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中途半端に自信のある者と早まった最適化のこと

自分の技術力的なものに中途半端に自信のある者ほど開発の初期段階から部品化・関数化などと抜かして中途半端に部品化されたライブラリや関数やらを作るものであるが、大抵開発が進むにつれて発覚する特異ケースへの対応でコードベースがカオス化する。

つまるところ、中途半端な最適化はメンテナンスコストを増大させるだけでメリットよりデメリットの方が大きい。

最初から全てを見通すことはできないのだから、開発初期は少々冗長に見えても宣言的なコードを記述するべきなのである。

ライブラリ化は開発が十分進んだ段階で必要な部分にのみ行なえばそれで良いのである。

新人ならまだしも、15年以上エンジニアをやっててもやらかす人は多いもので、真に謙虚さというものはあらまほしき事なり。