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システム開発でよくある「ごん、お前だったのか」現象と依存関係、そして汎用性の罠の話

システムの実装において要求未満の動作が許されないことは当たり前ですが、ここで重要なのは 要求以上の動作もするべきではない という点です。

世のあらゆる場面には縁の下の力持ちのように目立たず支えてくれているものがあります。それらがある日突然なくなった後に、

「ごん、お前だったのか。いつも○○してくれていたのは」(ごんおま現象)

と、ならないための工夫が必要です。

実は最も汎用的な状態はそもそもシステムを導入しないで人間がすべてをアナログに対応することだったりします。

一方で 汎用性は担保する責務を曖昧にする行為 です。責務が曖昧になると不適切な依存関係ツリーができあがります。