最近、社内外からマネジメントの相談を受けることが多くなりました。
「どうすればマネージャーになれますか?」と「どうすればマネジメントができるようになりますか?」の2つが多いです。
結論、知らんし、わからん。です。
ただ、自分なりに2つの真理があります。
1. マネジメントに最も必要なスキルは胆力。
2. 人は、自分が受けたマネジメントしか他人にできない。
色々見えるようになってきてわかったのは、マネジメントの仕事っていうのは、定量的に見るとチームのKPIの達成ですが、実際にはその達成のためにこういう感じのことをする仕事のことなんだと思う。
放置できない問題であれば、首も手も突っ込んで自分で動かす。他人の失敗が原因だったとしても。
歪みのない完璧な状態はいつだってないって前提で歪みに正面から向き合ってなんとかする。歪みを嘆くだけにしない。
思い通りに他人が動いてくれたら奇跡くらいの気持ちで全体のバランスをとる。他人が思い通りに動くと思ってるのは娘(4歳)だけで十分。
間違ったときは、「ごめん、私が悪かった」って言う。しょうもないプライドは捨てる。
厳しいことちゃんと厳しく言う。言える距離感を保つ。
部下を守る。自分の立場や周りからどう評価されるかとかは後回し。
数字と正しい言葉で話す。それっぽい雰囲気でうやむやにしない。
最後に、「どうすればマネージャーになれますか?」と「どうすればマネジメントができるようになりますか?」の2つに答えて終わります。
どうすればマネージャーになれますか?
マネージャー = 役職(ラベル)であればアサインされたらなれます。
マネージャー = マネジメントの仕事をする人であればマネジメントができるようになればなれます。
どうすればマネジメントができるようになりますか?
あなたがなりたい姿のマネージャーと一緒に働くか、経験豊富なマネージャから学ぶ機会を持って、セルフフィードバックサイクルを続ければできるようになります。
(私は今でも師匠にサウナでよく相談します)