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GPUに比べて最大15倍高速な市販CPU向けのディープラーニングアルゴリズムが開発される

Shrivastava氏率いる研究チームはディープラーニングの学習を「ハッシュテーブルで解決できる検索問題」と捉え直すことによって、演算自体を市販CPUに最適化した学習アルゴリズム「Sub-Linear Deep Learning Engine(SLIDE)」を開発。このSLIDEがGPUベースの学習よりも優れたパフォーマンスを発揮することを示しました。

研究チームはCPUこそがコンピューティング関連で最も普及しているハードウェアである点に触れて、CPUを用いた機械学習にはコスト面の利点があると指摘。「行列の演算に固執しないSLIDEを使った場合、GPUの4~15倍速い学習速度をCPUで達成した」と語りました。