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世界を変えるはずだった「デザイン思考」はどこで間違ったのか

この記事の中には、元IDEO社のデザイナー、George Ayeのストーリーが語られています。彼は現在、NPOの仕事しかしていません。新たな知識やアイディアを提供するのではなく、顧客が既に持っているアイディアを、いかにより良いものにしていくかを考え、必要なリソースを得たり、関係各所との調整を支援します。そして、プロジェクトがうまく行くのを見届けて静かに立ち去ります。現場にいる人が舞台の中央に立っていなければ、それは “profit-centered design” に過ぎない、と彼は言っているそうです。

この考え方は、デザイン思考に限らず、コンサルティング会社など専門知識を支援するビジネス全般にあてはまるのかもしれません。心に留めておきたいと思います。