私がAndroidに見切りをつけている理由、それはまずOSバージョン問題です。Google謹製以外の端末は長くて2年、下手するとたった1年でサポートが打ち切られます。セキュリティ問題はそのまま放置。10歩譲って数万円の端末なら諦めも炊きますが、10万円近い、あるいはそらより高価な端末のサポートが
これでは、あまりにお粗末です。古いOSバージョンが残り続けている市場では、アプリ開発にもその制約を受けます。未だに物理的な戻るボタンに対応しなければなりません。また多種多様な液晶に加え、遅延のでかいサウンド再生端末もあり、開発サイドとしては最大公約数的な仕様で制作になります。
あと、期待した Android Auto は、Google と一部のメーカーにしか全ての API を公開せず、はっきり言えばつまらない対応に留まっています。今は少しずつ公開しているそうですが、なぜそんな出し惜しみのような事をしているのか。モノがクルマだけに…というのなら、自社制作アプリも同じ事が言えます。
結局、突き詰めていくと Andoird 端末が、というよりも、Google の思想が気に入らなくなったと思っています。だったら、割り切って閉じた環境に徹している Apple 端末の方がマシと現在は思っています。これなら全ては純正端末です。
最近は Apple も多種多様にはなっていますが、Google のそれとは比較になりません。結果、iOS 対応アプリの方がより洗練された実装になります。
以上が私の感想です。
元々スマホは3-4万円ぐらいの価格設定の商品として想定されていたように思える。高級機が5-6万ぐらいみたいな。
で、それを2-3年で次々乗り換えていくような消費スタイルを前提にサービスが設計されていたように感じる。
Googleアカウントに全てを統合して新しい端末でもスムーズにデータ移行ができるなんてのはその象徴。
ところが、様々な理由(半導体不足、端末の高性能化要求、ニーズの多様化etc...)で端末自体が高価格化した結果、元々想定していたものとは違うものになりつつあるというのが問題の元凶とでもいうか。
そんな消費スタイルの想定自体に問題があるだろという議論も当然あるのだが。