■ はじめに
本記事の内容は数年前の状況で、現在は修繕されている可能性があります。
また、入社希望者を止めたり、Cygamesの各ゲームタイトルへのイメージを下げる目的はございません。
Cygamesは企業イメージを落とさないよう社員による内部情報の漏洩やSNS投稿等にかなり厳しく網を張っています。
特定されたらどうなるのかが怖くて、離職から数年間は何もせずただCygamesのCMを目にする度に軽いPTSDを発症していました。
現在、労働中に患った軽度な精神疾患が元となり精神障害へと発展した為、本記事を書こうと決めました。
■ 最初の部署でのセクハラ行為
私は開発エンジニアとして所属しました。
まず初めに所属した部署で、上長からセクハラ行為を受けました。
- 懇親会で使うお店の下見をしたいと言って2人きりで飲食させられました。
→その時私は所属から1週間程度だった為、断ることが出来ませんでした。
- その後も飲み会に誘われると何故か2人きりだったり、その場で「つい最近まで私と同じ年頃の女性と不倫していた」という話をされました。
- 泥酔した上長から「俺、お前の事が可愛くて堪らないんだよ」と言われました。
- 年末年始休暇中にプライベートな内容のLINEを送られました。
→部署内のLINEグループがあるとのことで所属して直ぐにLINEを登録していました。
- 飲み会の翌日朝、私の個人LINEに「昨日は楽しかったね。飲みすぎちゃったから、今日はサボっちゃうね」と送られ、その後送信取消をされました。
- 色々な飲み会に誘われ、中には下ネタばかり話している会もありました。
これらを人事に相談したところ、私が別の部署へ異動となりました。
■ 他部署のマネージャーからのセクハラとパワハラ行為
- 開発スケジュールの相談をしに行った際、「私の部署の上長と話がついてるから」と言い、取り合ってくれませんでした。
- 私の呼び掛けを無視し、会議で私がまるで居ないように会話していました。
- 高圧的な態度を何度も取られ、私が耐えきれずその場で泣いてしまうこともありました。
- 懇親会の後、空がまだ明るかったので、「ラブホ行って朝帰りしたみたいだな」と私の方を見ながら発言しました。
これらを人事に相談したところ、この方は降格処分となりました。
→私の他にも複数人から訴えがあったようです。
■ 異動後の部署でのパワハラとモラハラ行為
- 全体朝礼の場で、PMが、特定の個人が過去に起こした過ちを何度もネタにして馬鹿にしていました。
- リリースされた箇所に実装ミスが発覚した際、PMがエンジニアリーダーに対して「原因が分かるまで帰るな」と命令し、リーダーを含め複数人が徹夜をしていました。
翌朝出社した際、まだ原因が解明出来ておらず、疲弊しきったリーダーが謝罪していました。
- リリースされた箇所に実装ミスが発覚した際、PMがエンジニアリーダーに対して「誰が実装したんだよ?そいつがこのバグのせいで損失した金を払ってくれるんだろうな?」とエンジニア全員に聞こえるほどの大声で叱責していました。
→私はこの時の怒声を今でも鮮明に覚えており、若干のトラウマとなっています。自身がリリースする際にかなりのストレスを感じていました。
- エンジニアリーダーはその後体調不良で遅刻や欠席をされることが多くなりました。
- 労働時間外の深夜や休日でも、不具合が発生した場合すぐに修正しないといけない為、夜眠ることが怖くなったり、休日も落ち着いて心を休めることが出来ませんでした。
→エンジニアリーダーと食事をした際、リーダーは会話中でもApplewatchに通知が来る度すぐに開いて確認しており、常に緊張状態にあるようでした。
- プランナーリーダーと機能実装の相談をする際、私を小馬鹿にしているように鼻で笑ったり、強い口調で常に威圧的な態度を取られました。
→私はこれをきっかけに一過性の鬱状態となり、その方と話した後にトイレで嘔吐したり、一時他人と話すことが出来なくなり、別室で作業をするようになりました。
その後、そのプランナーリーダーと関わらない部分の実装を担当するようになりましたが、鬱状態が治らず、限界がきて離職する運びとなりました。
■ その他
- エンジニアマネージャーは一日中YouTubeで釣り動画を見ていました。
- 社内部活があり、私はダーツ部に入部したのですが、テキーラを何十杯と煽られ急性アルコール中毒になり入院しました。
■ 最後に
今や他社のゲームも盛り上がっておりあまり目立たなくなりましたが、一時期はウマ娘やゾンビランドサガ、グラブル等の広告や話題が街中・TVCM・SNS等で目にすることが多かった為、その度にフラッシュバックして嫌な気持ちになる事が多かったです。(現在進行形)
このせいで佐賀県に個人的な苦手意識が芽生え、大好きなお笑いのキングオブコントでスポンサーとなった時はショックを受けました。
以上がCygamesでの労働体験のうち黒い部分です。
1人でも多くの人が幸せな環境で働けること、またブラックな労働で壊れてしまった心が治りますようお祈りしています。