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増田氏によるレガシーシステムの改善パターン

数十億円を投資した基幹システムを刷新するという取り組みに参加しているが、既存システムがなぜここまで変更がたいへんになるかと、その改善の方向を関係者で共有できれば、だいぶ道筋がはっきりする気がする。

基本の課題は、

@masuda220

①段階的詳細化の段階が不足

②計算判断と入出力の分離の失敗

③UPDATE文の多用

④名前の符号化

改善の方向は、

①業務活動の詳細とデータ操作の詳細で階層を分離

②計算判断ロジックから入出力ロジックを分離

③変更不可のテーブル設計

④名前の符号化の廃止

を丁寧に積み重ねる。

@masuda220

基本パターンが浸透すれば大規模な横展開は十分に可能。

現在の設計実装パターンしか知らない関係者に改善の方向の具体的な設計実装パターンを実際に手を動かして体験するところからの出発。

半年かけて、誰がどこまで習得できるかが楽しみ。チームその周りの関係者の意識がいつどう変わるかの実験。

@masuda220