/note/tech
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- 見積もりをするという行為は見積もりの精度を高くすることが目的ではない → 見積もりは意思決定と信頼獲得の手段であって目的ではない。そこを忘れると「見積もりが精度が高い。ベロシティーが安定している!」ということに満足してしまう
- 意思決定 → タスクの作業量見積もることでリリースする機能の優先度を決定する。その為の材料が見積もりとその精度
- 信頼獲得 → 見積もり(予測)が正確で安定した生産性が出ていればステークホルダからあれこれ干渉されることもなくなる(心理的安全性の向上)
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- 見積もりによって失われるもの → 時間と心理的安全性
- 時間 → 見積もり自体のコスト、不確実性に起因する見積もりの失敗・手戻り
- 心理的安全性 → 見積もり失敗からくる不安・ストレス・相互信頼感の喪失
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- 見積もりのムーブメント
- ストーリーポイント見積もり
- 時間見積もり
- No-Estimates
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- チームが成熟すると見積もりという概念が必要なくなる → チームがプロダクトを十分に理解し、PdMと十分なコミュニケーションが取れていればいちいちタスク管理や見積もりなどせず、少人数で近くにいながら密な会話で暗黙知を感じながら開発を進めていける
(2022/01/10)