Ryan Brewer氏は、「SaberVM(Saber仮想マシン)」を1月18日(現地時間)に発表した。
SaberVMは関数型言語のコンパイラバックエンドで、さまざまな用途での実装が可能な抽象スタックマシンであり、クロージャ変換およびホイストされたCPSコードを取り込んで実行するか、AOTがネイティブバイナリにコンパイルして実行される。
malloc/freeスタイルの内部メモリ管理システムを備えたアリーナであり、寿命が終了するとアリーナのように解放されるリージョンと、引数を受け取らず実行に失敗した命令がプログラムをクラッシュさせることなく、例外ハンドラにジャンプする例外という、2つの主要なシステムによって構成されている。
SaberVMでは、安全性、表現力、移植性、信頼性を目指しており、全体的には約半分の実装が完了しているという。