概念モデルをクラスとその継承で記述するアプローチは、ソフトウェアの設計手法としても、概念の整理の手法としても、うまくいかないと思う。
ソフトウェアの設計に有用なクラスはデータとロジックのカプセル化の単位。
概念の整理であれば古典的なクラス論ではなく、カテゴリー論とかのほうが有用。
アメリカ人というのは万能の解決法を追求してしまう癖があるのか、一度良さげなアプローチを見つけるとあらゆる事に適用してみる傾向があるように見える。
SQL全盛期の頃の挑戦的過ぎる規格とか、オブジェクト指向XXXとか(オブジェクト指向デザインやオブジェクト指向DB設計とかオブジェクト指向要求分析とか)などなど...
無理があってもとりあえずやってみるフロンティアスピリッツなのかしらね。
そして、周回遅れでブームが来るのが日本。