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「33自治体のデータがIaaSから消失」、日本電子計算がシステム障害の詳細明かす

日本電子計算は復旧作業に当たって、IaaS内からOSやアプリケーション、業務データを含む仮想環境のイメージデータを復旧したり、イメージデータを同社のバックアップから取り出したりしている。その過程でバックアップ機能にも一部不具合が見つかり、これが原因で復旧できないデータが15%あるという。ただし、この15%分は完全に復旧できないわけではなく、「IaaS内にはデータがないが、自治体が独自に持っているバックアップデータから復元できるものもある」(日本電子計算の神尾拓朗公共事業部基盤サービス統括部部長)という。

日本電子計算の責任については「まずは復旧に全力を尽くしてから」(山田社長)とし、EMCジャパンの責任問題についても「まだ復旧作業中であり、責任を問う段階にはない」(同)と明言を避けた。

おぉ...(戦慄)