Webエンジニアの採用面談においては「PJであなたはどんな開発をしたか(純粋なスキル)」以上に「そこであなたはどんな事を考えたか(価値観/指向性)」により重点をおいて話す事が重要です。
特に正社員採用の場合、スキルは多少足りなくてもなんとかなるけど、価値観のズレは即離職につながるので。
言い換えると、
「面談はソフトスキルの見極めが8割」
だと考えてくれてもいいと思います。
というより純粋な技術力は経歴みりゃ大体わかるし、突っ込んだプログラミングスキルを問いたいならコーディングテストなり技術課題なら別の方法もありますしね。
ソフトスキルをもう少し現場目線で噛み砕くと
「この人はあのチームに放り込んだら、うまく馴染んでくれそうか、コンフリクトを起こさないか」
がまずあるし、more better観点だと
「今チームに足りないピースを補って、抱える課題点の解決を進めてくれる人か」
だ問われていると思って下さい。
チームメンバーと喧嘩してさっさと辞められちゃうと採用コストもチームの慣熟コストも無駄になっちゃうしね。
しかし一方で、これは逆に言うと新しく入ってくるメンバーとコンフリクト起こしかねないネガティブな因子を持つ既存メンバーはさっさと放逐した方がよいという話でもある。
新しく入る人間に我慢だけを強いるならいずれ袂を分かつ事は明白なのだから。