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"プロダクトオーナ”は最悪の発想だ

"技術的な判断は、チームが協同的に下すように求められています。プロダクトの判断も同じでよいのではないでしょうか?"と問いかけている。

スクラムの創始者であるJeff Sutherland氏がツイートした記事のひとつには、従来型の組織構造にアジャイルを当てはめようとしてアジャイルを破壊している組織によって、役割が歪められている傾向が強調されている。

さまざまな見解を要約すると、アジャイルの規模が拡大し、その利用がごく普通のことになっている一方で、プロダクトオーナという役割には明確なニーズがない場合や、明らかに状況に適合しない場合がある、ということだ。

命題を一般化して、「全てのアジャイル開発チームはプロダクトオーナー無しでも機能するべきだ」と考えると、確かにその通りかもしれん...と思ってはしまう。

開発チームがそこまで自律的に機能するならそれはひとつの理想ではある。

とはいえ、常にそこを求めるべきかと言うと人材の問題や学習コストもあるし...ってことで、まず最初から選択肢に挙がらない。

エンジニアの視点から考えてもプロダクトの意思決定に必要な情報や組織内の調整諸々にまで手を出したくない(手に余る)ものがある。

プロダクトを極めるより先に転職したくなる可能性の方が高いのでプロダクトはプロダクトオーナーに任せたい感はある。