これまでは1989年に登場したIntelの486プロセッサもサポートされていたのですが、次期Linuxカーネルでサポートが打ち切られるかもしれません。
コンシューマ用のWindowsでは2000年のWindows Meを最後にサポートが打ち切られたものの、Linuxカーネルは486プロセッサのサポートを継続中です。
しかしながら、Linuxカーネルの創始者であるリーナス・トーバルズ氏は最近、486プロセッサのサポートを打ち切りたいとメーリングリストに投稿しました。
486プロセッサを使っている人には長期にわたってメンテナンスが継続されるLTS版のLinuxカーネルの使用を求め、Linuxカーネル6.2で486プロセッサのサポートを打ち切りたいとのことです。
486プロセッサの先代である386プロセッサのサポートは2012年に終了しています。
今のところメーリングリスト上ではサポートを打ち切っても問題ないという意見が出ており、特殊用途をのぞいて486プロセッサを使い続けている人も少ないでしょうから、この提案が実行に移される可能性は十分にあるでしょう。