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WASMで様々なリソースにアクセス

Lucetは事前にWASMバイナリをネイティブコードに変換しておくAOTコンパイラ方式を採用している違いがあります。Lucetは、WASMバイナリを繰り返し実行するサービスのために開発されており、実行時のオーバヘッドを小さくすることを重視したと考えられます。

Lucetは、1つのプロセスが、複数のWASMインスタンスを実行するランタイムを実装できるように設計されています。ただし、Lucetに含まれているランタイムである、lucet-wasiコマンドは、1つのオブジェクトファイルから1つのWASMインスタンスを生成、実行し、終了するシンプルな実装になっています。

WASMから、容易に、オペレーティングシステムの様々なリソースにアクセスできることが分かりましたね。同時に複数のWASMインスタンスが実行できるようなランタイムも欲しいですよね。あとは、JVMと同じぐらい肥大化するまで実装するだけです!ご興味のある方は、ぜひ、ご連絡ください。

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