チームで計画をたてる
はい ガントチャート
この依存症にかかっている人がものすごく多い
ガントチャートは切れ味鋭いツールだが使い方を間違うと大怪我する
ガントチャートが機能していないチームは、それが成立する前提条件を考えないと何度でも失敗する
また 困ったことにガントチャート命の人は、成立する前提条件ではなく、管理の方に関心が向く
稲妻線だ
細かく進捗チェックだ
となり
閉塞感を醸し出す
みな守りに入って決められたことだけを行い
問題よりも期日優先になる
...
毎度同じコースを辿る
機能するための前提条件に着目しよう
ガントチャートの精度を決める条件
・その人はそのタスクをその期間で実現できるスキルがあるか
・そのタスクは何に依存しているか
・そのタスクの分割粒度は適切なのか
(依存関係を見通せる粒度か)
・適切なタスクを見通せる時間範囲はどこまでか
それを超える期間の計画を立てているか
・計画を見直すタイミングがあるか
~~
精度の低いガントチャートにもとづいて管理を強化しても副作用しかもたらしません
前提条件
そのガントチャートの精度を確保できる範囲を明確して、その範囲だけで管理を行うための条件になります
例えば
あるチームが正確なタスクを洗い出せるのが1週間であれば1週間のガントチャートが前提条件と考えます
大抵そうなると
そんな短期のガントチャートが使えるか となります
そこで
そもそもそのガントチャートで何を明らかにしたかったんですか...
そこから本当の計画の議論がはじまり
チームとしてどうどう進めないといけないのか
という本質的な議論につなげていきたいと考えています
結局のところ、顧客が知りたいのは「いつ終わるのか?」であるが、ソフトウェア開発はそこを確定することが難しい