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「エンジニア足りてない」は嘘

これまでフリーランスでいろいろやってきたけど

最近はフリーランス系で働く人が増えてきて案件がどんどん無くなってきている

フルスタックでなんでもこなすエンジニアとして業務に入ってるのでそれなりの報酬は頂いているのだが

その単価だと案件が目減りしてるのが現状

実際に業務に入れば満足頂いているのだが、そもそもの面談までありつけないっていうのが非常に多い

いろいろ事情を聞くと、どうやら単純に大手SIerとかの技術者レベルがだだ下がりしており

その理由は再委託先企業の技術者がフリーランスなり外資系なりに転職しているため、とのこと

一方でSIerのように中間管理しない発注元企業はフリーランスとの契約なんて出来るはずがなく

やるとしてもフルタイム希望みたいなのが多くて特に多数の案件をこなすフリーランスエンジニアからは相性が悪く

暇をしてる新人フリーランスとかが業務を奪うが、技術レベルが足りずに契約解除、みたいな感じらしい

つまり

再委託先企業「優秀なエンジニアが辞めていく」

発注先大手SIer「エンジニアが足りてない」

発注元企業「フリーランスは微妙な奴ばかり」

という感じで仕事もお金もあるのに空回りしているように見える

フリーランスの案件募集サイトを見て回った感じ、バックエンドもフロントエンドもやりますよ!系エンジニアの引き合いは常に高い印象。

ただまぁ、週5フルタイムで入ってくれという客が圧倒的(これはまぁ当たり前か)。

SIerがプライムやってる案件はそういうサイトに募集が流れてくることはあまり無いような気がする。

SIer側は取引口座を増やしたくない的な事情があるので個人事業主との契約は基本的にしないし、これまでの慣習通り付き合いのある再委託先に募集を依頼する方が担当者も楽だし、と。

更に言えば、大して面白くもない上に制約も多いSI屋案件に入りたがるエンジニアが減った(他の戦場を選べるようになった)ということだろうか。