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2021年4月15日 パニックお断り―Linus,"Rust for Linux"の盛り上がりに釘を刺す:Linux Daily Topics

Linusは昔から「カーネルランドとユーザランド」を厳格に区別してきたことはよく知られているが,今回も「カーネルコードとユーザスペース内で使われているようなツールのコードでは話がまったく違う。メモリ不足がアボートを引き起こすなんてことがあっては絶対にならない。メモリアロケーションに失敗したなら,ふつうにエラーを返せ。僕が"ダイナミックなパニック"を受け入れることはありえない」と,カーネル内での"MUST NOT"であるパニック発生を強く牽制している。

「"パニックはRustにとってのプレースホルダでコンパイラの仕様だから"というなら,エラーをキャッチするコードを実装して,コンパイラを修正すべき。話はそれからだ」(⁠Linus)