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Clean Architecture の勘所は『鎖国』だ。

ふと クリーンアーキテクチャは『鎖国』に例えると分かりやすい という事に気が付きました。

超絶ざっくり言うと、クリーンアーキテクチャとは、

鎖国して、出島でのみ外界と貿易することで、国内をきれいに保つための『方法論』 です。

貿易を出島でのみに制限する ことで、列強諸国から 国宝のビジネスロジックを守る のです。

ドメインを大切にする DDD 的な考え方ですね。

実際に原著を読んでも、外から内への処理を抽象化する理由はほとんど描かれていません。

さらっと『外から内でも DIP 適用しようね。』くらいのノリで書かれています。

内から外は NG だから DIP 適用しろよって記述は沢山あるんですけどね。

おそらく内から外 だけではなく、外から内 のやりとりも抽象化する。

すなわち「全ての階層間のやりとりを相互方向に抽象化する」 ことで 究極にクリーンになるよ、って事でなんでしょう。