/note/tech

第752回 RISC-VのシングルボードコンピューターであるVisionFive 2を使ってみる

Raspberry Piクラスの価格とサイズやペリフェラルで、そこそこの性能のSoCが載ったシングルボードコンピューターが欲しいという要望(わがまま)を満たす製品が出だしたのが、だいたい昨年くらいからです。Arm系のSoCでも知られているAllwinnerや、前述のM5StickVを作ったSipeed、そして今回のStarFiveなどがメーカーとしては有名で、今後は他にもいろいろ出てくることでしょう。名前をあげたメーカーの製品に関しては、Ubuntuがサポートしているものもあります。

今回紹介する「VisionFive 2」は、中国のStarFive Technologyが作っているRISC-Vボードです。クラウドファンディングで資金を集め、現在では無事に一般販売が開始されています。性能は純粋に周辺機器だけ見れば、Raspberry Piに勝るとも劣らない性能を備えており、それがAmazonでも4GiBモデルなら12000円程度、8GiBモデルでも15000円弱で購入できます。