デジタル庁は9月26日、アクセンチュア(東京都港区)を、同日付で新規契約から外す「指名停止」の対象にしたと発表した。26年1月25日までの4カ月間、同庁が行う入札や契約に参加できなくなる。
アクセンチュアは、デジタル庁から2024年4月1日付で「情報提供等記録開示システム」の設計・開発や運用業務を受託。この他、2023年度以前も同様の契約案件を受託していた。いずれも複数の企業に再委託していたが、再委託に当たり同庁への申請が必要だったにもかかわらずこれを行わなかったという。同庁はこの行為を「不正又は不誠実な行為」に当たると判断した。