/note/tech
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- EMの役割を無くした
- 元々はエンジニアのマネジメントとプロジェクトマネジメントがメイン、techのマネジメントはサブの扱い
- EMの責任範囲が広がり過ぎて組織内での期待値コントロールが難しくなった
- EM毎に強みは異なるが、EMに期待されるものが曖昧かつ多様で失望されることもあった
- EMに求められる役割が高度な専門性が要求されるとEMによって得意分野に濃淡が生じる
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- EMの3領域
- (1) Techリード
- (2) プロジェクトマネジメント
- (3) 人事領域(採用、チームビルディング)
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- EMのロールを分解
- 技術的な専門性を持つ技術リーダーを設置 → 技術的な相談、検討を分散
- 評価体制の変更 → エンジニアの評価は技術リーダーに委譲
- Engineering Officeの立ち上げ → 採用・キャリア形成などを引き受ける専門チームを設置(人事領域に強いEMが掌握)
- プロセスマネジメント職の設置 → プロジェクトマネジメントに関するあれこれを引き受ける専門チームを設置(PMO的なロールか?)
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- [NOTE]
- 元々EMに集約されていたロールをそれぞれ専門的なチームに委譲している
- 組織が大きくなれば必然的に専門職をおいた官僚制に移行するものである
- 一方で、部署ごとの意識のすり合わせや調整が増えて意思決定の速度が落ちたり、それぞれの部署の保身で物事が進まなくなったりという懸念もある
(2022/01/04)