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プロダクト開発における納得感

みたいに目的や背景をお互いに再確認した上で、どういう思考でその質問が出てきたのかを深掘りすると納得感を持ってもらいやすい。すでに検討したみたいな話を説明するのも大事。これを実践するためには、いつなぜやるのかを人に説明できるレベルまで考えておく必要がある。また、相手がどこに納得できていないかを想像して話を進める必要もある。子供でもわかるように言うと相手の気持ちを考えて自分の意見を伝えましょうという話なのだけれど、とても大変である。よく考えてきた本人は、相手もわかった前提で話をしがちだからだ。めちゃくちゃ根っこの部分から説明する癖をつけなければならない。

長いプロジェクトだと途中で納得感が揺らいでくることもある。なので、目的や背景、検討して捨てた選択肢などは記録に残しておいた方がよい。コストはかかるのだけれど、後で自分が振り返る時にも役に立つ。ある程度テンプレート化しておくと楽かもしれない。リリースノートを先に書くみたいな話もここに関係してくると思う。