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米国から一時帰国して「老害」がなくなるといいなと思った話

私は、米マイクロソフトのHQで勤務をしているが、米国では、職場において年齢で区別されるというのが全くない。白髪のおじいちゃんから、インターンの人までほぼ同じ扱いだ。上下とか無い。実際に働いてみるとこれがホンマに心地よい。誰かが年上とか、年下とかも気にしたこともない。年上の人が偉そうに接することもないし、新人やインターンの人が過度に「できない」とみなされることなく、同じように扱われる。つまり、「それぞれの職場に必要なスキル」とのパッション含むマッチングとそのレベルが重要になる。例えば DevOps チームに所属しているなら、DevOpsの知識や技術的実践力、それに関するプロジェクトの遂行力、コラボレーション、それを通じたインパクトなどが評価の対象になり、レベル別にどういうことが出来たらいいか明確に定義されているのでわかりやすい。著名で、実力がめちゃめちゃあっても、DevOpsに関係ない技術にだったら、採用されない。

年齢が高かろうが、低かろうが、定義されたJOBが遂行できるか?というのが問題なので、年を取っている人でも勉強するのは当然で、自分が働きたいから、自分で自ら勉強やスキルアップの機会を求めている。ちなみに、今回ブログ用にお金を払っている画像サイトで検索したら、「シニア」で検索すると介護みたいなイメージばかりで、白髪の人がバリバリ働いている日本人の画像をさがすことができなかった。