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米国人たちと机を並べてプロジェクトで働いて、最初に学んだこと

プロジェクト・エンジニアの仕事とは、ある意味では雑用の集合体なのである。自分で設計図を引くわけでもなく、自分で資機材を運ぶわけでもない。そういう仕事はすべて、社内や社外に専門職がいて、彼らが引き受ける。プロマネと、その配下のスタッフ(プロジェクト・マネジメント・チーム、略してPMTと呼ぶ)は、ただ計画をして、その手配と連絡調整などの情報の交通整理をし、そして問題解決をしていく役目なのだ。

ただ、そうしたいわば『雑用』の進め方において、アメリカ人と我々とでは、明らかに違う点があった。1つ目は、いろいろな細部が、かなりシステム化(定型化)されていることだ。2つ目に、彼らは必ず最初に「計画を立てる」ことだ。