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Linuxのシェアがじわじわと伸長。デスクトップ向けOSでシェア5%の大台到達も間近?

デスクトップ向けOSでLinuxのシェアがじわじわと伸長していることが判明し、一部界隈で話題になっている。

これはStatcounterの調査によるもので、2024年8月のデスクトップ向けOSのシェアにおいてLinuxは4.55%と、前年同月の3.18%から大きく伸長しているという。もともとデスクトップ向けOSはWindowsが圧倒的に強く、直近1年では常時70%前後をキープ、2番手のmacOSはここ数カ月は15%前後へとやや低下傾向にある。3番手にあたるLinuxは、全OS中のシェアこそ低いものの堅実に伸びており、これは10年前(2014年8月)の1.38%からすると約3倍。背景にはLinuxベースのSteamOSの好調などがあるとみられるが、この傾向が続けば近い将来に5%台に到達するのも確実な状況だ。海外メディア「Tom's Hardware」はこうした状況について、Windows 10のサポート終了が迫る一方で、ローカルアカウントでのWindows 11のインストールが困難になっていることや、TPM 2.0非搭載によりWindows 11へのアップグレードが難しくなっているPCが存在することなどが要因にあると分析している。