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Python製のマルウェアが台頭してきているという指摘

過去30年にわたり、マルウェアの開発環境はC言語やC++、Delphiなどのコンパイラ型言語が主でしたが、近年はPythonなどのインタプリタ型言語によるマルウェアが増加しているとのこと。特にPythonはプログラミング初心者に優しく、簡単に開発でき、ライブラリが充実していることから、マルウェア開発者の注目を集めているとジャクソン氏は語っています。

コンパイル型言語によるマルウェアとは異なり、Pythonのコードを実行するためには実行環境をOSにインストールする必要があります。しかし、PyInstallerやpy2exe、Nuitkaといったツールを用いれば、Pythonを実行ファイルに変換することが可能。また、C言語によるマルウェアよりも、Pythonによるマルウェアの方がプログラムのサイズやリソース消費量が大きくなりがちですが、インターネット回線の高速化やコンピュータースペックの進化などにより、近年はプログラムサイズが障壁になりにくくなっているそうです。

Pythonコードを実行ファイル化するツールが使われてるということか。