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技術書をスポンジのように吸収する方法

■ ステップ1:まず章をざっと眺める

目的:章全体の内容を把握する。

方法:詳細には読まず、ページをパラパラとめくる。写真・見出し・グラフ・図表に目を通し、長さ/テキストと図の配分/目立つ要素をつかむ。

■ ステップ2:章末のクイズを先に読む

目的:その章が教えようとしていることを理解する。

方法:本文に入る前に、章末のクイズや要約質問を確認。著者が重要とみなすポイントを先に把握して、読む目的を明確にする。

■ ステップ3:太字だけを読む

目的:重要概念と章の構成をつかむ。

方法:章頭に戻り、太字(タイトル/小見出し/トピック見出し)のみを拾い読み。主要な概念と流れの骨格をつくる。

■ ステップ4:各段落の最初と最後の文だけを読む

目的:各セクションの概要をつかむ。

方法:再度ざっと流し読みし、各段落の第1文と最終文だけ読む。段落の要点を短時間で押さえ、章全体のマインドマップを頭の中に形成。

■ ステップ5:章全体を読む

目的:章を詳細に理解する。

方法:ここで初めて通し読み。すでに全体像と重要点を知っているため、集中と選択が効く。重要箇所はメモや余白ノートに要点・疑問・関連知識を書き出す。

■ ステップ6:復習と繰り返し

目的:繰り返しによる記憶の定着。

方法:ノートやハイライトを定期的に見直す。翌日・1週間後・1か月後と、間隔反復で復習すると効果的。