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良い上司の条件・悪い上司の条件

「良い上司の条件、悪い上司の条件」を読んだうえで一つ忘れてほしくないのは、これはあくまで「上司のための心がけである」ということです。部下が上司の欠点を断罪するツールではありません。

これらの条件がすべて満たされる上司は、残念ながら地球上に存在しないでしょう。作者である私自身が、耳が千切れそうな思いをしながらこれを書きました。というか、千切れました。心を鬼にし、自分自身を棚に上げて、あるべき上司像を言葉にしてみました。

自分自身に対しては、「もっとうまくやれないか」「理想はどうあるべきか」と考えて、安易に満足しない。一方で他者に対しては、寛容さと歩み寄りの心を持つ。この二つを併せ持った人同士が協力し合うから、仕事はうまく回ります。

これは、上司の優劣を評価する物差しではなく、上司の行動を理解する物差し、自分が将来上司になった時にやらなければならないことの基準、そしてなにより、自分自身が上司になった時に、自分を戒め、自分を顧みるためのツール、とお受け取りください。