当時、jQueryは「サイズが大きくてパフォーマンスが悪い」ものとして厄介払いされようとしていました。 bundlephobiaによると[3]、ミニファイされたjQueryのバンドルサイズは85.1kb、GZIPされたものは29.7kbです。読み込みまで遅い3G回線なら0.59s、4G回線でも34msかかるそうです[4]。
現在いちからWebサイトを作ろうとするなら、フロントエンド開発者ならNext.jsなり、RemixなりReactのフレームワークを立ち上げて作るでしょう[5]。しかし、そうするとなんと、10年前のJQueryをCDNで読み込んだサイトと似たような問題を抱えることになります。 Reactは「サイズが大きくてパフォーマンスが悪い」です。
Reactを使うときはreact-domを一緒に使います。bundlephobiaによると[6]、ミニファイされたreact-domのサイズは130.2kb、GZIPされたものは42kbです。読み込みまで遅い3G回線なら0.84s、4G回線で48msかかるそうです。
この記事を書くために調べてちょっと驚きましたが、ReactはjQueryよりも重いのです[7]。