/note/tech

「SQLite 3.33.0」が公開

SQLite 3.33は5月に公開されたバージョン3.32に続く最新版。最新版では、データベースファイルの最大のサイズが281TBに拡張された。

他のテーブルが主導するステートメントのアップデートを行うUPDATE-FROMのサポートが加わった。PostgreSQLシンタックスに従ったもので、データベース内の他のテーブルに対してターゲットのテーブルをジョインできる。

任意精度演算のための小数点拡張機能も強化した。また、PRAGMA integrity_checkステートメントを拡張し、データベースファイル全体ではなく、単一のテーブルとインデックスを確認するように選択できるようになった。

コマンドラインインターフェイス(CLI)、クエリプランナーなどでも細かな強化が加わった。CLIでは”box””json””markdown””table”の4種類のアウトプットモードが加わり、”column”アウトプットモードでは自動的にカラムを拡張して最長のアウトプット行を含むことができるようになった。また、WAL(Write-Ahead Logging)モードも改善されている。

markdown出力は面白そう