システムプログラミング言語「Rust」の開発者らは、この言語がLinuxカーネルの開発で利用されるようになる道を模索している。
Triplett氏の目標には以下が含まれている。
・自然かつ安全に使用できる適切なRustインターフェースを作り上げる
・こうしたインターフェースの保守を容易にしつつ、カーネルとともに発展していけるようにする
・並行性のチェックや、オブジェクトの所有権のライフタイムといった基本的な安全性にとどまらない説得力のあるユースケースを提供する
・カーネルの規範や標準にRustを自然な形でフィットさせつつ、Rustの規範や標準を適切な部分に導入していく
・じっくりと慎重に行動し、段階的な導入を着実に進め、十分な時間をかけてRustのツールチェインをカーネル開発者らのワークフローに取り入れられるようにする