Linuxが失敗しているのはデスクトップだけです。Linuxデスクトップユーザーとして言えることは、Linuxがデスクトップ環境で失敗している唯一の理由は過大(過剰)な利己主義にあります。
distrowatchを見てみると、100種類以上のLinuxディストリビューションがあります。なぜこれほど多くのLinuxディストリビューションがあるのか、そして何がそんなに特別なのでしょうか?簡略化して説明してみましょう。
最初は主に3つのバージョンがありました。Debian、Fedora、Slackwareです。ここでは、物事をできるだけシンプルにするために、Debian の系統を踏襲していきます。
Debian は良いものであり、Debian は安定しています。しかし、Debian は堅牢であるが故に新しいものやクールなものが不足しています。そこで、開発者の中には軽量なLinux Knoppixに取り組み始めた人もいれば、より最先端のバージョンであるUbuntuに取り組み始めた人もいました。
Ubuntu は注目を集めました。しかし、多くの人はUbuntuのインターフェースが好きではありませんでした。だから、しばらくして、Ubuntuのほかに、Kubuntu、Lubuntu、Xubuntuが産まれました。
それから、より良いソフトウェアサポートを望む人もいました。そこで、彼らはUbuntu Studioを作りました。他の人は、それでも別のインターフェイスを望んでいたので、mintを作りました。もう一つは、すべてが好きだった人の中には、インターフェイスにてより良い色を望んでいたためZorinOSを作ったのもいました。Googleはもっとシンプルなものを望んでいたためにChromeOSを作りました。またMacOSに似たものにしたいと思っていたので、Elementary OSを作った人もいました。さらに、よりセキュアなものを望んでいたので、ParrotOSを作っりました。何人かの人はそれを全部嫌ったがために、Solus、Arch、その他何百ものものを作ったわけです。
時代が進むにつれ、共通の目標に向かって一緒に働くのではなく、全員が同じ問題を何度も何度も修正しなければならないため、この労働力は水増しされていきました。よって、以下のような不条理な図にたどり着ついてしまいました。
もしこの人たちが同じLinuxのディストリビューションで働いていたらと想像してみてみましょう。