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Reactを使ってプロダクト開発している開発者だけでなく、マネージャにも読んでほしい「Fluent React」

チームでReactを使って開発していると、コードレビューをする際に、「この書き方はしない方がいいが、それを説明するには800文字くらい必要。図も描きたい。でもそれらを準備する時間はない。」ということが度々ありました。

また、フレームワークやライブラリの技術選定をする際、マネージャに「どうして技術選定が必要なのか」を説明する必要がありました。ROUTE06のマネージャはエンジニアリングへの造詣が深い方が多いので、対立構造になることはありませんが、説明するためには1000文字くらい必要で、やはり図も描きたい。時間はない。と同じ気持ちになることがありました。

参考情報として紹介できる情報がないか探してみると、「とりあえずこうすればOK」というベストプラクティスについては検索エンジンやSNSですぐに見つかります。ただ、どうしてその方法がベストプラクティスなのか、仕組みや原理を説明している情報は少なかったり、前提する情報が多く、そのまま紹介するのは難しいことが多かったです。

余談ですが、もちろんベストプラクティスを使うことは悪いことではないと思っています。ただ、「ベストプラクティスだから」というという理由で仕組みをわからずに使っていると、前提となる状態が変わった時に判断を誤ることがあります。

Oreillyから出版された「Fluent React1」は、そういった状況に対して、役立つ情報を提供してくれると感じたのでこのブログで紹介します。