び」としておこなうことに参加しない、というのはそのミニマムです。そうした発言を見かけたら「傍観者にならない」というのは少し積極的な選択になるでしょう。中傷や差別を楽しむ者と同じ場では仕事をしない、というさらに積極的な選択もありうるかもしれません。
(オープンレターより)
さて、オープンレターでは、「中傷や差別的言動を生み出す文化から距離を取ることを呼びかけます」「中傷や差別を楽しむ者と同じ場では仕事をしない」などとされている。
これに真に賛同したのであれば、今回の草津町長や草津町に対して誹謗中傷した者は当然「距離を取られて」いると思われるが、結果を見てみよう。
■ 署名者① 東京大学教授の某氏
#草津温泉には行かない
のタグができてますね。私もしばらくの間、この件を思い出さずに草津の名前を見れなくなるでしょう
司法の場で適切な裁きがあることを信じ見守っています。冤罪があるならば晴れるといいですね。
同時に、立場としては弱いはずの方の尊厳が守られることを切に祈っております。
このツイートに謝罪の必要は感じていません。実際、皆さんも草津という単語でこのことを今も思い出しておられるようですし
お時間使うのは申し訳ないので黙ってましたが、この際はっきり言います。意見は変わらないです。何故なら、そもそも私は町議会がセクハラの申し立てに対して第三者委員会を立ち上げなかったことを当時も今も疑問に思っているからです。事の真偽については判断を留保していたので、特段述べることはない
このことをあまり指摘する人がいないのは不思議です。恐らく、皆さんがあまりにも「謝罪せよ」と責め立てるので、怖くてそうせざるを得なかったのかもしれませんね。なお、もう一つ言えば、第三者の視点で見ている裁判の結果について「謝罪する」って謎な発想です。誰に謝罪するの?と思います。
謝罪をする必要はなく、謝罪した人は、責め立てられたのでやむなく謝罪した、というスタンスのようだ。
そして、現在も東京大学教授であり、他のオープンレター署名者から「距離を取られた」という事実も認められない。
■ 署名者② 武蔵大学教授の某氏
草津、イプセンの『民衆の敵』じゃん(地元の温泉に都合の悪い事実を公表しようとした科学者が、貴の町長の画策で「民衆の敵」認定される)。
あらためてお詫びしたいと思います。軽々しく連想で現実の出来事をフィクションにたとえるべきではありませんでした
ではおわびして該当ツイートを削除することにしますが、一方であなたは最低だと思います。
「フィクションに例えたこと」を謝罪しているのであり、虚偽に基づいた草津町への発言を謝罪したと読み取ることは難しいだろう。
ちなみに、元町議の有罪判決が出てからは発言されていないようだ。
そして、こちらも武蔵大学教授という立場を失うことなく、また、他のオープンレター署名者から距離を取られたという事実も認められない。
■ まとめ
オープンレターに書いてあることと、その署名者のとっている言動って全然一致してないよね?
しかも署名者は何をやってもノーペナルティだよね?仕事失っていないし。
自分を律せる人だったら、自ら職を辞してもいいくらいだと思えるけどね。
だったらあのオープンレターってなんのためにあったのかなぁ、誰か説明してくれない?
■ 余談
その他、以下の団体等も草津町を中傷してきたが、どこも謝罪をしたと言う話はなさそうだ。
■ マスコミ関係
朝日新聞、ガーディアン、ニューヨーク・タイムズ、フランス24、ハフィントンポストなど
■■ 各種団体
(明日の自由を守る若手弁護士の会/あすわか@asuno_jiyuu)(共産党山添拓参議院議員も所属する共産党系弁護士団体)
https://i.imgur.com/FzATFUp.png
(ポルノ・買春問題研究会)
「性的暴行を実行」
the town mayor sexually assaulted... Arai Shouko
「同様の犯罪を複数犯していた」
He had a history of similar offences
リクエストにお応えします。
ひろゆき氏の発言は、ときどき素人が知ったかぶりしているように聞こえますが、「人手不足は嘘」というのは事実です。私自身、ITのフリーランスエンジニアですが、ここ数年開店休業状態です。最新流行を追いかけてはいませんが、組み込みからLinuxカーネルのデバイスドライバーや、ビジネスシステムまで何でもできるので、スキルの問題ではないと思っています。
大企業に行けば経験しますが、まともな仕事していません。みんな手を抜いてダラダラ仕事しています。たまに有能な人物が配属されると、一致団結して追い出してしまいます。外資系でもそうです。
私の年代だと、ベンチャー企業に常駐しても、上司は年下です。この年下上司がクセモノで、実力も実績もないくせにやたら威張ります。「管理職とは指示を出す役割のことで、人間性が上であるわけじゃない」ということが分かっていません。「俺様は偉いんだ」と、ユング心理学で言うところの『自我の拡大』を起こしています。
経営者や管理職がまずい判断をした時、「これは私が20年前にCSKで経験したパターンだが、このやり方はまずい」とかアドバイスしても、「老害が何を言うのか」と話を聞きません。指摘どおりに失敗パターンを踏襲して、「お前が余計なこと言うから失敗したじゃないか」みたいな負け惜しみを言います。
日本企業は、まともな人材配置をして、まともな経営者、管理職を揃えるだけで、今の10倍は生産性を上げられます。あぶれている人を採用する余裕も生まれます。それをしないで、ゆでガエルになるのをただ待っているのが、現代日本企業です。
追記
介護職や路線バスの運転手など、募集をかけても集まらない職があります。人が少ないから集まらないのではなく、報酬が低いのに重労働だから集まらないのだと思います。バブルの頃のような好景気が来てみんな給与が高くなれば、「経営者の言う人手不足」はすぐに解消します。
私見です。
コレは仕事で一緒だった旧い中国人の友人の”意見”です。
”呑みながらの話”なんで、どこまで本当かは判りません。
彼いわく、
「中国の社会で”謝る”は”全面降伏”。その責任をクビになるとか、オカネ払うとか、極端だけど命さしだします、ってこと。中国は”立場が強いひと”の意見が通りやすい。”この人は謝ったから許してあげよう”は中国ではならない。映画とか小説の中だけ。だから言える事でソンはない事は全部云わないと、犯罪してないのにホントに犯人にされる。
その代わり”ほんとの仲間”になると、皆許し合う。極端だけど、その人が犯罪してても匿い合う。してないけどね。中国は広いし人多いからいつも”みんな仲間”にはならない。でも同じ立場になるとぜんぜん知らないけど”急に仲間になる”こともある。
日本で自動車を買った時に、保険会社の人から”事故しても’日本風’に謝らないで”と云われた。自分が悪くなくても自分のせいでしたことになって保険金払わないといけなくなるから。
”大丈夫です中国人は謝らないから、そういうの得意”と云った。」
だそうです。
たまにおられるんですけど、
例えばオモチャがうまく動かないとか、ゲームが動作しない、って子どもが癇癪を起こした際に
「ほんなら全部捨てるからな‼️💢」
「無かったら揉めんのやから、ハイ捨てます‼️」
…のタイプの"教育"を受けられた方、
大人になっても問題解決がヤバいタイプがおられて。
例えば
👤「それは当初のお話と違います…」とか
👤「それだと別途料金が…」って時に
😠「じゃあもう全部ヤメにしますか⁉️」
😠「ならこの案件やらないってコトでいいんだな‼️」
みたいな
0か100かの強権を、社内相手でも取引先相手でもブッ放してくるケースがあってウワァ…って
確実に「ソレ」って解決策じゃないというか
相手がドン引きして「分かりましたよ…😰」ってなるか
「ハイじゃあ終わりですね😌」ってなるんで、非常に勝率悪い賭けだと思うんすけど
ソレが"成功体験"や"唯一の問題解決策"になってると、割とこの(文字通り)伝家の宝刀を抜いてくるので
「あーあ」って
ちなみにエグい事を書いてしまうと「コレ」で育ってきてる方なので、強権に対しては非常にお弱いため
弁護士なり権威が介入してきた瞬間に弱体化するので、ある程度の戦い方はある一方で
一線を越えてるパターンだと
「あ、面倒くせえわ、コイツ埋めちまえ」
までイッてるタイプもいるので注意が必要
今から長文になりますがフォロワーさんをたくさん失う覚悟で書きます。
近頃ずっと書いてきましたが、保守と呼ばれる人たちの口の悪さを指摘してきました。
それは日本保守党の方々のことです。
その方々ばかりではないですが9割はプロフィールに保守党員であることを書いてあります。
支持者の中には良い人も居るので今日まで言わずに居ましたが、さすがに毎日だと見ていて辛いです。見るなと言われても勝手に目につきます。
ある党員さんにお伺いしたら「アンチが勝手に印象操作のために荒らしている」とのことです。
そうだとしたら自浄作用がないのですから支持を諦めるしかありません。
「クソババア」「クソクズ」「ウジ虫」などの子供の表現だったり、人ではないものに例えたりされるのを毎日見ます。
時には議員さんもそう言ってます。
皆さんが守ろうとしている子どもや未来の若者が平気でこのような言葉を消すことができないSNSに書き込むようになっても平気でしょうか。
そんなものを伝統にして守っていかれるのでしょうか。
そして党内から「こんなことはやめよう」と声が出てこないのでしょうか。
保守党の政策や議席を守り通したいがために反対意見や批判を言う者に罵詈雑言を全方位に叩きつけて貶めれば日本は豊かに強くなるのでしょうか。
子どもたちの手本になるような行動とはそのようなことを指すのでしょうか。
党内での腹の立っておられる内容にいちいち釘を刺す気はありませんが、党員さん方が保守党幹部や議員さんをお慕いするように、皆さん方が罵詈雑言を浴びせている方にも支持しておられる人もいるのです。
それも民意です。
そして家族もいます。
「関係ない。離婚でも家庭崩壊でもすればいい。」そんなふうに仰るかも知れません。
自分がされない立場だから言ってますか?
される立場にならなければ何を言ってもいいのですか?
それにアンチって何でしょうか。
苦言を呈したらアンチ。黙って従わない者はアンチと呼ばれるのなら誰も何も言えませんし、聞いてもらえないなら何も期待できません。
そして出てくる言葉は批判ではなく悪口に見えます。
何も知らない人が見たら引きます。
きっと党員であられる方には「これくらい言って当然」と思われているのでしょうけど、そんなふうに書かれていい人は一人もおりません。
もう一度言います。
悪口とは批判ではなく、相手を貶める言い方や人ではないものに例えて揶揄することです。
党内で起きたことをとやかく言いません。
ですが、袂を分かった人や他党の議員さんに集団で悪口を言ったり、それを口先だけでしか止めない党本部を見ると、私のような関係ない者は大変悲しくなりますし、日本が強くも豊かにもならないと思いますので支持ができません。
それだけです。
そして私は仲良くしてくださっている保守党員さんとケンカをするつもりはありませんが、この発言により、今後仲良くできないと判断なさった方はどうぞフォローを外すのではなく、ブロックやブロック解除してくださいませ。
良いと思って支持していらっしゃるのにそれをやめろと言っているわけではありませんし、何かをしてほしいと要求しているわけでもありません。
ご感想も要りません。
私は外から見ていてこの状況はあんまりだから支持できないので、感じていることをお伝えしました。
抜けれない道ならそれで仕方のないことです。ですが何か1つ意見を言った者は殆ど酷い目に遭わされてる気がします。
これを見てくださってる党員の皆さんが信じている保守党から次のターゲットにされてしまう人が出ないことを祈ります。
強い決意で支援していらっしゃるのでしょうから邪魔はしませんが、私の気持ちを書かせていただきました。
いずれ考えが変わったら戻って来てください。
私をフォローしてくださったのですから、戻って来てくださるなら私は受け入れます。
ホントに優しくしてくださったり仲良くしてくださる党員さんが居らっしゃるので、できたらこのようなことは書きたくなかったですが、それでもいいよ。仲良くできるよと言ってくださる方がもし居られましたら引き続き どうぞよろしくお願い致します。
尚、こちらに罵詈雑言やネットリンチが来ても反応はしませんのでご了承ください。
私と同じ考え方の人が居られましたら共感ありがとうございます。
大学時代の同級生が、正直かなり悲惨な状況になっていた。
彼は偏差値70の中高一貫校を出て、理系の大学院まで卒業。大手メーカーに就職して順調に見えた。
2年前に結婚したものの、奥さんがとても厳しくて毎月のお小遣いはたった2万円。
飲みに誘っても「鳥貴族じゃないとダメ」と言われるらしい。
さらに奥さんは考え方がかなり保守的で、転職も副業も猛反対。
彼は10代、20代とずっと努力してきたのに、今はまるで“奴隷”のような生活を送っていると知って、胸が痛くなった。
おきさやか先生はご自身の草津町への言動が批判されていても「私はノーダメージ」と効いてないアピールをされてますが、もとよりおき先生のダメージなどどうでもいい話でしょう。
おき先生らを初めとしたフェミニストらの言動で、草津町がどれほどダメージを受けてしまったか、というのが世の関心事では。
自分の痛みにだけ敏感で他人の痛みに関心を持たない人に、最初からダメージも何も無いでしょうから。
むかし初めて課長になったとき、早稲田卒シゴデキ部長から教わったのは、
・部下を守り、外と戦え
・叱るなら、その3倍は褒めろ
・口だけではなく、背中を見せろ
など今でも覚えているが、1つだけ意外だったのは、
『部下を平等に評価"するな"』
ということ。
部下が8人いても昇進候補は2~3人だから、その2〜3人を優遇するのが組織としては合理的なんだよな。
■ 1. 事故の概要
- 日時: 2007年7月29日
- 場所: 鳥人間コンテスト大会会場
- 被害者: 川畑明菜さん(当時九州工業大学学生、鳥人間サークルの女性パイロット)
- 事故内容:
- 機体がプラットフォーム上で左主翼が中央部あたりから折れた
- バランスを崩した機体はプラットフォームから離れた直後に左側に大転倒
- 左主翼の断裂面が水面に接触した衝撃で川畑さんは機体から振り落とされた
- 背中から水面へと約10メートルの高さから落下
■ 2. 事故後の経緯
- 当日: メディカルチェックを受けたが外傷がなかったためそのまま帰宅
- 翌日以降: 強いめまいなどの体調不良に襲われ、症状は次第に悪化
- 症状の悪化: 歩くこともままならず、寝たきりのような状態に
- 2007年10月頃: 脳脊髄液減少症の診断を受け入院
- 脳脊髄液減少症の特徴: 脳脊髄液が漏れ、頭痛・めまい・耳鳴りなどの症状が起こる疾患で、まだ解明されていないことが多く治療が困難
- 退院後: 症状は改善せず、車いすや松葉づえで通院する生活が続いた
- 期間: 大会以降6年間にわたって日常生活もままならないほどの後遺症に苦しんだ
■ 3. 訴訟の提起(2013年4月)
- 被告:
- 読売テレビ(大会主催者)
- 九州工業大学
- 当時の鳥人間サークルの顧問
- 同サークルのリーダー
- 設計を担当した主要メンバーの元学生(計5人)
- 請求額: 損害賠償金4,305万8,800円
■ 4. 体重オーバー問題
- 機体の制作: 仲間が2年がかりで制作
- 体重オーバー: 本番参加前に川畑さんがダイエットに失敗し8キロ体重がオーバーしていることを打ち明けた
- 打ち明けた時期: 3日前(とされている)
- 結果: サークル内では機体修正が間に合わず、そのまま登場することになった
- 川畑さんのブログでの説明:
- 自宅の体重計が壊れていたが面倒で買い替えなかった
- トレーニングで筋肉が8キロ増加した
■ 5. 批判と炎上
批判の内容:
- 体重オーバーを3日前まで隠していたこと
- ブログで「ちょっと気になったので訴えました」という軽いノリで書いていたこと
- 体重をコントロールできなかった責任
- 仲間たちの2年間の努力と夢を無駄にしたこと
後遺症についての疑問:
- Twitterでは一人で上京してスナックホステスの傍らコスプレをしたりカラオケを楽しんでいるという情報(某大手掲示板の情報、信憑性は不明)
- 「動けないほどの後遺症」との矛盾が指摘された
■ 6. 各当事者の反応
- 読売テレビ: 「提訴がなされたことは誠に遺憾だが、大会開催に関しては安全性を最優先に行なっているので問題はなかったと考えている」
- 九州工業大学: 「責任の所在については今後裁判で明らかにしていくのでコメントできない」
■ 7. 裁判の結末
- 詳細情報の不在: 科学ライター大貫剛さんが詳しく取材したが、判決の詳細な情報は得られていない
- 川畑さんからの説明: 「何も言えなくなった」と聞かされた(裁判の判決について言えないという取り決めがされた可能性)
- 和解の可能性: 詳細は不明だが、何らかの形で決着がついた可能性がある
- 継続中との情報: 一部では裁判がまだ継続中で判決すら出ていないとの情報もある
■ 8. 現在の状況
- 川畑明菜さん: 裁判後、Twitter・ブログなどのSNSをすべて閉鎖し、以降情報発信はされていない。現在どのように過ごしているかは一切不明
- 鳥人間コンテスト: 引き続き開催されているが、安全対策の強化が求められている
■ 9. 論点と教訓
- 安全管理の問題: 10メートルの高さからの落下リスクに対する事前の安全対策
- 参加者の自己責任: 体重管理を含む参加者の準備責任
- 番組制作側の責任: 明らかに飛べない機体でも「事故が起こると面白い映像が撮れる」という理由で許可していたのではないかという疑念
- チーム内のコミュニケーション: 体重オーバーの情報共有が遅れたことによる問題
- 素人参加番組のリスク: 技術的知識が不十分な参加者によるハイリスクな企画の是非
女は生まれてすぐ女になるから、人間として見られることを渇望してるんでしょうよ。でも、男は違うんですよ。
男はガキを超えたらもう人間なんです。なんならガキでももう人間扱いなんです。欠けてるのは男の部分だけ。
女は、産まれたそばからずっと女があって、ずっとずっと捨てられなくて地獄なんだと思いますよ。女は、人間扱いされたいのでしょう。女じゃなくて女性として扱われたい。でも好きな人からだけは女としても扱われたい。
女は、女を呪いだと思っているのでしょう。でも男は、男を勲章だと思っているんです。
男は、闘争しなければ男が手に入らない。女は、闘争しなければ人間が手に入らない。
でもそんな女の地獄は男にはわからない。そんなの全然わからない。だって男は女じゃないし。
男は、男でありさえすれば、別に人間になんかならなくていい。
だって男が人間であることはどうしようもなくわかりきった事実であって、数千年以上に渡って当たり前とされてきた。男が人間であるという自信はどうあっても揺らぐことはない。
だから敢えて「あなたって人間だよね」みたいな、女性にとっては最大級の賛辞を男に送るのは、男には最大級の屈辱なんです。
我々は男になりたいんです。
なんなら男でなくていい。オスであればいい。
有害な男らしさ?違う。あれは「有害な人間らしさ」なんですよ
人間としての責任から降りたいのが、女の子になりたい男の子なんですよ。人間としての責任を増やしたいのがライオンになりたい女の子なのでしょう。
男は、人間なんかやめてでも、男になりたいんですよ。立派な男になりたいんですよ。立派な人間なんかじゃない。立派な人間になったなぁというのは「立派な男になったなぁ」という意味なんですよ。
人間になんて、なりたくもないね。
頼まれたって、お断りだ。
■ 1. 「大正デモクラシー」の定義と曖昧さ
- 造語の成立: 同時代に使用された言葉でもなく歴史用語として定着しているわけでもない。1950年代頃に登場した造語
- 論者による相違: 時期・内容・評価が論者によって様々であり、高校教科書でも扱いが大きく異なる
- 根底的疑問: 「大正デモクラシー」が本当に「デモクラシー」だったのかという疑問があり、その後に戦争の時代がやってきたことの評価にかかわる
- 一般的な時期区分: 1905年(明治38年)〜1931年(昭和6年)までを指し、政党政治が実現し社会運動が活発であった時期
- 大正時代との不一致: 必ずしも大正時代にすっぽりと収まる出来事ではない
- 前半と後半の区分: 1918年の米騒動を境に内容と担い手が変わる
■ 2. 前半期の担い手(〜1918年)
政党の台頭:
- 1900年代以降、政党が大きな力を持つようになった
- それまでは旧薩摩藩と旧長州藩出身者を中心とする藩閥内閣
- 第一次護憲運動:「閥族打破、憲政擁護」をスローガンに政友会や国民党が桂太郎内閣を倒す大正政変へ
社会運動の二つの層:
- 都市雑業層:日雇い・人足・職人といった都市の下層民
- 1905年「日比谷焼打ち事件」:ポーツマス条約に賠償金が盛り込まれなかったことへの不満から暴動
- 東京・横浜・神戸・大阪など各地で暴動発生
- 日露戦争で最も痛めつけられた階層(たばこ・酒・砂糖などへの間接税増税)
選挙権がないため、集会か運動しか意志表示の手段がなかった
旧中間層(「旦那層」):家作を持ち商売の元手にしている商家、中小工場経営者
- 地代や電気料金の値上げに対する反対運動
- 地域の名望家たちで、彼らの参加により「大正デモクラシー」は大きな潮流となった
媒介者の役割:
- 新聞記者:暴動や運動の様子を記事にし、ときには自ら参加して社会運動を盛り上げた
- 弁護士:逮捕・起訴された「都市雑業層」の弁護にあたった
■ 3. 当時の選挙制度
- 1890年第一回衆議院議員選挙: 直接国税15円以上を納める25歳以上の男性のみ(全人口の約1%)
- 有権者の中心: 直接国税は地租が多くを占めたため、基本的には地主が中心
- 現代との比較: 現在の有権者率が約80%であることと比較すると極めて限定的
■ 4. 後半期の特徴(1918年〜)「改造の時代」
運動の組織化:
- 米騒動以降、暴動型の社会運動が無くなった
- 暴動は瞬間的に訴えられるが成果を獲得できないことに気づいた
- 農民組合・労働組合・水平社・学生団体「新人会」・女性団体・借家人組合・消費組合など多様な組織が結成
普通選挙運動:
- 選挙によって自分達の意見を反映させたいという思い
- 直接国税15円という財産制限の撤廃を目標
- 政党と社会運動を媒介し、前半と後半をつなぐ運動
- 政府側も段階的に直接国税を15円→10円→3円と減額
■ 5. 1925年普通選挙法の成立とその両義性
- 成立内容: すべての成人男子(25歳以上)に選挙権を付与
- 「国民」の制度的成立: 日本の国民国家としての制度的基盤・基礎が成立
「普通」から外された人々:
- 女性:敗戦まで選挙権獲得に時間がかかり、正式な「国民」として認知されず準「国民」扱い
- 植民地の人々:大日本帝国憲法が適用されず選挙権なし(植民地在住の「日本人」も同様)
- 例外:日本本土にいる植民地の人々には選挙権が与えられ、朝鮮人の代議士も誕生(ただし一定居住地要件あり)
治安維持法とのセット:
- 普通選挙により人々を囲い込み、「普通」から外れた・外れようとする人々を治安維持法で取り締まる
- 善き「国民」は選挙権を行使し、運動はするなという体制
- ロシア革命後のソ連との国交樹立により、共産主義への強い警戒心
両義性:
- 権利が付与されたと同時に、そこからはみ出た場合には排除されるという限界が提示された
- 「国民」としての囲い込みと排除の体制が完成
■ 6. 政党政治の問題点
- 1918年9月原敬内閣発足: 米騒動の影響を受けて成立
限定的な民意の反映:
- 藩閥政治より人々の意見をくみ取れるようになったが、「意見」はあくまで政党にパイプがある「中間層」(「旦那衆」)のもの
- 政友会は地域の名望家たちの利益誘導に熱心
- 「都市雑業層」には政党に繋がる手段がなかった
分断の結果:
- 社会運動を行っていた「都市雑業層」と「旦那衆」が分断された
- 「旦那衆」は運動をする必然性がなくなった
■ 7. 「帝国のデモクラシー」という限界(一般的な見解)
大日本帝国憲法下のデモクラシー:
- 主権は天皇にあり、議会は天皇を「協賛」、内閣は天皇を「輔弼」
- 民本主義はこれを前提にした民衆による民衆のための政治要求
- いわば解釈改憲のような大日本帝国憲法解釈
排外的要素:
- 日比谷焼打ち事件も排外的要素がきっかけ
- 植民地朝鮮の3.1独立運動には民本主義者も批判的
- 植民地の存在を自明のこととしたデモクラシー
1931年「満州事変」を終りとする見解:
- 民衆意識が排外主義に向かい、侵略の動きが始まった
- 大正デモクラットの多くが満州事変を支持
- 1920年代と1930年代の間に断絶があるとする「断絶説」
■ 8. 「連続説」という別の見解
1920年代と1930年代の連続性:
- 「大正デモクラシー」の時代に「民衆」の意見を吸い上げなければ回っていかない仕組みを体制的に作り上げた
- 「民衆」を制度的に入れ込むシステムの定着
- 秩序を保ちながら政治を遂行するには「国民」の意見を後ろ盾にしなくてはならない
制度化の帰結:
- いったん制度化されると「国民」の意向をないがしろにできなくなる
- 「国民」の意向が変わると政治の方向も変わる
- 1931年満州事変で「国民」の意見が排外的になったため、ファシズムという事態に入り込んだ
- 1920年代の「成果」が1930年代の事態をつくりだした
ファシズムの成立メカニズム:
- ファシズムが無理矢理「国民」を引きずり込んだのではない
- 人々の考え方が排外主義に傾き「満州は自分達の領土だ」と思った
- それを取り込むことでファシズムが成立
- 「大正デモクラシー」があったが故にファシズムに向かい戦争の時代になった
■ 9. 吉野作造兄弟の象徴性
吉野作造(兄):
- 民本主義を唱え、「大正デモクラシーのチャンピオン」
- 「民衆」の側から民意をくみ上げる必要性を主張
- 大日本帝国憲法の枠内でギリギリの解釈を行った
- 「新人会」の人たちに教え、さらにラディカルな主張へ
吉野信次(弟):
- 農商務省・商工省の官僚
- 支配の側から民意を取り込むことを考えた
- 「新官僚」「革新官僚」へとつながる
- 戦時の民衆動員体制をつくりあげ、ファシズム体制を作り上げる担い手
両輪としての本質:
- 兄は民衆の側から、弟は支配の側から、両者が補い合う関係
- 「大正デモクラシー」があったために革新官僚が出てきて戦争の体制ができた
- 民意の重要性を知る人によってファシズムがなされた
■ 10. 「大正デモクラシー」の終り
- 1933年説:
- 小林多喜二が拷問によって虐殺された年
- この年を境に社会運動から転向する人が増加
- 社会運動の質的転換:(体制への)抵抗の運動から(体制への)翼賛の運動へ
- 体制の側も社会運動の側も変質し、背中合わせの調和のもとに総動員体制の時代へ
■ 11. 問題の立て方自体への疑義
- 従来の問い: 「なぜ大正デモクラシーは戦争を止められなかったのか」
- 新しい認識: 「大正デモクラシー」は戦争を止められなかったのではなく、戦争を進めるのに加担した
- 結論: 「大正デモクラシー」を前提として、あるいは踏み台として、戦争に入り込んでいった
「カネがないから結婚しないし子もできない」みたいな単純な話じゃないんですよ、少子化って。
価値観が多様化したから結果として生まれてくる子どもが減ったんです。
かつては価値観が画一的でした。お見合いでもなんでもして多少気に入らない相手とでも結婚して子どもは2人以上作る、という価値観が社会を支配していて、独身のままでいることや子を持たずにいることへの風当たりは現代とは比較にならないほど強かった。つまり同調圧力で出生率を維持できていました。
そのシステムが機能してたのは経済成長期かつ人口ボーナス期だったからだ、と言われるかもしれないけど、戦中戦後の経済がどん底にあった時期だって日本は「産めよ殖やせよ」のスローガンのもと驚くほど多産だった。まともに食べ物もないのにポロンポロンと4人も5人も子ども産んでたんですよ。
これには社会福祉基盤も関係します。社会福祉基盤が脆弱だった時代には、親は子を産み育て、子は親が老いたら面倒を見るというサイクルが必要でしたし、子はまた重要な労働力でもあったでしょう。ぶっちゃけそれらのために子どもを産んでいたようなものです。
つまりかつての日本は貧しくても子どもを産んでたんです。子を産み育てることのプライオリティがとても高かった、と言い換えることもできます。
ひるがえって現代。社会構造の変容につれて家族観も変容していきました。
まず社会福祉基盤が整備されたこと。老人は子どもの世話にならずとも年金やさまざまな福祉で生活できるようになりました。将来世話してもらうための子を作る必要性が薄くなったのです。
また、女性の社会進出が進んだこと。さまざまな法整備や価値観のアップデートがあって男女間の社会的地位の格差が縮まり、「寿退社」は働く女性の唯一の選択肢ではなくなりました。自立やキャリアに重きを置く女性が増え、そうした女性たちの中にはひとまず結婚や出産を先延ばしにする人もいるでしょう。プライオリティが下がったのです。
生き方・暮らし方の価値観も多様化しました。個人主義が広まり、結婚しない・産まないという選択を自発的にする人も許容される世の中になりました。LGBTQという、子孫を残さない前提の生き方さえ肯定されています。
また、今の生活レベルを下げたくないとか都心に住みたい、自由な時間がほしいといった理由で出産を控える夫婦もあるでしょう。子育てにはお金も時間もかかります。そうしたリソースをどう振り分けるか、これもプライオリティの問題でしかありません。
このように、少子化は社会構造が変容する過程で人々の選択肢の中で相対的に出産のプライオリティが下がっていったことが原因のひとつなのです。社会が前近代的・伝統的価値観を捨てて、個人の権利を尊重する近代的な価値観を手に入れたことの副作用だった、と言ってもよいでしょう。先進国が軒並み少子化しているのも同じような近代化の過程を歩んだからで、構造的に不可避だったわけです。
ちなみに、先進国の中で一国だけ、例外的に突出して出生率の高い国があります。それはイスラエルです。特殊出生率は「3」に迫る高さです。ユダヤ教社会は伝統的・宗教的価値観を非常に重んじる社会で、ユダヤ教は多産を奨励しているのです。
自分はチー牛のイラストをポニーテールにしただけという見た目をしている女なので、小学校くらいから男子に「ブス」と言われ続けなんなら飲み屋で知らんおっさんに「うわブッス」と言われた経験があるレベルのブス
でも愛想良くする努力をしてたら高校くらいから容姿で損をしてるなと感じる事は減ったし男友達もできて今は結婚もしてる(旦那とはお互い第一印象から“ナシ”すぎて逆に仲良くなった)
ましてや会社ともなると顔採用でない限り仕事さえしてれば影響がなくなった
普通に生きてたら性格悪いやつに男女の違いなんてなく、男も女もいい人も悪い人もいるという結論に至ると思う
私は確かにブスだったせいで嫌な思いを腐るほどしたけど、その悪意は男性からのみ向けられるものではなかったよ
ましてや美人な人ならなおさらやばい男に絡まれる頻度も上がるだろうけど、その何十倍も普段から男性に優しくされていたと思う
(本人は気づいてないかもしれないけどブス側からするとめちゃくちゃ贔屓されている)
ネットで悪口書いてないで現実で友達を作ろうよ
エマ・ワトソンはトランス女性と同じトイレを使うのは問題ない、手術しているかどうかも関係ないと発言していた。
それに対してJKローリングは、そもそもあなたは公共トイレなんて使わないでしょうと返した。このやり取りを見て、思わずうなずいてしまった。
移民の議論も同じ構図に見える。
労働力として移民が必要だと主張する人はいるが、実際に移民と職場で競合したり、生活圏で直接関わったりすることはほとんどない。安全な場所にいながら、共生は大切だとか経済には必要だとか、上から目線で語っているだけだ。
もし本気で賛成するのなら、摩擦が生まれる現場に身を置いて橋渡しをすべきだと思う。けれど現実には、自分たちの快適な生活を守るために、下の層に負担を押し付けているようにしか見えない。
結局は、自分の暮らしを維持するために土台が安定していてほしいという欲求にすぎない。だから海外から安い労働力を入れるのは当然だという発想になる。しかしそれはリベラルでもなければ共生でもなく、人権尊重でもない。ただ正義をまとった利己心だ。
そのことに気づいていない、あるいは気づかないふりをしているのが一番気持ち悪い。
群馬県草津町の黒岩信忠町長からわいせつ行為を受けたと、うその告訴をしたなどとして虚偽告訴と名誉毀損の罪に問われた元同町議、新井祥子被告に対し、前橋地裁は29日、懲役2年、執行猶予5年の判決を言い渡した。判決後、黒岩氏は産経新聞の単独インタビューに応じ「汚名はそそがれた。これ以上振り回されたくない」と強調し、観光振興などに力を入れていく考えを示した。自身を加害者扱いしたフェミニストらに対しては「謝ってくれれば、許す」と述べ、それ以上問題視する考えはないとした。主なやり取りは以下の通り。
<新井被告を巡って、前橋地裁は昨年4月、黒岩氏が損害賠償を求めた民事訴訟で、その証言を「虚偽」と認定した>
──今回の判決の意義は
「民事に続いて刑事も新井被告の虚偽を認定し、裁判所は私の主張が100%正しいと認定した。大変いい判決だと思う。当初彼女は『町長室で性交渉した』と主張したが、『それはなかったが太ももと胸は触られた』などと発言を変遷させ、最後はスカートの中に私が手を突っ込んだといった主張も事実ではないと認定された」
──汚名はそそがれたと考えるか
「汚名はそそがれた」
「ただ、新井被告が(令和2年12月に)日本外国特派員協会で記者会見し『町長が私をレイプした』と主張し、海外に報じられたことは取り消せない。特派員協会に出向いて会見する手もあるが、現職の町長で忙しい。もう振り回されたくない。仕方がない」
──令和元年11月、黒岩氏が白昼の町長室で新井被告と肉体関係を持ったとする虚偽内容の電子書籍が出版され、6年近くになる
「6年間…本当にうんざりというか、われながらよく戦ったと思う。ものすごいエネルギーを注いだ。他人任せだと勝てないと考え、警察への上申書も自分で作成した。裁判はお金もかかる。自費でまかなったが、交通事故にあったとあきらめた」
「私や家族の名誉もだが、それ以上に草津町の名誉を守るため戦ってきた。『草津町に行くとレイプされる』などと言われ、町長として申し訳なかった」
<新井被告は町議だった令和2年12月、解職請求(リコール)の賛否を問う住民投票で失職した。草津町は「セカンドレイプの町」と批判された>
──黒岩氏や草津町を一方的に加害者扱いしたフェミニストらへの対応は
「(昨年4月以降)著名な東京大学名誉教授は謝罪の文書を私に送り、国民民主党の女性議員は町長室まで来て謝った。性被害当事者団体の当時の代表理事も15日に謝りに来るという。会うつもりだ」
「こちらは、謝ってくれれば、許すという考えだ。それ以上何かをしようという気はない。謝らないフェミニストも一方でいるが…」
──騒動を振り返ると
「今回の件が前例となって性被害に遭った女性が信用されなくなって、声をあげづらくなるのが心配だ。新井被告の行ったことは罪深い」
「変な噂が流れたときははらわたが煮えくり返る位の悔しさがあったが、これ以上事件を大きくしたくない。町長としては町のことを一番だ。勝つことで草津町の汚名をそそぐことができた」(聞き手・奥原慎平)
■ 1. 総裁選の基本情勢
- 小泉進次郎氏の優位: 議員票でかなり優位な展開をしており、「小泉・本命」「高市・対抗」という構図は変わらない
- 支持基盤の厚さ: 後見役の菅義偉氏、大御所の岸田文雄氏、キングメーカーの麻生太郎氏から悪くない対応をされ、実務級の中堅政治家が分厚く支持している
- 側近の失言による減速: 日本テレビとJX通信社の調査では序盤リードが側近の失言で急減速したが、依然として議員票では優位
- 昨年の教訓: 昨年総裁選で大本命と見られていた小泉氏が墜落して決選投票にも上がれなかった経緯を繰り返している
■ 2. 石破茂政権の遺産と問題
- 少数与党への転落: 石破茂政権下で幹事長・森山裕氏の希望により早期解散総選挙を実施し、惨敗して少数与党に転落した
- 政治とカネの問題再燃: 各支部に2000万円払って寝た子を起こす形で政治とカネの問題が再燃した
- 衆院選の不要性: 次の総裁が首班指名で総理大臣に選出されれば、最長3年は衆議院選挙をやる必要がない
- 派閥政治の問題: 岸田文雄氏の退陣後も派閥政治、政治とカネの問題が再びクローズアップされてしまった
- 裏金議員の処遇: 政治資金報告書未記載議員(裏金議員)の処遇が裏テーマとして重くのしかかっている
■ 3. 小泉進次郎氏の選挙戦術
- 横綱相撲: 出陣式で他候補を引き離す90人以上の議員・代理の出席を集めた
- 党員・党友票のトップ: 党員・党友の得票ではトップになっている
- 裏金議員への配慮: 「一生活躍の機会がないのはいいのか」という表現で不記載議員の要職起用を検討する旨の議員票目配せ記事が出た
- 国民の失望リスク: 総裁選で勝ち切るための発言であっても、国民有権者からすれば小泉氏でも自民党の古い政治は変わらないのではないかと残念がらせる内容
■ 4. 高市早苗氏の戦略と問題点
- 保守派への配慮: 安倍晋三氏の後継として旧清和政策研究会(安倍派)議員からの熱い期待を背に受け、ネットの岩盤支持層も含めた保守派への配慮を欠かさない
- 軌道修正の試み: 出馬記者会見では側近の「顔が濃い」発言で物議を醸したが、消費税減税や靖国参拝問題では微妙な軌道修正をしている
- 支持者のハシゴ外し: ネットで熱い支持を受けてきた高市氏が、その支持者のハシゴを外して現実的な政治が敷けるのかどうかが極めて重要な局面
- スマホ中毒の懸念: 候補者討論会でいきなり奈良県名物シカと外国人旅行者の話をし始め、「鹿市早苗」などの揶揄も飛び出し、ネットミームにどっぷりハマっているのではないかという心配がある
■ 5. 公明党の不穏な動き
- 三連敗の影響: 石破茂政権下での24衆院選、今年の都議選、参院選と自民党に足を引っ張られる形で三連敗した
- 地域政党化の声: 党勢の衰亡から「国政は諦めて地域政党として生活に密着する政治活動に集中したほうがいいのではないか」という声が大きくなっている
- F票の失調: 支援団体である創価学会が中心となって確保するF票(フレンド)は参院選でも大変な失調をきたし、前回参院選比で97万票以上の喪失という惨憺たる状況
- 連立離脱の可能性: 総裁選の進展によっては、公明党が連立離脱の動きをとる可能性も残されている
- 対自民強硬論: 「菅義偉氏の言われるように公明党が都合よく利用されるような形で良いのか」「木原誠二氏が佐藤浩氏と握っているとしても、中身次第では断るべきだ」などの対自民強硬論が噴出している
■ 6. 日本維新の会の苦境
- 党勢の衰亡: 関西を基盤とする公明党が長らく確保してきた大阪府小選挙区の4議席を維新が実質的に奪った問題がある
- 連立入りのリスク: 公明党は維新との連立については極めて厳しい反応をとる可能性がある
- 吉村洋文代表の不発: 人気のある切り札と思っていた吉村洋文氏を新代表に選出し、大阪万博を成功に導きつつあるのに、国政での人気が上がらない
- 離党ラッシュ: 大阪・近畿以外の地方議員を積極的に擁立したが、現在ものすごい勢いで離党ラッシュが進んでいる
- 党内対立軸: 「大阪とそれ以外」や「国会議員と旧大阪維新」という維新独特の対立軸が鮮明になっている
- 藤田文武幹事長の懸念: 「連立参加で党消滅も(あり得る)」と記者会見で語り、非常に厳しいかじ取りに迫られている
- 自民党合流の動き: 非大阪議員は「次の選挙で議席を確保することを目標とするならば、自民党への合流も道筋にせざるを得ない」と説明するほど追い込まれている
■ 7. 国民民主党の躍進
- 支持率の安定: 国民有権者からの支持率が一服したが、玉木雄一郎、榛葉賀津也、伊藤孝恵各氏を中心とした執行部は引き続き強気
- 拡大戦略: 早期解散総選挙があっても多くの小選挙区に候補者を擁立し勝ち切る拡大戦略に打って出る方針
- 消去法の支持: 「まだマシな、自民党でも共産党でもない、きちんとしてそうな政党」として消去法で国民民主党が残り得票を積み増す傾向が顕著
- 103万円の壁: 103万円の壁や手取りを増やす政策主張が国民有権者に受け入れられている
- 立憲との距離: 連合の芳野友子氏が「国民と立憲の協調を望む」と表明しても、国民民主党にとって立憲と組むメリットが見当たらない
- 首班指名の駆け引き: 「野田佳彦と書くか」「玉木雄一郎と書くか」という一本化の話も中途半端に終わっており、玉木氏は野田氏の名前を書くつもりは毛頭ない可能性が高い
■ 8. 立憲民主党の苦境
- 野党第三党に転落: 前回参院選で比例代表での獲得票数では国民民主党はおろか参政党にも劣る野党第三党に転落した
- 早期解散への恐怖: 石破茂政権末期の早期解散論でもっとも党内組織がビビっており、候補者選定もままならない状態だった
- 政策提案の充実と支持率のギャップ: 野田佳彦代表や立憲民主党が特に大きな問題を起こしたわけでもなく、政策提案は非常に充実していたにもかかわらず支持率が低迷している
- 東京選挙区の苦戦: 本来得意とするはずの都市型選挙である東京選挙区で、強いと見られていた塩村あやか氏が7位ギリ当選という決着
- 参政党への評価負け: 出口調査で参政党にさえ評価負けして接戦を落とす選挙区が相次いだ
- 「なんで票が取れないのか分からない」: 立憲議員が吐露する嘆きそのままの状況
■ 9. 国民の関心と政治の焦点のズレ
- 勤労層の閉塞感: 石破茂政権は50代以上女性・地方在住を中心とした厚い支持基盤で維持され、社会保険料負担の重さから生活に展望を開けない勤労層の閉塞感がキーワードになっている
- 争点のミスマッチ: 総裁選では憲法改正、外国人問題、靖国神社参拝、トランプ関税などが争点とされている
- 国民の真の関心: 実際の国民有権者の関心は社会保険料・年金などをめぐる社会保障、賃上げ、医療提供体制の刷新など国内・財政問題が焦眉の急
- 支持回復への懸念: 国内社会の不安を煽るような形でこれらの問題ばかりが争点にされれば、自由民主党に対する国民有権者の支持はあまり戻ってこない可能性がある
■ 10. 小泉進次郎氏への懸念
- 神輿の軽さ: 声望が集まる小泉氏の「神輿の軽さ」を見込んで、人気者の小泉氏の下でうまいように動かしてやろうという野心を抱いた人たちも少なくない
- 失言のリスク: 勝ったも同然と見られていた政治家が勝負どころでたった一つの失言をキッカケに天下を取り逃す可能性がある
- 過去の事例:
- 小池百合子都知事の「排除いたします」発言からの崩壊
- 昨年総裁選で阪神優勝状態から決選投票に残れなかった小泉氏のテレビ討論会でのイケてなさ
- 好事魔多し: 失速の原因はスキャンダルではなく本人の心構えと油断から来る舌禍に拠る場合も多い
■ 11. 自民党の構造的問題
- 選挙互助会の引力低下: 新総裁への不満から造反や離党の動きが出てもおかしくないぐらい、選挙互助会たる自民党自身の「引力」が弱まっている
- 挙党一致の困難: 誰が総裁に就任しても挙党一致で担げる体制にならない限り、首班指名での波乱があり得る
- 党運営の路線対立: 総裁選において党運営に関する路線対立が露呈し、自民党下野論や首班指名での造反を企図する動きも出る可能性がある
- 支持率の低迷: 石破茂氏を退陣に追い込んだのに、自由民主党自体への評価・支持はそこまで上がっていない
I'm seeing quite a bit of comment about this, so I want to make a couple of points.
I'm not owed eternal agreement from any actor who once played a character I created. The idea is as ludicrous as me checking with the boss I had when I was twenty-one for what opinions I should hold these days.
Emma Watson and her co-stars have every right to embrace gender identity ideology. Such beliefs are legally protected, and I wouldn't want to see any of them threatened with loss of work, or violence, or death, because of them.
However, Emma and Dan in particular have both made it clear over the last few years that they think our former professional association gives them a particular right - nay, obligation - to critique me and my views in public. Years after they finished acting in Potter, they continue to assume the role of de facto spokespeople for the world I created.
When you've known people since they were ten years old it's hard to shake a certain protectiveness. Until quite recently, I hadn't managed to throw off the memory of children who needed to be gently coaxed through their dialogue in a big scary film studio. For the past few years, I've repeatedly declined invitations from journalists to comment on Emma specifically, most notably on the Witch Trials of JK Rowling. Ironically, I told the producers that I didn't want her to be hounded as the result of anything I said.
The television presenter in the attached clip highlights Emma's 'all witches' speech, and in truth, that was a turning point for me, but it had a postscript that hurt far more than the speech itself. Emma asked someone to pass on a handwritten note from her to me, which contained the single sentence 'I'm so sorry for what you're going through' (she has my phone number). This was back when the death, rape and torture threats against me were at their peak, at a time when my personal security measures had had to be tightened considerably and I was constantly worried for my family's safety. Emma had just publicly poured more petrol on the flames, yet thought a one line expression of concern from her would reassure me of her fundamental sympathy and kindness.
Like other people who've never experienced adult life uncushioned by wealth and fame, Emma has so little experience of real life she's ignorant of how ignorant she is. She'll never need a homeless shelter. She's never going to be placed on a mixed sex public hospital ward. I'd be astounded if she's been in a high street changing room since childhood. Her 'public bathroom' is single occupancy and comes with a security man standing guard outside the door. Has she had to strip off in a newly mixed-sex changing room at a council-run swimming pool? Is she ever likely to need a state-run rape crisis centre that refuses to guarantee an all-female service? To find herself sharing a prison cell with a male rapist who's identified into the women's prison?
I wasn't a multimillionaire at fourteen. I lived in poverty while writing the book that made Emma famous. I therefore understand from my own life experience what the trashing of women's rights in which Emma has so enthusiastically participated means to women and girls without her privileges.
The greatest irony here is that, had Emma not decided in her most recent interview to declare that she loves and treasures me - a change of tack I suspect she's adopted because she's noticed full-throated condemnation of me is no longer quite as fashionable as it was - I might never have been this honest.
Adults can't expect to cosy up to an activist movement that regularly calls for a friend's assassination, then assert their right to the former friend's love, as though the friend was in fact their mother. Emma is rightly free to disagree with me and indeed to discuss her feelings about me in public - but I have the same right, and I've finally decided to exercise it.
この件についてかなり多くのコメントを目にしているので、いくつか指摘しておきたいことがあります。
私が創造したキャラクターをかつて演じた俳優から、永遠の同意を求める権利などありません。21歳の頃の上司に、今の自分の意見を尋ねるのと同じくらい馬鹿げた考えです。
エマ・ワトソンと共演者たちには、ジェンダー・アイデンティティに関するイデオロギーを受け入れる権利があります。そのような信念は法的に保護されており、そのせいで仕事を失ったり、暴力を受けたり、命を落としたりといった脅威にさらされる姿は見たくないものです。
しかし、特にエマとダンはここ数年、私たちのかつての職業団体が、私と私の見解を公の場で批判する特別な権利、いや、義務を与えていると考えていることを明らかにしてきました。『ハリー・ポッター』での演技を終えてから何年も経った今でも、彼らは私が創造した世界の事実上のスポークスマンとしての役割を担い続けています。
10歳の頃から知っている人の場合、ある種の保護意識を拭い去るのは難しいものです。つい最近まで、巨大で恐ろしい映画スタジオで、子供たちがセリフを優しくなだめる必要があった記憶をなかなか拭い去ることができませんでした。ここ数年、特にJ・K・ローリングの魔女裁判について、エマについて特にコメントしてほしいというジャーナリストからの依頼を何度も断ってきました。皮肉なことに、私はプロデューサーたちに、私が言ったことでエマが追い詰められるのは望んでいないと伝えていました。
添付の動画でテレビ司会者はエマの「みんな魔女」というスピーチを強調していますが、実のところ、あれは私にとって転機となりました。しかし、スピーチそのものよりもはるかに心を痛める後日談がありました。エマは誰かに手書きのメモを私に渡すように頼んでいました。そこには「あなたが今経験していることを本当に残念に思います」という一文が書かれていました(彼女は私の電話番号を知っています)。これは、私に対する殺害、レイプ、拷問の脅迫がピークに達していた頃のことで、私自身の安全対策を大幅に強化しなければならず、家族の安全を常に心配していた時期でした。エマは公の場で火に油を注いだばかりでしたが、彼女が一言でも心配の言葉を述べれば、彼女の根源的な同情心と優しさを私に再確認させてくれるだろうと考えました。
富と名声に守られずに大人の人生を送ったことのない他の人々と同じように、エマは現実生活の経験があまりにも乏しく、自分がどれほど無知であるかに気づいていません。彼女はホームレスシェルターを必要とすることもないでしょう。男女混合の公立病院の病棟に入院することもありません。彼女が子供の頃から繁華街の更衣室を使っていたとしたら、私は驚きます。彼女の「公衆トイレ」は個室で、ドアの外には警備員が立っています。市営プールの新しくできた男女混合の更衣室で服を脱がなければならなかったのでしょうか?彼女が、女性限定のサービス提供を保証しない州立のレイプ被害者支援センターを必要とする日が来るだろうか?女性刑務所に収監されている男性のレイプ犯と同じ独房に入れられる日が来るだろうか?
私は14歳で億万長者だったわけではない。エマを有名にした本を執筆している間、貧困の中で暮らしていた。だからこそ、エマが熱心に取り組んできた女性の権利の貶めが、彼女ほどの特権を持たない女性や少女たちにどのような影響を与えるかを、自身の人生経験から理解している。
ここで最大の皮肉は、エマが最近のインタビューで私を愛し、大切に思っていると宣言していなかったら――おそらく彼女は、私を声高に非難することが以前ほど流行らなくなったことに気づき、態度を変えたのだろう――私はこれほど正直になれなかったかもしれないということだ。
大人は、友人の暗殺を頻繁に呼びかける活動家運動に馴染んでおきながら、まるでその友人が自分の母親であるかのように、その友人への愛情を主張する権利を主張することはできない。エマは当然のことながら、私に反対する権利があり、私に対する感情を公の場で語る権利もある。しかし、私にも同じ権利があり、ついにそれを行使することを決意した。
■ 1. 番組の基本的な問題提起
- 地域格差と男女格差: 最低賃金が全国で1000円を超えたが地域格差があり、最低賃金レベルで働く地方女性から苦境を訴える声が上がっている
- 保守的な価値観: 女性に家庭内ケア労働を担う役割を期待される地方の保守的な価値観が、女性を非正規雇用に留まらせている
- 都会への流出: 保守的な文化や待遇の良い仕事が無い地方の状況を嫌気して、地方女性は次々に都会に出て行っている
- 番組の評価: 地域格差・男女格差問題の実状を生々しく取り上げた重要かつ刺激的な内容だが、踏み込みが足りない
■ 2. 見過ごされた「職種身分格差」の問題
- ホワイトカラージョブへの志向: 地方女性の苦境と都会への流出は、実際には「ホワイトカラー正社員」という有利な身分の獲得競争になっている
- ITエンジニア講習の象徴性: 番組で取り上げられたITエンジニア講習は典型的なホワイトカラージョブであり、水産業のようなブルーカラージョブと対照的である
- 頭脳労働と肉体労働: 「主に頭脳を使う知識仕事」と「主に肉体を使う現場仕事」という切り口での対比が存在する
- 都会のホワイトカラー集中: 都会の方が高技能ホワイトカラージョブが多く、地方にはブルーカラージョブが多い
- 待遇の格差: 一般的にホワイトカラージョブの方が待遇が良い傾向にある
■ 3. 正規・非正規格差と家庭内ケア労働
- 時間的制約: 家族の夕飯の支度のために早い時間に帰らないといけない女性は、仕事時間が短く収入が減る
- キャリアアップの困難: 家庭のトラブルに随時対応できる体制を維持しようとすると、重い責任を担ったり難しい業務を受けたりしにくくなる
- ゴールディン氏の分析: 家庭内ケア労働を担う「柔軟なポジション」の者が低待遇となり、仕事にフルコミットする「どん欲なポジション」の者が好待遇となる
- 量的・質的格差: 両側面から正社員とパートタイマーでは待遇の差が開いてしまう
- 都会への流出の必然性: 男女平等のリベラルな感覚が比較的普及している都会の方が、女性がパートタイマーの立場から解放される可能性が高い
■ 4. 番組の矛盾:問題の原因を肯定する解決策
- 成果主義・能力主義の推奨: 番組は「能力に応じて給与アップ」「キャリアアップを目指す」「働いた分だけ収入がもらえる」などを繰り返し強調していた
- 人事評価制度の重視: 地方(中小企業)で人事評価制度が未整備であることを批判的に指摘し、成果をきっちり測定して報酬を払うべきという価値観を示していた
- 主役となる仕事へのコミット: 「補助的な仕事ではチャンスがない」という声を拾い、当人が主役となる仕事にコミットすることの重要性を繰り返し発信していた
- 構造の肯定: これらは「フルコミット正社員が有利である現状の構図」を肯定するものである
- 矛盾の発生: パートタイマーの過酷な待遇を問題視しながら、「仕事に専念できて成果を出して高い報酬をもらえる立場になりましょう」と促している
■ 5. 「ホワイトカラーになりましょう」という暗黙のメッセージ
- 保育士の低待遇: 記事で紹介された保育士(手取り13万円)は典型的なケア労働者であり、ホワイトカラージョブの対極的な仕事だが待遇は良くない
- ITエンジニアの象徴性: 現代知識産業の象徴たるITエンジニア講習の様子を無邪気に取り上げている
- ケア労働者の待遇改善の不在: 「ケア労働者の待遇を改善しよう」ではなく「スキルアップなりキャリアアップなりしてもっと良い仕事に就きましょう」と促している
- 現状構図のなぞり: 番組は「ホワイトカラー正社員(知識階級)有利の現状の構図」をそっくりそのままなぞってしまっている
■ 6. 仕事主義の無批判な前提
- 家庭内ケア労働へのスティグマ: 「家庭から解放されて仕事にコミットしよう」というニュアンスで、結果として家庭内ケア労働をすること自体にスティグマ(負の烙印)を与えている
- 仕事を通してしか救われない: 番組の解決策は「皆がより存分に仕事にコミットして成果を上げられるようにしよう」であり、「各人は仕事をすることを通してしか救われない」ことを示している
- 働かない者の排除: 働いていない者、働けない者、働きたくない者、働かせてもらえない者には何も起きない
- 矛盾する批判姿勢: 「女性だから家のことをしろ」という役割の決めつけは批判するが、「誰もが仕事をすること」は当然のように決めつけている
- 「働けば自由になる」の呪縛: NHKが「働けば自由になる」という価値観にがっつりとらわれている
■ 7. 成果主義・測定主義の限界
- グッドハートの法則: 測定が目標になると、その測定は適切な目標でなくなる
- 『測りすぎ』の指摘: 測定基準が成果主義や格付けの判断基準になると問題が生じ始める
- 『給料はあなたの価値なのか』の否定: 「報酬は成果に応じて決まっている」「報酬は成果に応じて決めるべき」という神話を実際の賃金決定メカニズムから否定している
- 認知の逆転: 「成果を出してる者に報酬を出すべき」という感覚は容易に「高い報酬をもらってる者は成果を出している者だ」と裏返る
- 能力主義社会の問題: 知識階級のホワイトカラー層が肉体労働ブルーカラー層を下に見がちという問題がある
■ 8. 人事評価制度の限界
- ホワイトカラー優遇の可能性: 人事評価制度をきっちり回しても結局は知識階級的ホワイトカラー正社員が高報酬となりがちという傾向が出るだけではないか
- 都会の状況証拠: 人事評価制度が普及している都会でホワイトカラージョブが多く、またホワイトカラージョブが高報酬である
- ケア労働者への期待の破綻: 「人事評価制度を整備すれば保育士のようなケア労働者も高報酬になるはず」という期待は素直に叶わない可能性が高い
- 職種間格差の保存: 現状の職種間格差を保存するか、下手をするとさらに助長するおそれさえある
■ 9. 地方と都会の価値観の相似性
- 都会の能力主義的価値観:
- 自分(ホワイトカラー)は優秀で成果を出しているから高報酬
- 価値ある仕事に専念するために、そうでもない方々(ブルーカラー)に報酬を払って支える仕事を与えてあげている
- 彼らは優秀じゃないからそういう仕事にしか就けないのであって低待遇なのも仕方がない
- 地方の保守的な価値観:
- 男は優秀で立派な仕事をしているから高報酬
- 価値ある仕事に専念するために、女たちを養ってあげて家庭を支える役割を与えてあげている
- 女は優秀じゃないから家事やパートぐらいしかできないのであってたいした報酬がないのも仕方がない
- 構造的相似性: どちらも「優秀な者」と「優秀でない者」の間の線引きがあり、「仕事主義」という態度には変わりない
- 差別形態の転換: 差別の形態がジェンダー依存から能力(業績)依存に転換しているだけである
■ 10. 「悔しさ」の解釈
- 二つの解釈の可能性:
- 「母は正社員でバリバリ成果を出して稼げるポテンシャルを持っていたはずなんだ」(職種身分格差を保存)
- 「パートタイマーや主婦の仕事も立派な社会の役割なのに能力が低いとか下級市民扱いされてるのが悔しい」(職種身分格差への批判)
- 番組の傾向: 番組が醸し出している成果主義や仕事主義の目線は前者の解釈に近い
- 真の問題: 「ホワイトカラー正社員という有利な身分を得るチャンスを失っていること」が問題なのか、「身分格差が存在していること」が問題なのか
■ 11. 提言:昭和から令和以降の未来へ
- 回帰主義ではない: 「女性は家庭に入るべき」という回帰主義的な主張ではなく、「さっさとさらなる未来に進もうよ」という前進的な主張である
- アップデートの限界: 都会的な新しい感覚を取り入れるにしても、それが抱えている課題を無視すべきではない
- 成果主義批判の考慮: 都会で既に見えつつある成果主義や能力主義の課題・限界を、地方がこれから取り入れる際に考慮に入れるべきである
- 段階の超越: 「昭和(家父長主義)叩き」の段階を卒業し、「平成(成果主義・キャリア志向)」もすっ飛ばして、一足飛びで「令和以降」に進むべきである
- 脱労働の時代: 令和以降は「仕事主義」から脱却して、「脱労働」や「ケア」の地位向上の時代になると予測される
- 議論の俎上へ: まずは影に潜んでいる「仕事主義」という「当たり前」を明るみに出すところから始めるべきである
世界は平和であるべきだし、ありとあらゆる人権は認められ、文化的な生活を送るための保障や福祉は保たれる社会の中で、人々は他人を害さない限りはその権利を尊重されるべき、と考えている。
もちろん多様性を大事にしながら、性別の違いのみならず障がいや社会的立場によって差別されることなく、平等でフェアな社会と制度が運用されるべきであると心から思う。
暴力とヘイトにはNOを突きつけ、対立よりも協調と対話を望む。表現の自由は守られるべきだし、誰にだって意見を主張する権利はあるはず。
これらはまったくの嘘偽りない自分の本心である。そんないい歳の男が日本に生まれ育って40年。
先日「寿司屋にアフリカンの男性が入ってきたら彼の放つ体臭が強すぎてみんな店を出ていった」というまとめを読んだ。
曰く、我々モンゴロイドとはそもそも体臭が違うし、衛生観念も日本人とは違うし、匂うときは香水で誤魔化す、という文化的な違いもある、とはいえ体臭が強いのはたまったものではない、という主旨だった。
もし自分がそんな状況におかれたらどう思うだろうか、とふと考えた。自分は都会に住んでいるので、文化も人種も異なる人たちが放つ体臭もある程度イメージできる。
目の前に決して安くはないだろう寿司、味わいと香りが供されるべく作られた場。おそらく自分も席を立ち店を出ていってしまうだろう、と想像できたところで「それは差別だよ。お前も外国で味わうであろう純粋な差別だよ」というブコメ(意訳)が目に入った。
そうだ、これは間違いなく差別だ。とても自然に悪びれず、差別を成した自分に気付く。そしてこれまで自分が立っていると思っていた自由主義、知性主義の立場、態度はすべてハリボテだったのでは、という疑問が生じた。
もし仮に、苦労して買ったマンションの同階に騒がしい中国人家族が住み始めたとしたら。
自宅の隣人が国籍の分からない中東系の男性たちだとしたら。
心を休めたいと訪れた旅館の共用部をインド系の集団が占めていたら。
自分の家族が屈強な白人たちに囲まれて絡まれていたとしたら。
いずれも顔をしかめて、彼らをなんとかしたい、あるいは遠くに離れたい、と思うに違いない。そしてそれは差別に他ならない。
要するに、自分は自らの周辺に違和を感じる人間が現れると、あっさり差別を成してしまう人間なのだ。
当然に「日本人ファースト」などという唾棄すべき排外主義的かつカスみたいな陰謀論をベースにした主張を含む政治・政党を決して支持しないし、排されるべきと思っている。
ウクライナ、パレスチナを支援したいし、絶えることのない虐殺と紛争は速やかに解決しなければならない、と思っている。募金程度しかできないまでも、そう思っているのだ。
だが、重度の障がいを持つ人の親族を見つめるとき、純粋に彼らを助けたいと思えるか、といえばそうではない。街で奇声を発する得体のしれない人を見かけたら蔑んでしまう。
貧困に苦しむ健康な人々を見て、自己責任という4文字がよぎらないかといえばそうではない。チー牛とか非モテとか弱者男性なんて言葉を差別性を感じないまま使っていたかもしれない。
自分の中にあると思っていた新自由主義、知性主義、戦後民主主義、リベラリズム。
こうした思想・理想は、同じ店に入ってきた人種の異なる男性の存在ひとつで瓦解するものだったのか。「スーパーマン」を観て感動し、心の中で固く握った拳はパチモンだったのか。
ほんのちょっとしたきっかけで自分が差別される立場になる、なんてことはわかっている。わかっているのに、今のこの現状を当たり前のものとして、寿司屋の空間を創造して顔をゆがめる。
こうした矛盾に折り合いをつけるのはどうしたらよいのだろうか。
今のところは開き直って、自分と自分の大切な人を守ることを優先し、目の前の相手も同じプライオリティを抱いている、と想像するところから始めてみるしかないか。
余談だが「クマを殺さないで」と主張する人々の立場が今の自分に近いのではないかと思う。
クマにも生きる権利があるし、殺すなんて勝手で排他的だと主張するのが俺の抱いている理想。かなり愚かしい。
だがもし目の前にクマがいるなら、俺だって誰だって危険を感じて逃げるか、撃ち殺すべきと考えるだろう。
問題は「現実に目の前に危害を加えてくるクマがいるかいないか」ではないだろうか。
危険を感じる相手を撃ち殺す=差別と言い換えるなら、誰しも差別主義者に成りえるし、きっと戦争は終わらない。
差別を超えていくには「クマも同じように逃げたいし生きたいよな」と想像して、殺しあうことなく、お互いに距離を取って暮らす、しかないのかもしれない。
かといってチー牛を撃つのもおかしいのでこの例えはやっぱりナシで。
■ 1. ウクライナ戦争の複雑な歴史的背景
- ポーランドとウクライナの歴史: ポーランド国民が親ウクライナと反ウクライナに分かれており、歴史的にポーランド人とウクライナ人は壮絶な憎しみの中にある
- 被害の相互性: ポーランド人が受けた被害の何割かがウクライナ人の手によるものであり、東アジアの歴史認識問題以上に根深い
- 戦争犯罪の普遍性: 日本軍も中国戦線を始め東アジア全域で略奪が横行しており、軍事行動がもたらす悲劇は普遍的である
- 民族トラブル: 現地の人間を雇用すると支配者が非支配者層に対して日常的に暴力・弾圧・拷問などを行う
- 人体実験の実態: 旧日本軍によるBC兵器の人体実験は規模不明だが実際にあり、アメリカでも梅毒実験を始め世界中で無数の人体実験が行われていた
■ 2. ウクライナ戦争の損害と実態
- 公式発表の損害: ウクライナ側の損害は公式では50万人(死者12万5000名、負傷者37万5000名)だが、2023年頃の反攻作戦までで、クルスク以降の損害は含まれていない
- 実際の損害推定: 一説ではウクライナ側の損害は200万人という説もあり、反攻作戦時点で最低5万名は死亡している
- クルスク侵攻以降: 10万人単位の損害が発生しており、失敗するまで戦線は拡大する傾向がある
- ロシア側の損害: ロシア側の損害は100万人という説が有力だが、この内訳にスラブ系がどれほど含まれているかが問題である
- 損害の内訳: 犯罪者・貧困層・辺境の民・中東などの難民が含まれており、治安維持の観点からむしろ損害は喜ぶべき点があるという悪魔的な計算式が存在する
■ 3. 実質的な北大西洋条約機構との戦争
- 外国軍事顧問の参戦: ポーランド軍を始め、欧米諸国の軍事顧問・指揮官・技術者がどれほど参戦しているかが問題である
- 傭兵としての派遣: 徴兵した部隊を誰が指揮しているか不明だったが、どうやら傭兵として各国が派遣しているようである
- 高度兵器の運用: 西側の高度兵器の運用は一朝一夕では身につかず、前から教育と訓練を施されていた部隊はこの長期的な消耗戦で枯渇している
- 実質的な戦争構造: ロシア対北大西洋条約機構の戦争状態であり、ウクライナはすでに戦場であるだけでプレイヤーではない
- 中立国の不在: 経済制裁・軍事支援・傭兵の派遣など、日本を含めて誰も中立国の要件を満たしていない
■ 4. 情報戦争と認知戦
- プロパガンダ合戦: SNSも信用不可能であり、情報戦争・認知戦・プロパガンダ合戦が展開されている
- 世界大戦並の情報戦: 2010年代から続いた情報対戦であり、我々はすでに世界大戦並の情報戦争の渦中にいる
- 後世の歴史評価: 経済的・文化的な侵略を仕掛けてきた欧米に対しロシアが追い詰められて軍事行動へ発展したと、後世の歴史では書かれるだろう
- ロシアの地政学的脅威: ウクライナが欧米側に着く限りロシアの首都圏を攻撃し放題になる
- 戦争に至る経緯: 西側がロシアを屈服させるためにウクライナを経済的に占領し、ロシア系住民への弾圧疑惑やロシア語の禁止などを行った
■ 5. 治安維持の観点からの戦争需要
- 負の循環システム: ウクライナ戦争は各国の治安維持の観点から需要が生まれてしまっている
- インドの闇の錬金術: インド側が国内のスラム民を回収して石油へ変換する闇の錬金術をしているという疑惑がある
- インフラ攻撃の意図: ウクライナ側が追い詰められすぎていることに加え、国民世論の切り崩しを図っている
- 第三世界への影響: ロシアに石油や食料を依存する第三世界の住人にはウクライナから兵糧攻めに遭っているように感じる
- アフリカでの軍事援助: ウクライナがアフリカで反ロシアのために反政府組織へ軍事援助したことで、西側諸国への批判が高まる可能性がある
■ 6. アメリカの覇権喪失と空洞化
- 基軸通貨の危機: サウジアラビアがドル以外の決済を認め、ドルの需要が大幅に低下しつつある
- スイフト排除の影響: ロシアからスイフトを排除したせいでペトロドルがロシアの資源とアクセスできなくなった
- 大陸国家的傾向: アメリカは元々大陸を横断する形で海洋国家になったが、まだ中身は大陸国家の傾向が強い
- 労働者階級の国外化: アメリカ帝国を支える労働者階級はアメリカ国外におり、ウクライナ戦争は結果的にアメリカを崩壊へといざなう死に至る病だった
- 産業の空洞化: 西側は産業が空洞化し、移民によって国民は消え、価値観も理想も枯渇している
■ 7. 西側諸国の亡霊化
- 空洞化の完成: 思想・産業・価値観・人種・人権など、あらゆるものが空洞化し尽くしている
- 内臓病にならない理由: 病になる内臓が国内に残っていないため、治療の施しようがない
- 古代帝国の亡霊: ドイツ第四帝国、ウクライナ(ソ連の残骸)、日本(大日本帝国の残骸)、イスラエル(古代ユダヤ王国の亡霊)など、今のアメリカは古い帝国の亡霊たちを従えた魔王のような存在である
- 亡霊との約束: 西側との約束は亡霊と約束を交わすようなものであり、朝日の光と共に霧散してしまう
- 実態のない主張: 西側の主張は全てフェイクニュースであり、少なくとも実態のない亡霊である
■ 8. 日本の選択肢
- 中国への対処: アメリカの軍事力が当てにできない時点で、日本はどう中国に対処するのかが問題である
- 核武装の選択: ロシアと協力して中国を牽制しつつ、米国から自立して核武装するか検討が必要である
- 少子化問題: 移民で解消することは不可能であり、根本的な問題の解決が求められる
- 使い捨ての危険: このままではアメリカに使い捨てられるだけである
- 石破政権の試み: 石破総理は亡霊集団から抜け出ることを目指していたようだが失敗に終わった
■ 1. 林芳正氏の政治的資質
- 政策議論の深度: 吉崎達彦氏との対談動画(特に後編)では、知りたいことがまあまあの深度で分かりやすく解説されており、インテリジェンスのある人物が中枢にいることを実感させる
- 二代の官房長官経験: 岸田文雄政権と石破茂政権の二代に渡って官房長官を務めた経験から、大組織としての岸田政権と少ない人材を要所に置いてパワフルに運営した石破政権の違いを語れる唯一の人物である
- 安定感: 中堅・ベテラン議員が「芳正さんどう思う」と電話をかけてくる背景には、この安定感がある
- リリーフ投手の役割: どんな局面でも仏頂面でリリーフカーに乗って中継ぎ投手の責を果たしてきた実績がある
■ 2. 小泉進次郎氏への警戒感
- 年齢による影響: 小泉進次郎氏が46歳という若さで総裁になると、中堅・ベテラン議員が浮き上がる余地がなくなってしまう
- ポストへの不安: 初当選から十数年、二十年、三十年と経ってハゲたジジイになった議員たちは、中二階の上に自分の座る椅子はないのではないかと逡巡している
- 小泉陣営の層の厚さ: 木原誠二氏、小林史明氏、神田潤一氏、村井英樹氏などの若手中堅実務家が支え、後見人として菅義偉氏、勝ち馬に乗りたい麻生太郎氏がいる
- わずかな上がりポストの可能性: 役割を与えられれば立派に働ける人たちばかりだが、自分にわずかでも上がりポストが入ってくるのかどうかという不安がある
■ 3. 小泉進次郎氏のリスク
- 切り札の使い時: 小泉進次郎氏は自民党の切り札であり、ここで切るべき札だとするなら政党支持率を大幅に底上げする効果があるはず
- 7条解散のリスク: 本当に支持率が上がったら少数与党から脱却するため衆議院解散に打って出るかもしれない
- 議員の危機感: せっかく去年勝ったのに、人気者を担いだらポストは遠ざかり、選挙までやられて落選するかもしれないとみんな思っている
- 人気の持続性: 次の大きな節目が2年後の統一地方選挙まで進次郎人気が続くと思うのかどうか
■ 4. 林芳正・茂木敏充路線の戦略
- 選挙回避戦略: 当面選挙がないなら政策通を総裁に置き、挙党体制を敷いて、じっくりと支持率を回復させてから統一地方選挙に挑む
- 政策の舵取り重視: 支持率が回復し政策の舵取りで国民の生活を安寧足らしめることを優先する方策
- 石破支持層の分裂: 石破茂氏を支えた人たちも進次郎氏か芳正氏かで悩んでいる状況で割れている
- 一本化の声: 少し前まで林芳正総裁・小泉進次郎幹事長or官房長官が相応しいと一本化を求める声さえあった
■ 5. 議員票の動向
- 正気に返った議員: 序盤の小泉進次郎優勢と目される部分は、特に議員票の面で正気に返った人から芳正支持に切り替わる場合も増えてくる
- 解散総選挙への警戒: 高まった支持率があるなら少数与党脱却のための乾坤一擲解散総選挙を誰もが警戒している
- 継続性への懸念: 国民有権者や自民党の痛み切った組織と政党支持率を考えれば、にわかに支持率が回復しても継続させられないという懸念がある
■ 6. 総裁選の情勢
- 林芳正氏の劣勢: どう票読みしても猛追及ばず決選投票には残らない公算が強い
- 小泉進次郎氏の盤石: 大本命の小泉進次郎氏はいろいろあってもなお盤石である
- 決選投票の予想: 仮に決選投票となっても対抗の高市早苗氏を突き放して総理になるだろうと考える人が多い
- 消えない期待感: それでも不安要素が多すぎて、林芳正氏へのうっすらとした期待感は消えることはない
- 茂木氏との違い: 茂木敏充氏では駄目で、芳正氏でないといけないという感覚がある
■ 7. 林芳正氏の政策姿勢
- 地に足がついた政策: 政局やマスコミの考える浮いたテーマで「外国人」や「減税」を語るよりも、地に足がついた政策を語る
- 俗世を超えた真摯さ: 俗世の話題はともかく必要な政策はしっかり吟味して打ち込んでいきますとばかりに語る姿勢が評価される
■ 8. 自民党の構造的問題
- 選挙互助会としての側面: 役割を与えられれば立派に働ける方たちばかりな分、自民党は凄い反面、選挙互助会としての看板は小泉進次郎であってほしいと感じる矛盾
- 政党支持率の渇望: 自民党がいま渇望している政党支持率を大幅に底上げしてくれる効果が期待される
- 少数与党の苦境: 少数与党で国会運営に苦労している現状からの脱却が課題
- 森山裕氏幹事長のバーター: 石破茂政権が森山裕氏の幹事長就任のバーターで24年衆院選をやってしまったため、何もなければ3年間は衆院選はない
■ 1. 政策の絶対音感と危機管理
- 政策の絶対音感: 中心となる線があり、そこからどれぐらい幅を作っていいのかという軸を30年の経験で体感的に理解している
- 名ファインプレイなしの哲学: 難しいボールを普通にさばく名手のように、先回りして予測することでファインプレイを不要にする
- リスク管理の重要性: 与党で政策を実行する立場では、リスクを取って失敗した場合のコストは最終的に国民に及ぶため、安全にも安全を重ねることが重要である
- 危機対応の経験: ミスター119として農水大臣、経済財政担当大臣、文科大臣など危機的状況でのリリーフ登板を経験した
- 余計なことを言わない: 0対0の1回表からではなく負けが込んだ状況でのリリーフでは、余計なことを言わないことが非常に大事である
■ 2. 実質賃金向上のための成長戦略
- 1%の実質賃金上昇目標: 1丁目1番地として実質賃金を1%上げることを掲げている
- 日米の賃金格差: 過去20年間で毎年1.5%ポイントずつ日本の実質賃金が低く、その差の内訳は労働生産性の差が0.7%、労働時間減少が0.5%、交易条件が0.5%である
- GX(グリーントランスフォーメーション)への期待:
- 従来は地球温暖化対策として我慢や節約が求められ経済にマイナスだったが、CO2が出ない新技術へのシフトが新しいビジネスチャンスになる
- 日本が優位性を持つ分野であり非常に有望である
- 官民協調でGX移行債20兆円分の枠を確保し、ガソリンスタンドを水素ステーションに変えるなど大規模システム変革を推進する
- コンテンツ産業の強化: 輸出外貨獲得高で半導体を超え、原作の強みやキャラクターデザイン力など世界に優れたものを持っている
■ 3. 中小企業と地方経済の活性化
- バリューチェーンの構築: 中小規模事業者に負担をかけるのではなく、きちんとしたバリューでバリューチェーンが繋がることが重要である
- グローバルニッチトップ企業: 住田でしか作れないオーリングを作る工場や、カニカマ機械で世界シェア8割9割という地元企業を中心にネットワークを構築する
- 起業支援の強化: 新しいものをやる地方での起業の仕組みをもっと後押しする
- M&Aの促進: 事業承継プラスM&Aで規模の力を発揮できるようにし、賃金が高い方に収斂させる
- 総合的アプローチ: 1回1個やればできるというものはなく、総合的に成長戦略をしっかりやることが大事である
■ 4. 物価対策と農業政策
- 労働分配率の誤解: 財務省統計では労働分配率が下がって見えるが、GDP統計では下がっておらず諸外国と比べても真ん中程度である
- 実質賃金上昇のメカニズム: 過去のデータでは物価が上がってそれを名目賃金が追い抜いて実質賃金が上がったことは1度もなく、物価がピークアウトしてから5四半期から10四半期後に賃金が追いつく
- 米価格上昇の構造的要因:
- 南海トラフ注意情報をきっかけに備蓄需要が増加した
- 温暖化により米粒が小さくなり、精米時の歩留まりが悪化している(100俵のつもりが80俵しかない)
- インバウンド増加による需要増加
- 米の多様化:
- 備蓄米を2kgで販売するなど消費者の需要に対応している
- 昔のブレンド米(バルクライス)から各農家のブランド米重視に変化した
- ブランド米と一般米で価格の幅がある状況が今後の姿である
■ 5. 日本版ユニバーサルクレジット
- 統合給付の概念: イギリスのユニバーサルクレジットを参考に、子供手当て・住宅手当てなど様々な条件がある給付を1つにまとめる
- 家計簿の感覚での政策設計: 同じ収入・税金・保険料でも子育てで負担が増えているところはより苦しいという実態を把握する
- 集中的支援: 最も厳しい低所得層に集中的に支援することで、その状況をやり抜くことができるようにする
- 実施ステップ: どういう世帯がいるかの把握、どういう給付をするか、実施していくという段階を踏む
- 欧州の先行事例: ヨーロッパ諸国は既にこの仕組みを実施している
■ 6. 格差問題とポピュリズムの防止
- 日本の格差拡大: G7の中でアメリカとイギリスの次に格差が大きくなっている
- 生活保護手前層の負担: 生活保護のちょうど手前ぐらいの層が非常に負担感が重く、貧困が出ている
- ポピュリズムの悪循環: 格差→ポピュリズム拡大→無駄な財政支出→経済悪化→格差拡大という悪循環に入るリスクがある
- ポピュリズム政権の影響: 1900年以降60カ国で51個のポピュリズム政権が認定されており、平均15年間で1人当たりGDPが10%下がっている
- 格差の固定化防止: 住民税がかかり始めるところから世帯で所得税がかかり始めるところまでの層で、若い方が子育てに入ると役が3つ重なるような状況になる
- ジャンプボード政策: その層を少し後押しし、なんとか頑張って抜けていけるようにして分厚い中間層を取り戻す
■ 7. 選挙制度改革
- 比例代表制の検討: 小選挙区制を30年やってみた結果、日本の社会が2つの塊で2大政党制が機能する社会なのか見直しが必要である
- 小選挙区制の限界:
- 政権交代は細川政権が中選挙区制で起きており、小選挙区制の必須条件ではない
- 政治とカネの問題は小選挙区制になっても30年近く経つが解決していない
- 価値観の多様化: 冷戦が終わり体制選択ではなくなり、価値観が多様化している現代では比例代表制が時代に合う
- 野党連携への配慮: 選挙区の調整が比較的楽になり、野党と連携する時にも有効である
- 議論の開始: 誰かがどこかで定義し提案しないと議論が始まらないという観点から提案した
■ 8. 保守の本質
- 保守は姿勢: 保守というのは特定のイデオロギーではなく姿勢である
- 不易流行の概念: 財の名が「不易流行」であり、不易(変わらないもの・変わってはいけないもの)と流行(変わるべきもの・変わっていくもの)を見分けることが保守の神髄である
- 何を守り何を変えるか: 時代によって変わっていくものと時代が変わっても絶対に守らなきゃいけないものを見極める判断が重要である
- 秩序の中に進歩: 自民党の綱領にある「秩序の中に進歩を行う」という趣旨が保守の神髄であり、現実的に政権を運営していく上で最も大事な姿勢である
■ 9. 個人的な側面
- 歯科検診の重要性: 歯の健康が脳を含む頭全体と全身の健康に繋がるという認識から、歯科検診を政策に盛り込んだ
- 苦手なもの: 字が汚いこと、小学生の時に見た怪獣大作戦の白い包帯を巻いた姿がトラウマである
- ピックルボールの魅力:
- 入口が広く1時間で試合ができるようになり、同時に奥が深くプロレベルは到達不可能
- テニス経験者だが膝と腰への負担が少なく、週1回2-3時間やっても痛みがない
- 笑いながらできるコミュニケーションツールとして優れている
■ 1. 日米合意の特異性と成果
- 従来と異なる交渉: 今回の日米合意は従来の貿易交渉と大きく異なり、評価が非常に難しい内容である
- 交渉の基本構造の変化: 従来の交渉では必ずスコーピング(アジェンダ設定)があり、関税を下げる自由化交渉が基本だったが、今回は上げられた関税を下げてもらう交渉という前例のないものだった
- 関税の維持: 出来上がりとしては関税がほとんど触られておらず、全く触っていない状態でまとまった
- 赤澤氏の貢献: 週末ごとにワシントンに通い、疲れも見せずにラトニック商務長官との個人的な関係を気づき上げた
- SNSの活用: 元官僚出身の議員らしからぬ弾けたSNSで「べっちゃんラトちゃん」と呼び、一緒に枠組みを作っていこうという方向に持っていった
■ 2. 投資重視の戦略転換
- 貿易協定の限界: 日米貿易協定は2019年に既に作られており、関税も下がっているため、さらに関税を下げても貿易赤字が本当に減るかは疑問である
- 投資による雇用創出: 関税よりもアメリカに投資してアメリカに雇用を戻し、仕事を増やし、そこから輸出が出る方が効果的である
- 日本の投資実績: 現在アメリカに最も投資をしているのは日本である
- 政策金融の活用: 日本が支援パッケージを作り、JBIC(国際協力銀行)とNEXI(日本貿易保険)を使ってアメリカへの投資を促進する仕組みを構築した
- 商務長官の関与: 当初はベッセント財務長官が担当とされたが、投資を増やす枠組みという性質上、ラトニック商務長官が中心となった
■ 3. 自動車関税引き下げの世界的影響
- 分野別関税の引き下げ: 総合関税だけでなく分野別関税も全ての国に対して25%から15%に引き下げられた
- 他国への波及効果: 日本の成功をすぐにEUと韓国が真似し、世界標準のようになった
- 他国の諦めと日本の成果: EUも韓国も自動車関税が下がるとは思っておらず25%で諦めていたが、日本が引き下げに成功した
- 感謝されるべき成果: 韓国やヨーロッパからお礼してもらってもいいぐらいの話であり、投資の枠組みをしっかりやっていくためにも重要だった
■ 4. プラザ合意40周年との対比
- 40年間の変化: 総裁選告示日の9月22日はプラザ合意40周年にあたり、40年前は円高が大変だったが今は円安が辛いという状況に変化した
- 変わらない構図: 多くのことが変わったが、日本がアメリカに振り回されるパターンは変わっていない
- 安全保障の基盤: 昔は貿易摩擦があっても安全保障がしっかり繋がっているという安心感があったが、トランプ政権では経済と安全保障が入り混じってきている
- 日米安保の不変性: 経済分野と安全保障分野の組み合わせの中で、日米安保体制が変わっていないことが根底にある
- 同盟の成功: 40年間の日米関係は色々あったが、同盟関係としてはかなりの成功と言える
■ 5. アメリカの現状維持勢力からの転換
- 現状維持勢力としての日米: 日米関係が40年間安定していた大きな理由は、両国が共に現状維持勢力でゲームチェンジャーではなかったからである
- トランプ政権の変化: 最近のトランプ大統領は現状に不満を持つ勢力であり、アメリカが現状維持ではなくなってきた
- 製造業の空洞化: バンス氏の著書やパットナム教授の研究が示すように、アメリカは3つに分かれてアメリカンドリームが望めない人が増えている
- 良い仕事の減少: 製造業が外に出て安い賃金を求め、サービス業やプラットフォームに置き換わり、工場の良い仕事が減っていった
- ゲームチェンジャーとしてのトランプ: メイク・アメリカ・グレート・アゲインの意味では、少なくとも国内においてはゲームチェンジャーである
■ 6. JBICとNEXIの新しい役割
- 中間層復活への貢献: アメリカに再び分厚い中間層が戻ってくるために、この枠組みを使って投資・雇用・賃金支払いを実現し、日本が最も貢献したという結果を目指す
- 同盟関係の深化: 中長期的には同盟関係がさらに深まることを目指す展開である
- 従来の役割: JBICとNEXIは元々発展途上国の危険な国で仕事をするための輸出保険機関だった
- 新しいミッション: 新興国のリスクがなくなってきた今、アメリカの製造業を立て直すという新しいミッションを持つことになった
- 本来業務の遂行: 便利なお財布として困っているわけではなく、本来業務を先進国のアメリカでやることで、投資がうまくいけば中長期的に日米の絆が深まる
- 実例の重要性: 説明を広げないと誤解が広がるため、しっかりと実例を作ることが重要である