The CentOS Projectは12月8日、Linuxディストリビューション「CentOS」の開発方針の変更を発表した。「Red Hat Enterprise Linux(RHEL)」互換の「CentOS Linux」からフォーカスを「CentOS Stream」に移すという。「CentOS Linux 8」は2021年に終了するとしている。
CentOS Projectによると、今後はCentOS Streamに開発を集中させるという。そのための準備として、今後1年かけてCoreOS LinuxからCoreOS Streamへとフォーカスをシフトさせる。CentOS Streamは2019年に公開されたディストリビューションでRHELの開発ブランチのスナップショットとして、RHELリリースよりも先に利用できる。CentOS Special Interest Groups(SIGs)におけるコラボレーションのシフトも意味しており、今後SIGsはRHELの次期版に盛り込まれる機能に対して開発やテストができることになるとしている。
CentOSはRedHatクローンではなく、RedHatの開発版という位置付けになるのかな?