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Mozilla、従業員250人をレイオフ。パンデミック影響し収益低下

ウェブブラウザーFirefoxを開発するMozillaが、財政面を強化するため、全従業員の約1/4にあたる250人をレイオフすると発表しました。

Mozillaは今年初めに70人をレイオフしており、Mozillaの会長兼暫定CEOのミッチェル・ベイカー氏は、組織の新しい収益を生み出す製品の展開が遅いことを認め、そこにきた新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが収益をさらに悪化させたとしました。今回のレイオフにより、約60人が務めるMozillaの台北オフィスは閉鎖されるとのこと。

ベイカー氏は「2019年と2020年には、新しいサブスクリプション製品からの収益と、検索以外のソースからの収益の増加を見込んでいたが、それは実現していない」と述べ、2019年の計画がプロダクトの開発にかかる時間を過小評価していたとしました。そのうえで「2020年の収益を確保するために、より保守的なアプローチを取ることにした」と述べています。

Mozillaが新たにフォーカスすべき事柄として、ベイカー氏は人々の「負担を軽減」し、「それを愛し、使いたいと思う」、そして重視すべき点として新たな収益源となるプロダクトの開発を掲げています。それはたとえば、PocketやVPNサービス、VRチャット、さらにセキュリティとプライバシーに関するツールが挙げられます。

うーむ