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脳に収まるコードの書き方

ソフトウェアは複雑さを増すばかりですが、人間の脳は限られた複雑さしか扱えません。ソフトウェアが思い通りに動くようするには、脳に収まり、人間が理解できるコードを書く必要があります。

本書は、拡張を続けても行き詰ることなくコードを書き、複雑さを回避するための実践的な方法を解説します。最初のコードを書き始めるところから機能を追加していくところまでを解説し、効率的で持続可能なペースを保ちながら、横断的な問題への対処やトラブルシューティング、最適化を行なう方法を説明します。自分のチェックリストからチームワーク、カプセル化から分解、API設計から単体テストまで、ソフトウエア開発の重要な課題に対する考え方やテクニックを紹介します。サンプルプロジェクトで使うコードは、Gitリポジトリの形で入手でき、試しながら学べます。

有効に機能するプロセスを選び、効果のない方法論から脱却する方法。チェックリストを使うことで、すでに持っているスキルを活用する方法。アプリケーションのバーティカルスライス(ひとつの機能をUIからバックエンドまで一通り実装したもの)を作成しデプロイすることで、分析による停滞から脱却する方法を学びます。さらに、コードの腐敗や不必要な複雑さにつながる要因を避ける方法、コードの振る舞いを変更するためのテクニック、コードの問題を迅速かつ効果的に解決する方法について解説します。

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